こんにちは、武田塾岡本校です。
今回の記事では本当に受験に合格できる勉強法として、武田塾の核となっている、「一冊を完璧にする」勉強法について解説いたします!
武田塾では「一冊を完璧に」を合言葉とし、参考書1つひとつを完璧な状態に仕上げて実力を高めようとしています。
完璧という言葉を聞くと、何やら参考書を隅から隅まで丸覚えするかのように聞こえてしまいますが、そうではありません。
一冊を完璧にとは、「参考書にあるのと同じような、初見の問題が出てきたとしても実力で解けるような状態にすること」です。
では、この「一冊を完璧にする」ためにはどのような手順を踏み、どんな勉強をすればよいのでしょうか?
この記事では一冊を完璧にする段階を大きく2つに分けて説明します。
一冊を完璧にする2つの段階
一冊を完璧にする2つの段階とは、
①参考書を進めているとき(全ての問題を正解できるように目指しているとき)
②参考書を終えた後(その参考書の全ての問題を正解できるようになった後)
の2つです。
参考書を進めているときの勉強法
まずは参考書を進めているとき、つまり1冊の参考書について、全ての問題を正答できるように目指している段階の勉強法です。
この段階では特に
①説明できるレベル(回答の根拠の深さ)
②解答スピードのレベル
を意識して勉強することが大切です。
特に、①の「説明できるレベルに」ついて、
武田塾生の場合は、特訓時の口頭チェックで講師から
「なぜ2番が答えだと考えるのですか?」と説明を求められ、
正しい根拠が答えられるかの確認があるので、
どこまで深く説明できれば良いかは講師が調整してくれています。
しかし、独学で勉強を進めている方は、説明レベルの判断が難しくなってしまいます。
そんな方は1つの指標として「入試本番で与えられる情報だけで解答にたどり着けるプロセスを再現する」ことができるかを確認してください。
入試問題を解く時は
問題文から情報収集→どの公式・典型パターンを使うか考える→組み合わせる→式を作る→解答
の流れで進んでいきます。
その中でも最初の「問題文から情報収集」した上で適切な公式・パターンを思い出せることがカギとなります。
数学の場合
例えば数学で独学の参考書学習をする場合にありがちな失敗例として、
「その公式を使う単元を勉強しているから、その公式を使用して解いており、なぜこの問題にその公式を使うのかは説明できない。」
というパターンが挙げられます。
連立方程式の単元をやっているから連立方程式を使って解くのではなく、
問題文から情報収集した上で「なぜ連立方程式で解くのか」を説明できるようにしておきましょう。
英語の場合
英語長文の場合、「訳せる」と「解ける」の段階があります。
答えを覚えてしまっていたり、日本語訳が頭にあるから解けてしまうのはNGで、
大切なのは、「問題文と選択肢から情報を読み取り、根拠がわかった上で正解と不正解を選択する」こととなります。
日々の勉強法としては、
「自分が講師や先生になったつもりで、理解できていない人に対して自分の言葉で解説できる説明を考える」やり方がオススメです。
その際、参考書の解説を丸暗記するのではなく、
自分の言葉で分かりやすくに人に説明しようとしてみてください。
参考書を終えた後の勉強法
このようにして一通り参考書の問題が解けるようになった後は、過去問を解く段階に入っていきます。
「参考書を進めているときの勉強法」がきっちり身についている人であれば過去問でも点が取れますが、
多くの人は過去問に入るとなかなか点数が取れなくなってしまいます。
点数が取れない場合にすべきことは
「過去問で解けない問題の原因を把握し、前の参考書に戻って解けるプロセスを考える」ということです。
これが2段階目の勉強法です。
この際のポイントなのが、新しい参考書を追加するのではなく、以前やった参考書に戻る、ということです。
数学の『基礎問題精講』を一通りマスターしたのに日大の過去問が解けない場合、
それは決して『基礎問題精講』の問題レベルが低かったというわけではなく、
例えば「解答を丸暗記して解けるようにしただけで、問題集を使いこなせていない」など、
そのやり方に問題があることを疑うことから始めます。
前の参考書に戻る際は、
「単元名ではなく、問題文の情報から式をつくれているか」、「解答に至るプロセスを説明できるか」
をよく確認してみましょう。
ここができていないと、一冊を完璧にしたとは言えず、
つまり次の参考書に入る段階ではないということが言えます。
武田塾生の場合、自身の実力不足で入試問題が解けないのを、
参考書のレベルが低いからだと誤認することがないよう段階突破テストを設けてありますが、
特に独学で勉強している方はそのようなストッパーがないので、落とし穴にハマりやすく注意が必要です。
このような段階確認をせずに参考書だけ上のレベルに上がってしまうと、
問題を解けない理由がうやむやになるほか、実力が足りないうちから新しい参考書に入ってしまった時間など、
結局様々なロスを産んでしまうことになりかねません。
まとめ
「一冊を完璧に」とは一度参考書を全問正解できる状態にした後、
過去問を解いて間違った問題は過去の参考書に戻ってやり直す。
という2つの段階を経て志望校の入試レベルまで知識をつけていくことです。
つまり、参考書の進め方は
参考書A→過去問→参考書Bというような一方向型ではなく
参考書A(1段階目)→過去問(解けない)→参考書A(2段階目)→過去問(突破)→参考書B
となることの方が圧倒的に多く、それがスタンダードでもあります。
参考書を一通り解けるようになったのに過去問が解けなくても、不安になる必要は全くありません。
解けない原因を分析して再び参考書に戻るというプロセスを踏んで、
本当の意味で「一冊を完璧に」した状態を目指しましょう!
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