こんにちは!武田塾沖縄校です!
本日は、現役生の課題である、勉強時間の確保についてお話したいとおもいます!
学生の皆さんには、学校の授業に加え、学校行事、部活動、習い事・・・やらないといけないこと、やりたいことは日々沢山あると思います。そんな中で勉強時間を増やすことはそう簡単ではありません。
ですが、受験というものは、今までの勉強量や学んだことの応用力によって自分の進路が定まっていくため、さぼるわけにはいきませんよね。だが簡単には勉強時間を確保することが難しい・・・そんな現役高校生の皆さんに勉強時間を少しでも確保するためのコツをお伝えしたいと思います!!
・・・と、その前に、塾生で現役高校生Aさんの学校生活の一日を紹介したいと思います。
部活ガチ勢塾生の一日
Aさんはハードな部活に取り組みながら、琉大文系学部への合格を目指して頑張っています。
6時30分:起床
7時30分:早朝講座が始まります。
8時20分:早朝講座が終了し、SHRまでの30分自由時間が与えられます。
8時50分:SHRが始まり、一日の学校生活が本格的にスタートしました。
9時~13時50分:50分授業&10分休憩の組み合わせで4時間の授業が行われます。
13時~13時50分:お昼休みになりました。みんなでおしゃべりをしながら休憩の時間です。
14時~15時50分:午後にも午前中とおなじ組み合わせで2時間行われます。
15時50分~16時10分 帰りのSHRで明日の連絡事項などを聞いてひとまず学校は終了です。
ですが、Aさんはまだまだ家には帰れません。
部活に所属しているからです。
16時30分:部活開始です。毎日部活があります。
20時30分:部活がやっと終了しました。これから下校します。
21時:おうちに帰ると21時。これからお風呂と食事に入ります。
22時半:お風呂と食事などが終了し、自分の時間ができたのは22時半。今から学校から出された課題を行います。
1時:学校から出された課題を終わらせた後、好きなことをして就寝です。
こうしてみると、Aさんに自由な時間はほとんどありませんね。
では、どのようにして受験勉強に取り組んでいるのでしょう。
Aさんは勉強時間を確保するために、意識して取り組むことを決めました。
・勉強内容編
① 5分すきま時間があったら暗記系学習をする。英単語・漢字・古文
② 世界史や日本史など流れが重要なものはお風呂の時間や移動時間にYouTubeなどで見たり聞いたりして大まかに流れをつかむ。社会
③ 平日おうちに帰って最低2時間は勉強時間を確保する。国語・数学
④ 苦手な課題(Aさんは英語が苦手)は、勉強する一回分の課題を少なく細かくして、短時間でも触れやすいようにする。英語
⑤ 朝ご飯を食べているときにニュースをみて情報を集める→小論文
⑥ いつまでに何を終わらせるか決めて取り組む。
⑦ 一週間ごとに勉強の進み具合と反省点を書き出す。
・時間編
① 学校の行き帰りに世界史や日本史などの流れが大事なものを聞きながら通う。(片道20分→往復40分)
② 休み時間のたびに、英単語5分ずつ触れる。(5分×4=20分)
③ 英語長文などは、早朝講座終了後やお昼休み、部活が始まるまでの時間に、段落ごとにわけてひと段落10分でよみ要約をして、全体の問題を解く。(30分)
④ 時間がかかりやすい国語・数学はおうちで時間をとってしっかりやる。 (それぞれ1時間→計:最低2時間)
平日一日学習時間 約3時間半~4時間
Aさんも最初は「取れて30分くらい」だと考えていたとのことですが、一度自分のスケジュールを分析し、また自分の頑張れる量と、一日のうち頑張れるタイミングはどこか研究しました。
そして実践を続けていきながら、学習時間の確保に繋げていったのです。
「え、こんなの無理なんだけど」と思いましたか?
まあ思いますよね。Aさんは受験生で共通テストも迫ってきているという事もあり、とてもストイックに頑張っています。
ただもちろんここで言いたいのは、「全員こいつを真似しろ!これだけ頑張れないと甘え!努力不足!」という事ではないんです。
しっかり取り組めばAさんのように睡眠時間を削らなくても1時間程度なら増やせそうですよね。部活生が無理なく大学を目指すのであれば、忙しくても早いうちからこつこつと勉強を進め、積み重ねを行うことが絶対に必要です。
部活動を頑張りたいのであれば、1年生からでも勉強に取り組み、少しずつ自分のリズムに勉強を組み込んでいくことが大事だという事です。
こうすることで勉強習慣も身につき、受験生になったとき効率的な勉強に取り組めるようになります。
勉強時間を増やすポイント
勉強時間を増やすには、一回分の時間と学習課題を細かく刻むことがキーだと思います。
解くのに時間がかかるような問題をやるのは体力を使う割に頭に入りずらく、自分の成長も実感しずらいためなかなかモチベーションが続きません。
一方、一回分の学習課題と時間を刻みながら取り組むことで勉強に取り組むまでのハードルが下がるため、継続しやすくなります。また、一回分の学習が短く、繰り返しやすいということは何度も復習しやすいため、自分が少しずつ成長していると実感でき、モチベーションを保ちやすいです。
ただでさえ大変な生活をしているわけですから、自分を先回りして勉強していかないとやってらんないですよね
〈例〉
・1科目に1時間かけていたところを20分1セット×3回とする
・暗記系は1時間かけて全部覚えるというよりも15分1セットで8割をまず目指しながら一日の中で最低3セット行うようにする
・社会は流れを理解してるかどうかで頭に入りやすさが変わるため自分が理解しやすいもの(歴史漫画・YouTubeなど)を利用して隙間時間で学習する
などがあげられます。
“受験生になったからいきなり勉強時間を増やさなければいけない”
“今までの生活をすべて変えなければいけない”
ということではありません。
まずは焦らず自分ができる範囲がどこかを知った上で少しづつ調整し、それを積み重ねていくことが受験勉強に向けて非常に重要なこととなります。
また、取り組むのは絶対に早ければ早いほどいいです!
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入塾後は生徒自身が自己分析を行いながら学習習慣を固め、その上で志望校に向けてなにが必要かを生徒とともに吟味していきます。
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