こんにちは!!大久保駅から徒歩1分の塾!武田塾大久保校の校舎長です。
大学進学で化学を勉強したいと思っているそこのあなた!
理学部化学科もあれば工学部の応用化学科など、様々ありますよね?
今回は神戸大学工学部応用化学科の校舎長が応用化学科ってどんな勉強をすることころなのか紹介します!
講義内容
化学で習った単元が一つ一つ講義に!
応用化学科は化学で習った単元がそれぞれ一つの講義になります。
例えば、中和滴定なら大学では「分析化学」や「物理化学実験」という名前で更に詳しく勉強していきます。
例えば滴定曲線は参考書でも見たことはあると思いますが、
滴定を色々なケースで実験してみて出た結果をエクセルで作って、なぜその結果になるのか考察していきます。
他にも
化学反応の単元→「反応工学」
電池の単元→「電気化学実験」
というように一つの講義として更に詳しく勉強をしていきます。
個人的には「物理化学演習」というものがあったのですが、
そこではイオン化エネルギーや電子親和力・極性のことなんかを計算しながら更に詳しく勉強が出来、
高校のときに参考書の説明がザックリしすぎていてもやもやしていたところがすっきりした印象がありました。
教授や講師はどんな人?
王様みたいな人もいれば、高校の先生ぐらいやさしい講師もいた。
教授のイメージって「嫌われてしまったら二度と卒業できない」みたいなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、やさしい人も沢山います。
特に物理化学演習の講師は60歳ぐらいの人でしたが、高校の先生ぐらいやさしく丁寧に教えてくれる先生でした。
たまに甘えすぎて高校内容の化学を質問していしまう時もあったのですが、全部丁寧に答えてくれた記憶があります。
勝手なイメージですが、
有機化学系の先生はやさしく朗らかで、無機化学系の先生は見た目が怖そうでズバズバ言うイメージがあります。
4年生になったら、自分の勉強したい研究室に配属される
成績順で配属される
4年生になったら、1~3年の期末テストの成績順で行きたい研究室に行けるようになります。
どこに行きたいかの判断材料は3年間10人以上の応用化学科の教授の講義を受けているので、誰のもとで研究をしたいと思ったかであったり、もともとやりたい分野で選んだりと様々です。
私は大学院に進む気がなかったので、一番楽な研究室にいきました笑
人気があるのは生物化学です。
バイオエタノールの研究など実生活とつながりやすい研究をしているので人気がありました。
同じぐらい人気があるのは実績を上げている教授の研究室です。
僕らの時は無機化学の教授が世界的にも大きい実績を上げている方だったので人気がありました。
卒論のテーマの決め方
そして研究室に配属されたら、卒論で研究するテーマを決められます。
研究テーマは教授が10個ぐらい用意をしていて、そこから生徒が選んでいきます。
大学院進学の割合と就職
工学部は基本的に大学院に進むものです。
神戸大学の応用化学科は9割は大学院に進学します。
その後2年間の研究をするのですが、就職はどうなっていくのかというと、
研究したことと同じ分野で就職することはほとんどありません。
ここからは持論になりますが、
大学院というのは何か興味のある分野で2年間研究することによってエンジニアとしての基礎を学ぶものなんだと思います。
そこで学んだことを基にどこかに就職して引き続きエンジニアとして1から学んでいくのだと思います。
化学を通して色々学んで実験をして、企業に勤める。
そういう流れでキャリアを積めるのが応用化学科です!
是非参考にして勉強を頑張って下さい。
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