皆さんこんにちは!
沖縄県は沖縄市、コザミュージックタウンより徒歩4分!
大学受験専門予備校の武田塾沖縄校です!
今回の記事は、来年受験を迎える方たち、その中でも県外難関私大への進学を考えている方々に見てほしい内容です!
琉球大学を目指す方については以前のブログでも特集したので、ぜひ見てみて下さい!
→新受験生必見!琉球大学受験対策ゼロから受かる方法(2022年版)
さて、マーチとは関東の難関私大、明治(Meiji)・青山学院(Aoyama)・立教(Rikkyo)・中央(Chuo)・法政(Hosei)の
それぞれ頭文字を取った大学群です。
また、関関同立とは、関西の難関私大、関西、関西学院、同志社、立命館の頭文字を取った大学群です。
これらの大学群は多少難易度にバラつきはあるものの難関であることは間違いありません。
かつどこも全国的に有名であり、日本中どこでもその名前は通用するため、
毎年数多くの卒業生が就職等により全国へ羽ばたいています。
今回は、その難関大学群の文系学部にゼロから合格する方法についてまとめてみました。
受験期の今・夏頃・秋以降に分けて、合格するために何をしたらいいかズバリ書いていきます!
こちらでも武田塾おすすめの参考書も記載しますので、勉強に迷ったらぜひこの記事を思い出してください!!!
特に、
これまで勉強ゼロで英語の過去分詞形もよくわからないし社会科目もなんの科目があるかすらわからない……
かろうじて日本語は読めるから一応現代文は1問くらいは当てられるかもしれない……
でもこの1年で一発逆転して有名大学の学生になりたい……
なんて考えている方!あなたにはぜひ読んで頂きたい記事です。
文章量が膨大になってしまうので、今回はとりあえず夏ごろまでにすべきことを紹介します。
もちろんそれ以降もしっかりと計画を立てる必要がありますが、そのことについてはまた後日アップしますね!
「よく分からんからとにかく会って話したい!」という方であれば、無料受験相談を行っておりますので、
下のボタンからメッセージにてお問い合わせください。
入塾するかに関係なく、全力でアドバイスさせていただきますよ!
※理系学部バージョンの記事も追って記載するので、お楽しみに!!
私大の受験制度をおさらい
私大文系の受験は、なんと言っても3科目の受験のみで合否が決まることが魅力です。
国公立の場合は文系理系関係なく、基本的に国数英理社全科目の勉強をする必要がありますが、
私大文系であれば基本的に理数科目or社会科目を受験科目から排除することが出来ます。
特に高校初級レベルの勉強からやり直すような方が国立大学合格を狙って
全科目の基礎からやり直すとなると、志望校のランクによってはそもそも
1年では実現不可能な勉強時間が必要になる可能性があります。
「今まで全然勉強していないけどどうしても有名大学に滑り込みたい!」
「どうしても数学を受験科目から外したい!」
という方には、最初から私立大学の文系に絞って受験勉強に取り組むのがおすすめです。
また、共通テストの成績で合否を判定してもらえる出願方法もあります。
ただそのためには共通テスト前に出願しなければならないのと、
簡便な方法で出願できるため難易度が一般の試験よりも高くなりがちです。
なので、その出願方法は基本的に滑り止め向けに使うことになります。
※ちなみに国公立も一発勝負と言いながら「後期日程」があるので、もう一回チャンスがない
わけではないですが、殆どの場合共通テストの結果を再度選考に利用することには変わりないため、
前期日程で不合格だったところに再度出願しても合格は絶望的です……
で、どの科目を使えばいいの?
基本的に文系の受験生、特にゼロから始めることを考えている方については、
国語・英語・地理歴史or政治経済で行くことを強く勧めます!!
「何となく数学楽しそうだな~」で数学受験を考えるのは極めて危険です!
数学は個人の適性の差が非常に大きな科目です。
もちろん、本来得意でない方でも解法に何度も触れることで
少しずつ出来るようにはなるのですが、膨大な時間を費やすことになります。
社会科目の暗記もやはり大きな負担であることは間違いありませんが、
元々よほど数学に適性がある方でない限り、
数学で安定して点数を取れるようになるまで勉強するのは大変です。
興味本位で手を出すのはやめておいた方が賢明でしょう。
また社会科目の中でも、全ての大学で通用するのは日本史・世界史のみですので、
どちらかをやるのが無難ですが、最近は「政治・経済」を受験科目に加えている学校も増えてきたので、
志望校および滑り止めも決まっていて、
かつどちらでも「政治・経済」で受験可能であれば、そちらを選択するのもありです。
少ない科目なら簡単に受かるんじゃないの?
もちろん、3科目だから簡単に合格できるわけではありませんよ!
科目が少ない分、その3科目の難易度は高くなります。
マーチ・関関同立クラスだと当たり前に教科書レベルを逸脱した問題が出てきますので、
学校での勉強だけでなく、参考書をうまく使って受験勉強を行う必要があります。
ただ、国公立では試験の日程が全国統一で定められているため基本的に一年に一発の勝負ですが、
私立大学は基本的に大学ごと、学部ごとに試験を課すので、日程が許す限り一年に
何度も受験することが出来ます。
なので、志望学部にこだわらなければ、何校か受けてどこかに合格する事ができれば、
晴れて大学生となります。
もちろん、しっかりと実力をつけなければどこにも引っかかりません!
マーチ関関同立は早慶や難関国立大学志望の生徒、受験ガチ勢中のガチ勢も大量に出願しますので、
ちゃんとした実力が伴っていないと簡単に落ちてしまいます。
毎年SNSや掲示板で「マーチは3ヶ月ってネットで見たし受けまくればどこか引っかかるだろ」
と考えた結果全落ちしたことを嘆く受験生を見かけます。
「全部受かるくらい勉強してやる」くらいの気持ちでやらねばならないということは、
今のうちに心に留めておきましょう。
じゃあ今なんの勉強をしたらいいの?
前置きが長くなりました……。
夏前までの受験勉強スタート期は、勉強を始めようにも何から手を付けていいかわからないと思います。
国立でも私立でもゼロから勉強を始める場合はとにかく立ち上がりが重要です。
この時期は国語・英語の基礎固めを行います。
部活で忙しくても通学時間で英単語を暗記したりして、毎日最低4時間位の勉強時間をかき集めましょう。
学校での休み時間や通学時間をかき集めればそれでも1時間位にはなるはずです。
そういう意識で日々を過ごしていきましょう。
今の時期の優先順位としては、英語≧国語>社会です。
英語
教科書レベルの英単語・熟語・文法はこの時期にさっさと終わらせましょう。
マーチ・関関同立レベルだと、共通テストよりも長文のレベルが上がります。
なので、受験期後半にはなるべく多く長文の読解に時間を割く必要があります。
したがって、受験期の後半になっても単語帳や文法書などの暗記系参考書をやっているようでは、
確実に本番の試験に出てくるような長文には太刀打ち出来ません。
この時期で下にあげたような基礎的な参考書を何周もして完璧にしましょう。
英単語帳→システム英単語basic、システム英単語、速読英熟語
英文法→肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本、ネクステージ
また、暗記した単語や文法がものになったら、英文読解まで手を出しましょう
英文読解→肘井の読解のための英文法、入門英文解釈の技術70
ここまでやれば、基礎的な長文であれば読めるようになってくるはずです。
ここまでの長文ならそこそこ読めるくらいになってから夏を迎えて下さい。
英語長文→ソリューション1スタンダードレベル、英語長文ポラリス1
国語
「今まで普通にしてきた本の読み方」と「勉強としての現代文の読み方」は全く違います。
「日本語だから対策なんてしなくても読めるでしょ」と言っていると痛い目にあいますので、
特にゼロから始める場合は下記の講義本を読んで、「解き方の勉強」から始めていって下さい。
また、今まであまり本を読んだことのない方の場合、いきなり評論を読んでみても
「そもそも本文に出てくる言葉がわからないから読めない!」となる可能性が高いです。
語彙力アップの参考書も今のうちのこつこつやっていきましょう。
ある程度読み方のルールを理解してきたら、問題集に取り組み始めましょう。
古文についてはまず暗記です。単語や助動詞などの文法を固めて下さい。
私見ですが、古文は最も暗記がしんどい科目です。
辛いですが可能な限り早く終わらせて、早めに読解系参考書に移りましょう。
なぜなら、古文は今の日本と全く異なる社会通念を前提にした文章が出題されることがほとんどで、
単語や文法の暗記だけで現代語訳すると、何の話をしているかさっぱりわからないことがあります。
したがって、高得点を狙うには古典の世界に慣れ親しむことも必要になるからです。
暗記系参考書を何周もしつつ早めに読解に移り、古典の世界に早く触れましょう。
現代文:ゼロから覚醒始めよう現代文(初心者向け)、現代文プラチナルール(脱初心者向け)
現代文(語彙力アップ):ことばはちからダ!、現代文キーワード読解
現代文問題集:現代文ポラリス1
古文読解:古文読解多読トレーニング、古文ポラリス1、古文ポラリス2
社会科目
社会科目は基礎的な知識を詰め込んでからでないと本格的な対策ができない国語・英語と違って
暗記科目的な性格が強く、そのため基本的にやればやるほど伸びます。
そのため、この時期の優先順位としては他2科目より落ちます。
落ちますが……その暗記が膨大なのです。
論述問題が出てくる東大などの社会科試験と違って、マーチの社会科試験は語句を問う問題が
多く出題されますので、「後から暗記だけ頑張れば余裕でしょ」という考えの方も多くいますが、
そうはいきません。無理に暗記したとしても、試験では大抵使い物にならないです。
最低でも、歴史の流れや社会の枠組みを理解することが大事です。
現在はマーク式問題でも時系列を並べさせたり、その単語の意義を考えさせる問題が多く、
無意味な単語として用語を暗記しても実際の試験で得点にならない事が多いです!
厳しいことを言うようですが、あまり軽視していると普通に落ちますので気をつけて下さい。
今から毎日5時間も6時間もかける必要はありませんが、
講義本の読破+基礎的な用語のインプットくらいは終わらせて、
夏以降本気で社会科目に取り組む際には体系的に用語の暗記が出来る状況を作りましょう。
世界史:一度読んだら絶対に忘れない世界史(初心者用)→神余のパノラマ世界史
世界史(語句暗記):世界史マルチトレーニング
日本史:一度読んだら絶対に忘れない日本史(初心者用)→金谷の日本史
日本史(語句暗記):スピードマスター日本史、イチから鍛える日本史必修編
政治経済:中学校の公民が一冊でしっかり分かる本→蔭山の共通テスト政治経済
地理:地理Bの点数が面白いほど取れる本、超重要問題の解き方系統地理、地誌編
夏休みから秋までに取り組みたいこと
この章で紹介する参考書はさっきと比べて少なめですが、
もちろんその分勉強量が少なくてOKということではありません。
各科目の基礎的な部分(暗記系)は、絶えず復習してメンテナンスされるべきです。
そういった過去の振り返りも行いながら、新たな知識を獲得していきましょう。
この時期からは平日でも毎日5時間以上の勉強時間を確保しましょう!
(週末や夏休みは8時間くらいほしいですね)
今のうちにある程度仕上げて、直前期はガッツリ対策にあててください。
マーチ以上を目指すのであれば、夏休みが終わる頃には日東駒専レベルの過去問で
合格点に届く必要があります!届かなかった方は慌てましょう。
英語
夏までに読解の基礎までこなしているはずなので、この時期に読解の応用から
本格的な長文対策まで取り掛かれるようにして下さい。
何度も言いますがこの時期に単語帳や文法書をやりきれていないようでは大変です!
万が一終わっていない場合は勉強時間をさらに増やして対応して下さい!!
単語も文法もある程度頭に入っているので、なんとなく文章を読めるように
なっているとは思いますが、なんとなくで読むのは非常に危険です!!
構文を意識しながらいわゆる「精読」を心がけて下さい。
長文読解→ソリューション2、ハイパートレーニング3、英語ポラリス2
上の参考書は全くの初心者向けではありませんが、
このレベルの参考書を適当に読んでいるようではマーチは難しいでしょう……
文法についてよく分からなかったりする場合は最初にやった「ゼロから英文法」や
「読解のための英文法」を見返すなどして、
知識として覚えておくべきことに抜けがないかしっかり確認して下さい。
繰り返しますが、なんとなく読めたからOKとすることのないようにして下さい!
国語
今まで培ってきた「教科としての現代文を読むテクニック」を応用出来るようになるのが目標です。
現代文では解答を導き出すに当たってそこにあなたの「推論」が混入してはいけません。
書いてあること、筆者が主張していることを一度そのまんまに受取る必要があります。
これは言うのは簡単ですが実践するのはなかなか難しいです。
特にマーク式問題の場合、選択肢間の違いは極めて微妙なものになりえます。
誤りの選択肢についても「なぜこれが誤りと言えるのか」を追求することで、トレーニングを重ねましょう。
古文については問題を解きまくりながら、古典の世界における常識を頭になじませましょう。
単語・文法や敬語表現などの事項が頭に入っているのであれば、
あとは当時の貴族の考え方が分かるようになれば、言うほどとっつきづらい科目でもなくなっているはずです。
現代文:現代文読解力の開発講座、現代文ポラリス2
社会
勉強に使える時間が増え、社会の勉強も本格的に始めていきましょう。
これまで歴史の流れを掴み、基礎的な用語ならインプットできている状態だと思います。
しかし、じゃああとは細かい用語だけを覚えたらマーチ合格まで到達できるかと言えば、そうではありません。
単純に語句を覚えるだけでは、問題が解けないのがマーチ、関関同立の試験です。
点として記憶するのではなく、線で記憶することが大事です。
歴史であれば当時の社会通念やその人物の思想を理解しているかを見るために問題を作るし、
地理や政治経済であれば、現在の情勢とその成り立ちの因果関係を理解しているか確認するために
問題を作ります。
何度も言いますが、暗記だけでではだめです。
いきなり難しい論点を理解をしようとせずに、解答に困ったら素直に夏までにやった参考書を見返して、
知識の抜けがないかしっかり確認しましょう。
日本史:詳説日本史、イチから鍛える日本史発展編、日本史一問一答完全版
政治経済:私大攻略の政治・経済 要点生理と問題演習、蔭山の政治経済が面白いほど分かる本
11月以降に取り組むべきこと
いよいよ各大学一般受験まで100日を切る頃です。
このころには未学習の論点はすでに全部潰していることが前提です。
まだ終わらせていない分野がある場合は寝る間を惜しんで解消して下さい!!
この時期には基本的には志望大学レベル付近の過去問をひたすら解きまくります。
大事なのは、知識をインプットするために使う筋肉と、
どう問題にアプローチしていくかを考える筋肉は別物だということです。
最初は解けなくて当たり前ですが、間違えた問題を「こういう風に考えたら回答できたな」
「類似問題が出たときのためにどの参考書を後で見返そうかな」という視点で見直すことを心がけて下さい。
ただ赤字で解答を写すだけではダメです!
また、志望大学やそれに近い出題形式の問題を解くのはもちろんですが、
偏差値・レベルが志望大学と近いものについては、形式が異なる場合でも構わず解きまくって下さい。
例えば、「志望大学では英語の試験で単語の並び替え問題が出るから同じ形式の試験だけ探してやろう」とか、
「日本史で時系列を問う問題が出るから同じ形式の試験だけ探そう」などと、
決して思わないようにして下さい!!!
どういう形式であれ、問われている本質的な部分は大差ありません。
どういう問題形式でも学べることはあります。解答へアプローチするという経験が何よりも大事です。
志望大学と異なる形式の演習をしても無意味だと思わないようにして下さい。
問題を解く上で自分の苦手分野を洗い出し、当該分野を徹底的に補強して下さい。
試験に慣れたり、第一志望の問題形式に慣れたりするのも大事ですが、
本番でどのような問題形式が出てきたとしても動じない強いメンタルを手に入れることが、
この時期の裏テーマです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
3科目とは言え、1年でマーチレベルまで仕上げるのはなかなか大変だということが分かると思います。
逆に言えば、今まで勉強が苦手だったとしても、これだけやればチャンスが出てくるということです。
きっと、このページを見ている方はこれをチャンスとして捉えているかと思います。
であれば、行動あるのみです!一度習慣化してしまえば、毎日勉強するのもそれほど苦になりません。
1時間からでも、まずは毎日机に向かうことから始めましょう。
また、ここに書いた一般的な受験対策では解決できない悩みを抱える方も多いと思います。
「マーチに行きたいけど学費が心配でどうしたらいいのか」
「見様見真似で参考書を本屋で立ち読みしたけど勉強する自分を全くイメージできない」
「誰かに頑張れと言ってほしい」
そういう悩みをすべて私達に聞かせて下さい。
武田塾沖縄校では、進路選択や勉強法の相談を無料で行っております。
入塾するかどうかは全く気にしないで大丈夫です、まずは一度相談に来てみて下さい!
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