愛知県にある工学部の中でもトップクラスに位置する、名古屋大学工学部。
名古屋大学工学部を第一志望としている人も多いのではないでしょうか。
今回は名古屋大学工学部の特徴や入試の点数配分、
さらには入試に合格するための勉強方法も教えようと思います！
受験勉強で悩んでいる人はもちろん、
どの大学に行こうか迷っている現高校1，2年生の皆さんもぜひ参考にしてください！！
【岡崎の高校生必見！】名古屋大学工学部に合格する勉強法！（2022年入試版）
名古屋大学工学部の特徴
名古屋大学工学部は、ものづくりが盛んな愛知県に位置する総合大学として、
高度な人材教育と先導的な研究で非常に優れた結果を残しています。
例えば、2014年度ノーベル物理学賞を受賞した
青色LEDの開発にも名古屋大学の教授や卒業生の方々が関わっています。
現代社会において高い問題解決能力を有するリーダーの育成と、
工学における高い研究成果の創造を目指しており、
工学に興味のある人にふさわしい学部と言えるでしょう。
また、グローバルな人材の育成に向け、国際交流を活発に行っていることも特徴です。
留学生の受け入れや日本人の留学派遣はもちろん、
独自の取り組みとして、「国際協働教育プログラム (JUACEP) 」や
「名古屋大学先端自動車工学サマープログラム (NUSIP) 」、
「アジアと日本の共発展を目指すグローカル土木リーダープログラム」など、
国際的な人材の教育が推進されています。
また、名古屋大学工学部には、より専門的な教育・研究のために、
複数の学科が設置されています。
物理化学、有機化学、無機化学、分析化学、生化学などの基礎分野を学び、
合成化学、生命工学、材料化学、高分子化学などの学問を修め工学的な見地からの俯瞰的応用力を
身につけることができる化学生命工学科、
物理学および数理科学を基礎に、
「基礎と応用の境界的な学問分野」を対象とした教育・研究を行う物理工学科、
材料工学分野と化学工学分野が融合したマテリアル工学科、
ICT社会の基盤となる様々な技術・学問について学ぶ電気電子情報工学科、
精密機械から航空宇宙機といった様々なシステムの創造に必要な
基礎・応用技術について学ぶ機械・航空宇宙工学科、
エネルギーの創出から応用、原子・分子から地球規模の環境など、
幅広い分野の研究が可能なエネルギー理工学科、
国土の持続的発展や地域活性化、豊かさと潤いのある建築物の創造のための
基礎・応用を学ぶことができる環境土木・建築学科
の7つです。また、ここからさらに細かく専攻が分かれています。
気になった学部があれば、各自調べてみてください。
名古屋大学工学部の受験科目・得点配分は？
次に、名古屋大学工学部の受験科目と得点配分を見てみましょう。
パスナビによると、工学部前期の得点配分は、
○共通テスト 5教科7科目（600）
【国語】国語（200）
【数学】数IA必須，数IIB・簿記・情報から1，計2科目（100）
【理科】物・化から2（100）
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す]（100[25]）
《地歴》世B・日B・地理Bから選択（100）
《公民》「倫理・政経」（100）
※理科は基礎科目不可
※地歴・公民から1科目を選択
○個別学力試験 3教科（1300）
【数学】数I・数A（場合の数と確率・図形の性質・整数の性質）
数II・数B（数列・ベクトル）・数III（500）
【理科】「物基・物」・「化基・化」（500）
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II（300）
二次試験の配点が全体の68％とかなり大きな割合を占めています。
そのため、共通テストの結果がよくても油断はできません。
この中で特に重要になる教科は数学と理科になります。
二次試験の数学・理科だけで全体のおよそ半分、
共通テストの点数も含めると2/3近くが数学・理科の点数になっています。
数学・理科の点数が合否に大きく関わっていると言えるでしょう。
数学・理科の点数を上げるための勉強方法！
最後に、試験の点数を上げるための勉強方法についてお話します。
今回は、配点の大きい数学・理科の勉強方法について紹介しようと思います！
数学・理科の勉強をする際に意識してほしいことは、
「解答の暗記をするだけにならないこと」です。
もちろん、暗記をしなければならない問題もたくさんあります。
しかし、入試において、過去問や問題集の問題がそっくりそのまま出題されることは
非常に稀です。ほとんどが「初めて見る問題」なのです。
初見の問題に出会ったとき、今まで解いた問題の解答を暗記するだけの勉強法だと、
上手く対応することができません。
ではどうすればいいのか。
勉強をする際に、「解答の流れを理解すること」を意識することが重要になるのです。
なぜこの公式を使うのか、どうしてこの定理を当てはめることができるのか、
どういう考え方でこの解き方をしているのだろう…といったプロセスを理解し、
その過程で学んだ知識を類題に利用することができて初めて
「解答を理解した」と言えるでしょう。
まずは、勉強をする際、ただ答えを見るだけでなく、
合っていた問題も一度模範解答に目を通すようにしてください。。
自分がちゃんと適切な方法で問題を解けているか、
解法の流れを理解できているかを確認することから始めましょう。
おススメの参考書
名古屋大学工学部に合格したい場合、それなりのレベルの参考書が
確実に解ける学力が必要になるでしょう。
数学は『国公立標準問題集CanPass数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』『国公立標準問題集CanPass数学Ⅲ』
などの問題集がしっかり解けるようになることを目指しましょう。
理科ではそれぞれ、『良問の風』、『化学重要問題集』、などの問題集を
安定して解けるようにしましょう。
どの参考書も国公立大学に行くならば必須級の問題が多く載っています。
「なんとなく解く」のではなく、「何がこの問題のポイントなのか」を意識しながら
問題を解くことを意識してください。
まとめ
今回は、名古屋大学工学部の特徴とその勉強法について紹介しました。
「何が重要なのか」を意識しながら問題を解くことが、理数系の点数を
上げるために必要な勉強方法です。
上記の参考書を使いながら、着実にレベルアップしていきましょう！
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