こんにちは!
阪急岡本、JR摂津本山周辺唯一の管理型個別指導塾
武田塾岡本校です!!
今回は、現役阪大生講師の濵田先生に、
大阪大学について記事を書いてもらいました。
学力面では全国でも屈指の大学ということはよく知られている大阪大学ですが、
実際に現役の阪大生の声はなかなか聞くことができません。
大阪大学について気になっている人は必見です!
自己紹介
僕は大阪大学の理学部の生物科学コースの3回生です。現役は東進、浪人1年間は河合塾で勉強していました。
今回は阪大の情報について僕が知っていることをまとめました。
体験談となるので豊中キャンパス、理学部についての話を中心にしていきます。
キャンパスについて
豊中、吹田、箕面と3つキャンパスがあります。
一年生の間は、全員豊中で過ごしに二年生以降は豊中、吹田、箕面に別れていきます。
僕の所属している理学部は4年間ずっと豊中になります。
豊中キャンパスはかなり広く移動が結構大変ですが、
2つの食堂、自習席も完備されている大型図書館、ローソン、銀行、生協コンビニ、グラウンド、博物館と多くの施設があり非常に便利です。
ちなみに理学部棟の中には、
控室(生物科学コースと生命理学コース限定)と自習室がありよくテスト直前に友達も籠って勉強しています。
学生証があれば24時間いつでも理学部棟に入ることができ自習室を利用できます。
長期休暇の間も学生証さえあれば入れます。
自習室はよくエアコンが効きコンセントも使い放題です。
大学院生の方もよく利用されている印象です。
荷物を放置して出かけると注意を受けるので、長時間外へ出るときは席を取りっぱなしにしないようにしましょう。
豊中での一人暮らしについて
豊中キャンパスの最寄駅は阪急の石橋阪大前駅と大阪モノレールの柴原阪大前駅の2つがあります。
良い点
柴原阪大前駅の近くにはあまり店はありませんが石橋阪大前駅の近くは店が多く充実しています。
飲食店では、ジャンボ酒場、マクドナルド、松のや、松屋、大阪王将、なか卯、宮本むなし、天下一品、二郎系ラーメン、焼肉などがあり飲み屋もかなり多いです。
カラオケ、パチンコ、雀荘も近くにあります。
僕はパチンコは打ちませんが同じ学科の人とたまに雀荘には行ったりします。
タバコの匂いはしますが、料金は安く飲み物も飲み放題なので良心的です。
コンビニも4つくらいあります。
悪い点
悪いことと言えば、
理学部棟は豊中キャンパスの中で石橋阪大前駅から最も遠いところに位置しているので徒歩で片道20分くらいかかります。
阪大の門を通ってからしばらく坂が続くので夏はかなりきついです笑。
単位について
よく阪大は
「単位が大阪湾に沈んでいる、地面から掘り起こさないといけない」
と言われており難しい印象を持つ方も多いと思います。
実際、楽に取れる単位は少ないですがちゃんと出席して勉強していれば問題なく単位は取れます。
地頭の良さはあまり関係なく、
・授業をサボらず出席ししっかりノートをとる
・課題を期限内に出す
など基本的なことがちゃんとやれるかが単位を取れるかどうか、高い評価を貰えるかどうかに繋がってきます。
(あくまで理学部生物科の話なので他の学部だともっと楽、もっと大変という可能性はあります)
よく勉強する人達が周りにいる環境なので学問をすることには適した大学だと思います。
どのくらい忙しいのか
学部学科、学年で変わってくる部分はありますが、基本バイトできないほど忙しいところはあまりなさそうです。
しかし、理学部ではオナーという1年生のうちから研究に携われるプログラムがあるのですが、
そのオナーや部活をバイトと両立するとなると忙しくなると思います。
また教員免許を取るための教職などの講義を取るとなると更に忙しくはなります。
受かるためにすべきこと
どの大学においても言えることですがしっかりと作戦を立ててください。
数年分の合格最低点を見て、
共通テスト、2次試験でそれぞれ何割ずつ取らないといけないのかを計算し、
さらに科目ごとの得意不得意を加味して本番の予定を立てます。
センター・共通試験の作戦
理学部生物はセンター3割二次7割とセンターの割合が低かったので1年間センターばかりにならないように勉強していました。
傾斜配点は国語と世界史が大きく全体の3分の1を占めていました。
残念ながら国語は苦手で、本番も7割ほどとかなり厳しい点数でしたが、世界史がほぼ満点だったのでなんとかカバーできました。
現役の地点で世界史は9割を取っており、急に点数が下がる心配もない科目だったので、
万が一国語をミスってもカバーが効くだろうと考えていたので想定内ではありました。
数学は6.7割と普通に悪かったですが、生物、化学、英語が9割くらい取れていたのでそこもカバーが効きました。
結果として全体82%くらいで阪大ボーダーくらいでした。センターリサーチはC判定だったと思います。
全科目点数を稼げることが理想ではありますが、現実的に難しいので、
得意科目で苦手科目をカバーするやり方は非常に効果的だと考えています。
そのためにも何か得意科目を作ることは大事です。
二次試験の作戦
もともとあまり数学はできない上に、阪大理系数学はかなり難しかったので、高得点を取ることは最初から考えていませんでした。
その代わり英語、生物、化学を多く勉強しカバーするという作戦を立てていました。
いざ本番、数学が少し優しくなり、自分は解けずに周りは解けるという非常事態が起きましたが、
もともとの作戦があったので焦ることはなく無事、英語と理科で取り返して合格することができました。
綿密な計画を立てることがメンタルにも良い影響を及ぼしたのです。
英語二次試験の簡単なアドバイス
文理共通科目である英語の試験について僕から少しですがアドバイスを述べておきます。
参考までに僕は本番で7割の点数でした。
とても高得点というわけではないですが合格するには十分な点数だと思います。
英語は良問でしっかり勉強すれば確実に点数が取れるので
阪大を目指す人はしっかり英語に時間をかけましょう。
大問3の自由英作はお題は簡単ではありませんが対策すれば満点近く狙える問題です。
「英作文ハイパートレーニング和文英訳編」「英作文ハイパートレーニング自由英作文編」
などでしっかり演習を積みましょう。
日本語を英語にすることが慣れていない人は例文暗記をしていくのが良いと思います。
僕はドラゴンイングリッシュという例文暗記の本を使っていました。
例文暗記ができる参考書ならなんでもいいと思います。
自由英作ですが、
お題を見て素早く書く内容を日本語でも英語でも良いのでメモしてそれを文章に組み立てていく練習をしましょう。
大問3は15分くらいで終わらせるのが望ましいです。
文法的な内容でミスをしないのは勿論、
内容もよく見られるので論理構造が破綻していない、
問題文にしっかり答えられている、深みのある文章を書くことを目指してください。
もし可能なら英語の知識がある人に採点してもらうことがおすすめです。
僕は文法的なミスとして三単現のS、自動詞他動詞のミス、ニュアンスの違う単語を使ってしまったことが多かったです。
内容的なミスとしては理由がちゃんと理由になっていない等、
少しでも読み手に疑問を抱かせてしまうことが多く採点していただいた方にもよく指摘を受けました。
ここだけの話ですが阪大模試より本番の方が点数は高くでます。
理由は短い期間で何百枚もの解答を数人の教授が採点しなければならないからです。
厳しくしていると終わらないのだろう思います。
ただ高く点数が出るのは受験者全員なので結局、有利不利はあまり生まれないと思います。
自由英作文をあまり書けない状態で挑むとかなりの差をつけられてしまうと考えられます。
大問1の下線部和訳、全文和訳の問題ですがちょっと難しい単語、基本的な構文の知識で解けるかどうか決まるので、
毎日基礎的な勉強をしっかりサボらずにしておけば安定して取れるようになると思います。
下線部以外の部分もしっかり読んで読解をしましょう!
大問2の長文問題は難易度は高くはないのでしっかり得点源にしたいです。
普段行っている長文演習で十分対策できると思います。
大問4の和文英訳はかなり難しいです。
満点を狙うのは相当ハードルが高いので部分点狙いで僕は解きました。
日本語が難しいのでまず簡単な日本語に言い換え、それを英訳するという2段階で解くのが良いと思われます。
まとめ
今回は大阪大学に通っている、濵田先生に記事を書いてもらいました!
冒頭にも書いたように、通っている人の生の声はなかなか聞けないので、参考になれば嬉しいです。
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