こんにちは!
武田塾大宮校です。
いよいよ春本番。
新学期にもそろそろ慣れてきたころでしょうか?
受験生にとっては基礎固めの時期。
英単語や英文法に忙しく、
社会にはなかなか手が回らないという
生徒さんも多いのではないでしょうか?
そこで今回は日本史・世界史の勉強法
をご紹介していきます。
日本史・世界史どっちがいいの?
結局世界史と日本史どちらを選べばいいの?
とお困りの方も多いはず!
まずは科目の特性からお話していきましょう。
日本史
日本史は縄文のころから
現代までの日本の歴史を学ぶので、
範囲が狭い分膨大な量の暗記が求められます。
一言でいえば、”狭く・深く”です。
例えるなら一人の人生を
深く追うドラマのイメージ。
大河ドラマや朝ドラが近い。。。。?
世界史
世界史は外国の歴史を学びます。
範囲が広い分、問われる知識の深さは浅いです。
一言でいえば”広く・浅く”です。
また出来事は有名なものが多いので
勉強していて楽しいというメリットもあります。
また、現在につながる諸問題の根源も学べるので
大学に行ってから役立つ知識もある、、、かも?
日本史・世界史の違い
日本史は漢字が多くて世界史はカタカナが多いから
漢字苦手な人は世界史にしたほうがいいよ~
という無責任な発言を時々耳にしますが
これには少し落とし穴が。。。
というのも世界史にも中国史という範囲があり、
漢字が問われる分野があります。
日本史に比べ漢字が少ないことは事実ですが
安易に飛びつくのは危険でしょう。
また、世界史は外国のことを扱うので
多少なりとも地理の分野の知識や
外国の現在の情勢などが少しわかっていると
アドバンテージとなるでしょう。
ちなみに英語の得意不得意は
全く関係ないのでご安心ください。
結局どっちを選ぶべきか?
日本史は世界史より若干暗記量が多い反面
日本のことを中心に覚えていくので
一つのことに集中して覚えられる人に
おすすめです。
世界史は世界全体が範囲なので
おぼえることが多そうな
印象ですが、
覚えるべきことがらの
複雑さが低く記憶力より
理解力が問われる科目です。
いろんなことに興味を持つ
好奇心旺盛な人におすすめです。
しかし、
日本史も世界史も
科目としての難易度は同じで
勉強の仕方は歴史を勉強する
という点については同じなのです。
日本史・世界史の勉強法
このように違いのある両者ですが
勉強法に関しては一致している
部分が多いです。
それでは見ていきましょう。
流れ
歴史を勉強する上で変わらないものは
時代。
例えば奈良時代の後に
平安時代が来る、
江戸時代の後に
明治時代が来るといったように
時代の流れは変わりませんよね?
絶対に変わらない時代を基準に
歴史を見ていくことによって
構造的に理解することができるのです。
流れが重要という言葉をよく耳にしますが、
この”流れ”の言葉の意味と
重要性を理解していただけましたか?
インプット・アウトプット
インプットとは知識を入れる作業。
講義系参考書や資料集は
知識を入れるための参考書です。
参考書を読み、知識を蓄積していきます。
アウトプットとは
問題集を解く作業。
講義系参考書や資料集で
インプットした用語を
覚えているかの確認を
このアウトプットを通して行います。
この両方の作業を繰り返し行うことが
日本史・世界史の基本的な勉強法となります。
講義系参考書を
読むのに集中し過ぎること、
問題集を解きっぱなしにすること、
どちらかに勉強が
偏ってしまう生徒さんが
多いように感じます。
大切なことは両方のバランスをとることです。
知識の整理
それではこのインプット・アウトプットの
バランスはどうとればよいのでしょうか?
インプットして得た知識を
アウトプットで確かめるという作業の間に
知識を整理するという
工程を入れるようにしましょう。
これは単純なインプットとは違い
アウトプットの部分で
足りなかったことを考え
得た知識を
もう一度体系立てて入れなおす作業です。
アウトプットで間違えた問題やインプットの段階で足りなかったもの、
より難易度の高い単語が出てきたときなど、
その段階で持っている知識と関連付けて整理しなおしていくことが重要です。
身に付けた知識を使いこなせるようにしましょう。
例えば具体的にはノートに書きだしてまとめることや、
講義系参考書に解けなかった問題の答えをメモする、
線を引いていくなどをやっていくとよいでしょう。
インプット→アウトプット→知識の整理
という流れで取り組んでいきましょう。
歴史は木のように覚える!?
木はどのように生えるでしょうか?
太い幹が枝を支え、枝には葉が生い茂る。
この木のように
知識を体系的に整理し、
テストで使える知識に仕上げていきましょう。
流れを掴むとテストで思い出せる!?
まず、先述の通り、流れの把握が歴史の勉強において最も重要です。
これは木で言うところの幹に相当します。
しっかりとした基礎を作ることでたくさんの用語を
暗記する下地が整います。
流れを把握しないでつけた知識は、思い出すきっかけが少ないので
テストで思い出せずに役に立たない危険性があります。
流れという基準があるからこそ
膨大に用語を覚えることができ、
思い出すことができるのです。
重要用語から芋づる式に覚えよう!
次に、重要な用語を覚えること。
日本史においては天皇や摂関家、将軍など時の権力者をまず覚えましょう。
これは木にとって枝に相当します。
この権力者たちを追っていくと必ず流れを追いかけなくてはいけなくなり、
周辺の用語も覚えざるを得なくなってきますよね?
自然と用語が入ってきやすくなるはずです。
暗記の回数を減らせ!
流れや重要用語に付随する用語は用語同士を
大きな塊とみることもできるようになる。
記憶する回数を減らすことができます。
回数が減ると量も減ったように錯覚し暗記がしやすくなり、
より多くの用語を覚えることができるのです。
一問一答形式は葉っぱ。
最後に一問一答形式の問題を解けるような知識をつけていきましょう。
これは木にとっての葉っぱと同じです。
木にとって葉っぱは光合成をする器官、重要な場所となります。
しかし、幹がしっかりしていて枝が折れないように丈夫であって
初めて葉っぱはその役割を全うできます。
歴史を覚えていくうえでも同じことなのです。
流れがわかっていて、なおかつ重要人物や出来事がわかっていて
初めて詳しい知識の一問一答形式の問題を根拠をもって答えることができるのです。
体系立てて覚えていくことで知識も整理でき
解答をスムーズに出すことができるようになります。
むやみやたらに一問一答を繰り返しては確かな力はつきません。
まとめ
・流れを把握し重要単語を覚える。
・一問一答は流れを把握してから。
・インプット→アウトプット→知識の整理
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