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英語ルート参考書の使い方~構文・解釈、英語長文編~

 

みなさんこんにちは!

武田塾岡山駅前校です。

 

さて、今回は英語の参考書の使い方

についてご紹介していこうと思います。

使い方を紹介するのは

標準ルートの日大レベル、

構文・解釈、英語長文編です。

日大レベルまでの勉強法が確立していれば、

勉強法に関してはその上のレベルも問題なく進めることができます。

 

武田塾のルートに準拠して勉強しているけど、

いまいちやり方がわからないという人や

どこまで仕上げればよいのか分からない

という人がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

そもそも「ルートって何?」と思われている方が

ほとんどかもしれません。

先に「ルート」について簡単にご説明いたします。

参考書ルートとは

志望校に最短で合格するためにすべき参考書が書かれたシートです。

それぞれの参考書をどのタイミングで始め、

どれくらいの期間かければよいのか一目でわかるようになっています。

ブログ用カリキュラム素材

本日のテーマである参考書の使い方について

➀構文・解釈 ②英語長文 の分野にわけて紹介いていこうと思います。

 

英語長文の取り組み方・使い方は

どの参考書も基本的に同じですので、

日大レベルまでのルート参考書の

 

「関正生のTheRules➀」

「関正生のTheRules②」

「関正生のTheRules③」

「Solution➀最新テーマ編」

 

については割愛させていただきます。

 

➀構文・解釈

文法系参考書が終わったら、

構文・解釈の参考書に入ります。

英文長文に入る前の最後の分野です。

 

一括りに構文・解釈といっても、

構文と解釈は異なります。

お先に、「構文」と「解釈」

の違いについてご説明させていただきます。

 

構文→定型化された表現を学ぶこと。

解釈→文章の中の文法・構文の構造を明確にし、

そこから日本語に訳すこと。

 

では、なぜ英文解釈をするのでしょうか?

それは、構文・解釈の勉強をすることで、

文の要素を特定でき、一文が訳せるようになるからです!

 

確かに、単語や文法の暗記をしても、

その知識をどう使うのか分からなければ

英文は読めませんよね。

そういった意味で、構文・解釈の分野は

暗記と読解の橋渡しあると言えます。

 

では、これから構文・解釈の参考書の

使い方の説明に移ろうと思います。

「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」

武田塾では、構文・解釈の参考書として

「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本

を推奨しています。

or (14)

*現在は改訂されて「必修編」となっていますが、

音声ダウンロードが追加されたこと以外は、

構成や内容面においてほとんど変わりません。

 

特徴

読むのに必要な文法に絞って紹介されている。

英文を読むためには「意味の塊」を掴んで

どういう役割を果たしているのか把握することが

大事だが、この参考書は句と節から解説している。

 

使い方

「本編に入る前に」を読む。

→''句と節''とは何かや品詞の役割など、

基礎的で重要なことが書かれているので、

書かれてある内容がおさえられているか

しっかり確認する。

 

①テーマとパターンを読む。

 

②設問に書かれてある指示に従って

例題を解く。

→このとき、意訳ではなく、直訳でもよい。

いちばんこだわるべきなのは

「構造がつかめているか」

また句と節は、

(  )< >〔  〕を用いて

表すと一文が読み取りやすくなる。

また、その先英語長文に入った時に役立つ。

 

③解答・解説を読む。

間違えた問題はその原因を突き止める。

必要な知識や考え方は吸収する。

''ポイント''の内容も

暗記しましょう!

 

④例題と同じように確認問題と発展問題を解く。

 

⑤解答・解説を読む。

間違えた問題はその原因を突き止める。

必要な知識や考え方は吸収する。

 

テーマだけをみてパターンがすべて答えられるか確認する。

また、解説に書かれてある暗記事項は覚えられているか確認し、

考え方については、人に説明できるレベルで

理解しているか確認する。

→参考書のインプット(講義部分)あるある

ですが、見て終わっているという人がほとんどだと思います。

本当に暗記・理解できているか自分で確かめる

ようにしましょう!

 

⑦初見で間違えた問題の解きなおし。

その日にやる分の上記①~⑥が終わったら、

その日の範囲の解きなおしを

しましょう!

これも解説を読んで理解した気になっている

のを防ぐためです。解きなおしで根拠を持って

解けていれば解説の内容を理解している

&その暗記事項や考え方を使えている

証明になります。

 

②英語長文

英単語・英熟語、文法、構文・解釈が

一通り終わればいよいよ英語長文に入ります!

 

先に断っておきたいのですが、

英単語・英熟語、文法、構文・解釈の

完成度が高くても、いきなり英語長文

ができるとは限りません。

 

その理由としては、

 

「読み」はできるけど、

「解き」は慣れていない。

 

一文は読めるけど、長文となると

本文全体の内容と流れはつかめない。

 

などが挙げられます。

 

ですので、長文1,2冊目は

初見の点数はそれほど気にしなくてよいです。

それよりもこれまでに学んだことを

使って読み解きできていたか

重点を置いてください。

 

では、これから英語長文の

参考書の説明に移ろうと思います。

 

Solution➀

武田塾では、英語長文の1冊目として

Solution➀

を推奨しています。

 

特徴

1題300語前後なので、音読に適している。

→音読を10回することでその長文を

自分のものにすることができる。

英語長文の難しさは語彙数ではなく、

抽象度と語彙レベルの高さに比例するが、

そのことに気付くことができる。

③文系理系のバランスが取れている。

④解説部分は、難しい文構造をピックアップしており、

構文の理解が深まるようになっている。

具体例・抽象表現・対比構造・因果関係

を発見する目印が散りばめられているので

論理力が非常に強くなる。

 

詳しくはこちらの動画をご覧ください

 

使い方

➀文章を読みながら、問題を解く

→難しい文法事項・文構造には

チェックをつけながらすることで復習がしやすくなる。

 

制限時間もはじめは

無制限でも構いません。

精読>>>速読

 

解答・解説を読む。

間違えた問題はその原因を突き止める。

必要な知識や考え方は吸収する。

 

③語彙リストを見る。

初見で分からなかった単語にはチェックを付け

その場で覚える。

 

④本文訳を読む。

自分の読みとずれていなかったか確認する。

ずれていたらその原因を突き止める。

 

⑤構文図解を読み、理解する。

 

*上記③~⑤は必要に応じて

これまでの参考書に戻って復習するようにしてください。

 

音読10回以上

音声ダウンロード付きなので、

オーバーラッピング もしくは

シャドーイング する。

 

時間を置いてもう一度復習する。

(1)語彙リストの単語が覚えられているかの確認

(2)初見で掴めなかった文構造を

ピックアップし、構造分析する。

(3)間違えた問題の解きなおし

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

参考書を使って勉強するといっても

使い方と達成基準がわからないと

なかなか自学自習するのは難しいですよね。

 

この記事を読んで、少しでも

勉強がやりやすくなったと感じて

くれると幸いです。

 

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