皆さんこんにちは!大久保駅から徒歩1分の武田塾大久保校の講師Fです!
今回は、私が実際に11月の共通テスト模試で101点から共通テスト本番で152点まで上げた共通テストの国語について紹介していきます!
共通テスト国語の形式について!
共通テスト国語では80分で
第一問:評論
第二問:小説
第三問:古文
第四問:漢文
の大問4題からなる構成となっています。
単純計算で大問一つあたりにかけることができる時間は20分
さらに共通テスト国語で忘れてはならないのは1問あたりの配点が高いものだと8点もあるということです
共通テスト国語のオススメの解き方!
共通テスト国語では限られた時間で正確に解いていかなければなりません。
そこで私が行っていたおすすめの解き方が3つあります。
①問題を先に読め!
私は共通テスト国語を解くうえで必ず行っていたのが問題の先読みです。
問題を先に読むことによるメリットがあります。
①登場人物を知ることができる
問題文を先読みするだけで登場人物が誰か、また関係性までわかることがあります。
②どんな文章かの概要がわかる
問題文を先読みするだけで文章の大枠を理解することができます。
②解く順番はこれだ!
結論を先に言うと解く順番は 漢文→古文→小説→評論 です。(小説と評論は自分の得意な方から解いても○)
時間配分は漢文15分、古典15分、小説25分、評論25分、を基本として解いていきます。
漢文を先に解く理由は、短時間でかつ高得点を狙いやすいからです。漢文は基礎的な知識があればほぼ確実に高得点を取ることができます。
次に古文を解く理由は漢文の次に高得点が狙いやすく、さらに漢文を解いたことによって古文が解きやすい脳になっているからです。漢文を書き下し文にして読んでいくと
古文の文章のようになり自然と古文が解きやすい脳になっています。
小説と評論は正直、得意な方から解いたら良いと思います。漢文古文と解いてきて現代文を読んでいく脳に切り替えていかなければならないです。そのため自分の得意な方から解いていくことで切り替えを早くしていくことができます。
③選択肢は消去法→選択法の順番で選ぶ!
最初に消去法では明らかに問題に沿ってないあるいは本文に書かれていないものを減らしていきます。次の選択法では消去法で消去されなかった選択肢の中で選んでいきま
す。ここで重要になってくるのが、似ている選択肢が出てきたときです。こういうときは基本的に選択肢が本文の言い換え語句、例えば本文で馬鹿にすると書かれていて選択
肢では嘲ると書かれている、に注目することで正しい選択肢を選ぶことができます。
私が行った大問ごとの対策について!
①評論の対策
まずは第一問の評論の対策についてです。
評論では絶対に落としたくないない問題があります。
それは問1の漢字の問題です!
漢字の問題は漢字がわからなくても意味から考えることもできるので10点をしっかりと取りに行きましょう!
次に評論を解く上で大事なことは線を引くことです。
ただむやみに線を引くのではなく、反復語句や言い換え語句、筆者の主張、回答となる根拠の位置に線を引くことです。
反復語句と言い換え語句はその本文において、キーワードとなる言葉です。重要になってくるので抑えてて損はないでしょう。また筆者の主張は、問題になることがほとんどです。しっかりと抑えて読んでいきましょう。回答となる根拠の位置は見直しの時間ができた際、解答の根拠の位置を早く見つけ、回答の吟味を素早く行うことができます。
最後に評論を解く上で大事なことは、自分の考えを持ち込まないということです。
評論の問題は、本文中に書かれていることを問う問題しかないので、自分はこう考えるなどの勝手な解釈を行わないことでより正確に解くことができるでしょう。また、なぜ~なのかの問題には必ず本文に~だからという根拠があるので前に言った線引きとともに正確に答えれるようにしましょう。
②小説の対策
はじめに、小説の問題では過去のセンター試験から出題されていた語彙を問う問題が2022年からなくなったということです。ただし、今後語彙を問う問題が復活する可能性は少なくないのでしっかりと備えておきましょう。また小説の問題は一問あたりの点数が非常に高いので、十分注意して問題を解いていかなければなりません。
まず、小説を解く上で重要なことは登場人物の感情の変化や、時系列、関係性に注意して読むことです。
評論でも言った線引きを小説でも、感情の表現や時間経過、関係性に引いていくことでより正確に解いていくことができるでしょう。また、情景描写には登場人物の感情を表しています。例えば、雨が降り出したり、夕焼け空が出てきたりすると、登場人物の感情を表していることが多いです。
次に、小説を解く上で重要なことは、筆者はこの小説を通して何が言いたいのか、いわゆるテーマを抑えるということです。この文章では、友情の大切さが書かれているのか、登場人物から読み取れる社会への考えを書いているのかなどを考えて読み解くことで文章の意味を取り違えることなく、読み取ることができるでしょう。
最後に、小説を解く上で重要なのは、起承転結の結の部分はどこかを把握するということです。
話のオチが分かることで文章全体の内容を把握することに繋がります。逆に話のオチを取り違えてしまうと、文章の内容が変わってきてしまいます。だから、起承転結の結の部分をしっかりと把握する必要があります。
③古文の対策
古文にも評論と同様、絶対に落としたくないない問題があります。
それは小問1.2の語彙問題と文法問題です。
小問1.2のみで22点もあります。語彙問題、文法問題は基礎的なことや文章内容から読み取ることができるので絶対に落とさないようにしましょう!
古文を解く上で重要なのは主語の移り変わりと感情の表現に注意して読むということです。主語を取り違えてしまうと敬意の方向が変になってしまったり、誰の言っている言葉かがわからなくなってしまい支離滅裂な文章読解になってしまいます。感情表現は読解問題でほぼ必ず出てきます。感情表現を取り違えると文章の意味が変わってしまうので気をつけて読みましょう。
わたしがおすすめしたい古文の参考書があります。
わたしはこの参考書を使って点数を伸ばしました!
④漢文の対策
共通テストの漢文は国語の中で一番満点を狙いやすい大問です。
漢文でも絶対に落としたくないない問題があります。それは小問1.2の漢字の意味を問う問題と書き下し文の解釈の問題です。
小問1.2で19点もあります。この小問では基礎的なことしか問われることはないので満点を狙いにいきましょう。
漢文で抑えるべきポイントは2つです。それは句法と重要語句を覚えるということです。漢文の共通テストはこの2つさえ抑えることができていれば、読むことができ問題を解くことができるのでしっかりと勉強しておきましょう。覚える句法は100~150程度、覚える重要語句は50~100程度しかないのでしっかりと勉強していきましょう!
またリード文には本文の読解を助けるヒントがたくさんあるのでしっかりと確認しておきましょう!
今回は以上です。
読んでいただきありがとうございました!
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