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過去問のおすすめの使い方~各時期に合わせた勉強法~

皆さんこんにちは!大久保駅から徒歩1分の武田塾大久保校の講師Hです!

過去問の使い方

 

今回は、過去問のおすすめの使い方を紹介していきたいと思います!

夏休みなど長期休暇が始まると、これまでよりも自由に使える時間が増え、受験生は過去問に手を出したくなってくるかと思います。

そこで、夏休みが始まる前に、どの時期にどの程度やるかなどについて書いていきたいと思います。

 

 

おすすめの過去問の使い方の概要

おおまかな計画

夏休み

夏休みの宿題をやる女の子のイラスト

夏休みの初め頃に、自分が受験する可能性のある大学と共通テストの最新の過去問を一度解いてみるのがおすすめです。

受験勉強はまず相手(試験)の傾向を知ることから始めた方が、そのあとに勉強がしやすくなったり、自分の現状や特に力を入れるべきところを把握できるので、効率が上がると思います。

二学期

平日は赤本などは用いずに、自分に足りない部分を補強したり、得意を伸ばすことに集中し、休日に受験する可能性のある大学の過去問を一年分解くということをおすすめします。

また、試験時間に慣れていくために、本番と同じ時間で解くというのも大切だと思います。

冬休み

「冬休み」のイラスト文字

冬休みなると、共通テストまでの日数が随分となくなってきているので、共通テストの過去問を集中的に解くことをおすすめします。

問題形式や時間配分に慣らしていくこと、2日で行われる共通テストのハードスケジュールに耐えられる精神力や集中力、体力もこの期間で鍛えていくことが大切です。

共通テスト後

日めくりカレンダーのイラスト

共通テストが終わると、自分の志望校の二次試験や一般入試に向けて、志望校の過去問を積極的に用いて勉強していくのがおすすめです。ひたすら志望校の試験の形式や問題に慣れていきましょう。

 

それぞれの時期別のポイント

夏休み

データ分析のイラスト

この時期は一度過去問を用いることで、試験の形式や傾向を知り、自己分析をしましょう。

いくら受験において夏休みが大切といっても、ここで焦って過去問をたくさん解いても、基礎がなっていなければ全く歯が立たず、自信を失ってしまうだけです。

なので、夏休みは過去問で傾向を知る程度にして、残りは基礎固めに時間を取った方がより時間を有意義に使えるのではないかなと思います。

二学期

勉強のイラスト「テスト勉強・男の子」

夏休みと違って時間が大きく制限されてしまうので、平日はあまり志望校の過去問にこだわらずに、様々な問題に触れて自分の苦手なところを重点的に勉強したり、自分の得意を伸ばすために時間を使った方が良いでしょう。

しかし、冬休みのために過去問をもったいぶって結局触れられる過去問が減るのももったいないので、休日は過去問を解いてみるのも良いと思います。

そして、過去問を解くときは最初は時間をかけても構いませんが、徐々に時間を測って取り組むようにして、試験に慣らしていく方が良いと思います。

冬休み

メモ帳のイラスト(文房具)

いよいよ共通テストが近づいてき、どんどん過去問に触れていく時期です。この時期に私が実際に行っていた勉強方法は、一日で9教科の共通テストの過去問を一年分解き切るということです。

共通テストは2日間で行われますが、自分が思っているよりも緊張などによって、体力や集中力が削られていきます。しかし、この勉強法をしていたことにより、私は本番当日に疲れながらも集中力は保つことができました。

一日中過去問を解くのは本当にしんどくて辛いですが、それに耐える精神力も鍛えられるので、長時間勉強をし続けることが苦手な人はやってみると良いかもしれません。

そして、この勉強法で最も大切な工程は、すべての過去問を解き終わった一日の最後に、間違えた問題をノートなどにまとめることです。

きれいなノートを作る必要はありませんが、試験前のちょっとした見直しなどで大いに活用できるので、間違えた問題はまとめておく方が良いでしょう。

共通テスト後

テストを見て喜ぶ生徒のイラスト(女子学生)

共通テストが終わったら、ひたすら二次試験や一般入試の過去問を解きましょう。

恐らく共通テストを乗り越えたみなさんは、ある程度苦手は克服し、重点的にひたすら何かについて学ぶという工程は終えているかと思います。

なのでこの時期には、赤本をたくさん解いて問題に慣れていきましょう。

また、国公立大学の二次試験では、多くの大学が記述式の試験を課しているかと思います。

その場合、学校の先生や塾の先生に添削してもらうのも大切だと思います。

もちろん解答はあるので自己採点もできなくはないですが、記述問題の場合は第三者の有識者に見てもらえる方が、新たな視点を得ることもできるので、自己採点より正確で良いでしょう。

過去問はどれくらい解くべきか

共通テスト

試験会場へ向かう学生のイラスト

まず、大前提として共通テストの過去問は年数も少ないので、練習として全部解いておいた方がいいでしょう。

そして、それだけでは年数が少ないので、私はセンター試験の2014年までさかのぼって解いていました。

もちろん問題の傾向は変わっていますが、やっておいて損なことはないので、なるべく多くの問題に触れるためにもセンター試験の過去問も解いてみるのも良いと思います。

しかし時間がない時は、英語の発音問題などは飛ばして、主に最後の方の長文問題を解いていました。

明らかに傾向が違う問題は自分で取捨選択するのもありかと思います。

また、本によっては試行調査の問題が載っているものもあるので、問題があるならば解いてみた方が良いでしょう。

私立の一般入試

試験を受ける人のイラスト(男性)

国公立が第一志望の人は、そこまで私立の一般入試対策に時間をかける必要はないとは思いますが、最低3年分ほどは解いておいた方が安心だと思います。

大学によって形式や傾向が違うので、ある程度慣れておく必要があるからです。

そして、私立を志望校にしている人は10年以上解いておくと安心だと思います。間違えた問題だけでも二周できるようにはした方が良いでしょう。

国公立の過去問

テスト・受験のイラスト「試験中の女子学生」

私立を志望校にしている人と同じく、第一志望の大学の過去問は10年以上しておいた方が良いでしょう。

私は、途中までもったいぶってしまい、結局英語と数学は9年分しかできませんでした。ペース配分を考えて、ここまでやれば自信が持てるというところまでは確実に終わらせた方が良いと思います。

時間がかかり大変かと思いますが、試験当日に安心して受けられると思います。

 

 

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