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化学専攻の講師の提言!質より量で勝負!(ほぼ)ゼロからの受験化学

 

皆さんこんにちは!

沖縄県は沖縄市コザミュージックタウン

より徒歩4分!

大学受験専門予備校の武田塾沖縄校です!

今回は、化学の勉強法について、大学で化学を専攻している講師に聞いてみました!

それではどうぞ!

 

研究が上手く行かない人のイラスト

早速ですが、皆さんは、どのように化学を勉強していますか?

暗記科目だからとにかく暗記!

ノートにポイントをまとめて理解することに焦点を当てている!

など、人によって色んな勉強方法があるでしょう。

私は大学で化学を専攻しているので、

今回は私が普段どのように大学で化学を勉強しているのかお伝えしようと思います。

受験勉強でも間違いなく効果的なやり方なので、

日頃の勉強に是非取り入れてみてください!

特に、「化学は一応授業でやったけどそんなに真面目にやってないからよく分からない」

だけど「手っ取り早く共テ6〜7割を目指したい」

というわがまま方には効果抜群だと思います!

 

ひたすら問題を解く!!

私の場合は、とても簡単です。それは「ひたすら問題を解く」です。

勉強と言ったらインプットとアウトプットを分けて考えがちですが、

私はインプットとアウトプットを一気に行います

解説からインプットし、問題でアウトプットする。これを大量に行うイメージです。

なお、今回勉強する範囲は、「授業で一度習ったが内容を理解していない範囲」とします。

また、問題はすべて類題です。

 

①勉強範囲の問題を解いてみる

この時点では1問も解けません(内容を理解していないので)。

 

②すぐに解答を見る。

2問目に行ったところで絶対に解けないので、

1問目を見て無理だと思ったらすぐに解答を見てください。

その時に問題の解き方、考え方、覚えるべき内容(知らなかったこと)、

解答を覚えます(知らない単語はこのときに調べてください)。

この時すべて完璧に覚えようとしないでください。7〜8割程度で大丈夫です

もしあなたに時間がさほど残されていないのであれば、まずは全範囲やりきることが大事です

 

③再度問題を解く。

丸付けし間違っていた場合、解説を読んでください。

以上です。問題を解く→解説見る→再度問題を解く→丸付け。

この流れをすべての問題で行います。全部問題を解いたら一旦終了します。

この時点で、勉強するべき範囲の知識は最低限ついているはずです。

ここから先は状況によりますが、

教科書を読んで更に内容を理解したいと思うならば教科書を読みますし、

どんな内容か結構わかったというのであれば次の範囲に進みます。

 

効率よく短期間で習得する

私の場合、有機化学の授業が必修でありましたが、私自身科学専攻なのに元々苦手でした笑

加えて、その授業は先生の声が小さく早口で…

授業に参加したからと言ってなかなか理解出来ないというものでした。

なので、私は中間テストが終わったら、授業はアテにせず家で勉強するという状況。

結果、テスト結果は50点中の13点で、このままだと単位を落としてしまう状況でした。

このとき、授業がアテにならないから慌てて家で勉強してみたものの知識を詰め込むだけで、

その勉強が自分の力になっているのかが把握できていなかったのですね。

案の定それが問題を解く時に全然役に立たなかったわけです!

そこで、「とにかく問題を解くことが出来なければ意味がない!」ということで

上記の勉強法で一週間過ごしてみると、期末試験では33/50(クラスで2位!)で、

中間の失敗から追試に持ち込み、追試験では7割を取って無事単位をとれました。

プレッシャーの中で受験化学より難しい課題を短期間でクリアするのは大変でしたが、

とても効率よく学習できたと感じています。

 

まとめ

有機化学の範囲は構造を書いたり、物質名を覚えたり暗記することが多いです。

教科書の内容を読むことも大事ですが、そこには最小限の情報しかないので

いざ問題を解こうとなっても全然解けません!!

なので、問題を解いて、解説を見るということを沢山していくことが大事だと思います。

質より量」です。

ただ、全く知らない分野や範囲になってくるとすぐに問題を解くというよりは、

やはりまず教科書を一通り読んでから問題を解いたほうがいいかなと思います。

化学は、有機化学の他にも理論化学と無機化学がありますが、

理論化学と無機化学も同じような勉強法で大丈夫です。

ただ覚えるべきところはきちんと覚えるにこしたことはないので、

暗記しつつ問題を解くという流れが一番理想的です。

英語や社会など、よく暗記科目と言われている科目がありますが、

化学も暗記科目だと私は思います。ここでいう化学は高校化学のことです。

大学で学ぶ化学は、高校で学んだ化学を更に詳しく説明、解釈した感じです。

なので大学化学は暗記科目ではないですが、高校化学は暗記の範囲内です。

覚えた分だけ点数があがります。

おわりに (大学で化学を勉強したい方へ)おすすめの参考書

少し本題とはそれますが、最後に大学で化学を勉強したい!という方へ、

「化学の新研究」という本です。

大学の化学がわからないと高校の化学の先生に相談したところ、

この本を教えてくれました。

大学で学ぶような内容から、基礎の内容まですべて網羅されていると思います。

高校教師が作った本なので、高校生にもわかりやすいです。

それでは、受験勉強大変だと思いますが、頑張ってください!!

 

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