みなさんこんにちは!
武田塾岡山駅前校です。
今回の内容は受験生の年間スケジュール文系編(国公立・私立)です!
4月に入り、
これから受験勉強を始めるという方や
既に受験勉強を始めているけど、
科目間のバランスが掴めていないという方に向けての
とっておきの記事だと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
(1)科目優先度
国公立志望
国公立志望の受験生は二次試験で使う科目を
優先的に勉強しましょう!
基本的には、
英語>数学>社会➀・国語
>>社会②・理科基礎です。
上記のようになる理由は、
英語・数学は他の科目と比べ範囲が広く、
すべき勉強が多いからです。
また、一般的な二次試験を考えた時、
英語・数学・社会・国語は、必要になります。
社会か国語、どちらか一つだけを使う場合は、
二次試験で使う方を優先しましょう!
私立文系志望
英語>現代文>社会>古文・漢文です。
現代文は、
短時間で一気に仕上げるのが難しい科目なので
早めに取り組みましょう!
以上で文系の科目優先度の話は終わりですが、
ここまで話した内容はあくまでも目安です。
志望大学の配点や自分の得意・不得意に合わせて
調節するようにしましょう!
(2)勉強時間
続いて各科目の勉強時間についてです。
既卒生と高3生に分けてご説明いたします。
これもあくまで目安ですので、
ご自身の状況に合わせて調節してください。
既卒生
1日の勉強時間は9~10時間以上
(夏までの)科目ごとの時間配分は、
英語3時間・数学3時間・社会①2時間・国語1.5~2時間です。
勉強を始める際は、取っ掛かりやすいものから始めると、
1日の良いスタートが切れます。はじめの15~30分は、
漢字や英単語の暗記など、負担の小さいものから取り組んでいきましょう!
高3生
休日は、既卒生と同じ上記の勉強時間、
科目間バランスで進めていきましょう!
平日(学校がある日)は、1日の勉強時間は5~6時間
(夏までの)科目ごとの時間配分は、
英語2時間、数学1.5時間、社会①1~1.5時間、国語1時間です。
高3生に特に意識してほしいのは''隙間時間''です。
学校がある平日は、まとまった時間を取ることが難しいです。
通学時間や休み時間など、
空いた時間も勉強に割くようにしましょう!(内職もあり?)
(3)年間スケジュール
次に、どの時期にどこまで仕上がっていればよいのか
をご紹介いたします。
こちらは、武田塾のルートに則って
お話を進めさせていただきます。
地方国公立志望
7月までに取り組む科目は、英語・数学・社会・国語です。
↓ここまでできていれば、順調なペース
英語:構造・解釈の途中、もしくは長文の1冊目に入れる状態。
数学:基礎問題精講ⅠA・(ⅡB)が2~3周終わっている状態。
社会:日大レベルが突破できている状態。
国語:現代文は日大レベルを突破できている状態。
古文はポラリス②に入れている状態。
8月までに一度志望校の過去問を解いてみましょう!
問題傾向や求められるレベルが分かり、
より勉強が進めやすくなります。
また、入試で求められるレベルと
現在の自分の立ち位置を把握することで
どれくらい乖離しているか明確になり、
危機感を感じることができます。
9月:社会②を開始しましょう。共通テストでの選択科目は
「日本史B」「世界史B」「地理B」
「倫理」「現代社会」「政治・経済」
で6科目から2科目選んで受験します。
社会①:「日本史B」もしくは「世界史B」
社会②:「地理B」「倫理」「現代社会」「政治経済」から1つ
上記のように、社会➀②と受験する人が多いです。
(もちろん「日本史B」と「世界史B」で受験するのもOKです...)
英語・数学・国語・社会は、
日大レベルを突破し、
地方国公立レベルに
入れているのが理想です。
11月:共通テストで使う全科目を終わらせる。
2次試験の全科目を志望校レベルまで終わらせる。
とはいっても...
多くの受験生はこんなに順調にいかないと思います。
社会② 10月~
理科基礎 11月~
でも十分に間に合います。
実際、私は第1回共通テストを受験しましたが、
理科基礎は、初学の状態から
1日平均30分×1ヶ月半で
2科目とも8割以上得点できました。
12月:地方国公立を目指す人は
基本的に共通テストが必須となりますので、
共通テスト対策を始めましょう。
私立志望の人は過去問を解き始めるようにしてください。
目安として、
第一志望は10年分、第2志望以下は5年分
解くようにしましょう。
ここでの注意点は、
ただ解いて、解説を読んでおわりになることです。
間違えた問題はなぜ間違えたのか分析し、
次解けるようにするために
どうすればよいか考え実行してください。
例えば、過去に使った参考書に戻り、
数学の公式や英文法を覚え直すなどです。
また、一度解いた過去問も
ある程度内容を忘れた1ヶ月後くらいにもう一度解いてみるというのも効果的です。
番外編①:社会②は何を選べばいいの?
「地理B」「倫理」「現代社会」「政治・経済」は、
9割以上の得点を考えると容易ではありませんが、
勉強すれば7~8割はすぐに乗るようになります。
実際、私も共通テスト第1回の「地理B」を受験しました。
1ヶ月しか勉強しませんでしたが、7割5分は得点できました。
高得点とは言えませんが、
地方国公立を受けるには十分戦える点数だと思います。
仮に''ノー勉''で挑むとした時の選択科目を選ぶ基準
国内の政治や国家(政治)の仕組み、外交関係とその歴史などに関心があり、
普段からそのような書籍を読んだり、ニュースを見たりする人は、
「現代社会」もしくは「政治・経済」がおすすめです。
世界の国や地域の特色がある程度わかっており、
知識が豊富(常識の範囲が広い)で推測力に長けている人は「地理B」がおすすめです。
番外編②:理解基礎は何を選べばいいの?
理科基礎は基本的に
「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
から2科目を選んで受験します。
それぞれの科目の特徴について
お話していこうと思います。
(1)物理基礎
①公式や法則を覚える数学に近い勉強法
②暗記量は少ない
③参考書や授業の内容がピンとこない人は苦戦する
(2)化学基礎
①暗記と計算の割合が半々
②量が少ない
(3)生物基礎
①理科基礎の中で一番暗記量が多い
②「実験考察問題」は、初見の資料と
生物基礎で学んだ知識結びつける「その場対応力」が必要
(4)地学基礎
①暗記7割、計算3割
②暗記量は比較的少ない
上記の特徴を参考に、自分に合った
2科目を選択してください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
受験は戦略の面が大きいです。
「どの科目をどの参考書を使って、どれくらいの時間、どこまでやるのか」
入試日から逆算して勉強を進めてもらうと良いと思います。
ただ自分一人で全部やるとなると大変そうだし、本当にあっているのか不安になりますよね?
武田塾では、入試日から逆算して、生徒さん一人ひとりのレベルに合わせて
日割りで宿題を出して、やってきてもらいます。
自学自習って一人でするのは本当に大変です。
そこで武田塾では自学自習の徹底的な管理とサポートをサービスとして提供しています。
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