こんにちは、武田塾岡本校です!
共通テストを受けられたみなさん、お疲れ様でした。
朝から夕方まである長い試験ですので、心も体も疲れたかと思います。
ここまで頑張ってきた自分を労ってあげてください。
ただし、共通テストのあとも受験勉強は続きます。
この記事では共通テストを終えた受験生の皆さんが、
今後の私立一般入試や国公立二次試験で
合格を掴み取るためにすべきこと、すべきでないことをまとめて紹介します。
受験生の方はぜひ最後までお読みください!
自己採点
共通テストが終わったあとはまず自己採点をして共通リサーチに提出してしまいましょう。
今後の方針を立てるためにも、今回の共通テストで何点取れたのかを計算し、
リサーチの結果をもって、
「志望大学に合格するためにあとどれくらい取らないといけないのか」
を知る必要があります。
そのため、試験が終わった後はなるべく早いうちに自己採点を済ませてしまいましょう。
受験校の確認
リサーチを出して自分の志望校や第二志望以下の大学について、
それぞれの合格可能性がわかった後は親や塾、学校の先生と確認しながらどの大学に出願するかを決めましょう。
もし共通テストの受験前に
「○判定以上なら第一志望に、それ以下なら第二志望に」
などの様に決めているのであれば、
客観性の面からもできるだけその時の判断に従うことをお勧めします。
出願をする際には、判定だけではなく、
自身の共通テストの結果を元に出願予定校の傾斜を計算したうえで
前年度以前の合格最低点から差し引いた
実際に2次試験で取らなければいけない点数を必ず確認しましょう。
仮に判定がB判定だとしても、
2次試験で自分の実力以上の点数を取らなければいけない場合は
一度立ち止まって考えみるべきです。
実際に過去問を解いて判断しましょう。
また共通テストは毎年平均点が変化しているため、
見積もりは厳しめで出願を考える方がいいとは思います。
これまで二次対策ができていない人
これまで二次試験の対策ができていなかった人、
二次対策はしていたが共通テストの結果で志望大学が変わった人は、
すぐに過去問を買って分析することから始めましょう。
まずは過去問を解いて分析してください.。
今までの共通テスト対策と何が違い、どう対策をしていくかを練らなければいけません。
私立大学に切り替えた場合
特に私立大学の2次試験は、共通テストよりも知識を問われることが多いです。
そのため暗記部分の再補強も必要になってきます。
ただ共通テストと比べても、私立の場合は大きく傾向が変わるわけではないので、
頻出問題の傾向分析は必須になってきます。
現状の確認
自己採点が終わった後は二次試験や私立一般入試への素早い切り替えが大切です。
まずは現状の確認から始めましょう
共通テスト対策に多くの時間を使っていた場合、
ほとんどの科目で私立一般入試や国公立の二次試験の実力が落ちている可能性があります。
鈍ってしまった感覚を取り戻すのには1週間はかかると考えておいた方が良いでしょう。
理系の方であれば数学Ⅲの鈍りが目立つ方が多いです。
共通後1週間の間にやり込んで感覚を取り戻しましょう。
その他、
英語であれば『システム英単語』の3章以降、
地方国公立大レベル以上の長文問題や構文解釈の演習から始めると良いでしょう。
二次試験や私立一般入試用の読み方、頭の使い方、手の動かし方に切り替えていく必要があります。
英語でさらに挙げるとすれば英作文です。
秋の時点で例文暗記をした人などは、
共通テスト対策の間に知識が一気に抜けている可能性もあります。
『英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』の例文暗記を使い、
1週間で徹底的にやり込んで思い出しましょう。
計画の立て直し
共通テストが終わったタイミングでもう1度勉強計画を立て直しましょう。
二次試験までの日数、私立入試の日程、現状を踏まえた上で
「どの教科で何点取るか、どうやって取るか」、
そのために「何にどのくらい時間を費やすか」を計画してください。
その後に1週間ごと、1日ごとの学習計画に落とし込み、
試験日に向けて無駄のない学習ができるよう準備することが大切です。
やってはいけないこと
共通テストが終わった後に1番やってはいけないのが「勉強を止めてしまうこと」です。
共通テストの結果が良くなかった人の中には、
「あの時もう少し勉強していれば」、「あのとき2番を選んでいれば」
のように共通テストのことを引きづってしまう方も多くいるでしょう。
一方、高い点数が取れた人の中にも、
必要以上にネットで情報を調べたり、誰かと比較をして気が緩む人もいるかもしれません。
また、YouTubeには共通テストを分析するたくさんの動画がアップされ
「今年の共通はああだった、こうだった」と評価されているので、
ついつい見入ってしまうかもしれません。
しかし、どれだけ共通テストのことを振り返っても、共通テストの点数は変わりません。
自己採点とリサーチ結果以外の共通テストの振り返りは基本的に時間の無駄にしかなりません。
一方、少し先では二次試験や共通試験が待ち構えています。
こちらは今からの頑張り次第で天国にでもなるテストです。
共通テストの結果が良かった人も悪かった人も、今は最後のテストに向けてもう一度集中し直しましょう。
また、浪人を見据えた行動をすることも絶対にNGです。
受験校を絞る際に、浪人を考慮に入れることは問題ありませんが、
今年の受験を諦めて予備校を探し始める様なことはしないでください。
浪人は3月からでも間に合いますので、
今年の受験が終わるまでは今年の受験のことだけを考えて学習に取り組む様にしましょう。
共通テストの結果で落ち込んでいる人
とはいえ、ショックから立ち上がるのは簡単なことではありません。
そこで今回は、私立一般対策や二次試験の対策に切り替えられるための方法を紹介します。
それは動き出すことです。
気持ちの整理がつかないならつかないままで、
ショックならショックなままで良いので、手を動かしてみましょう。
そうすることで、過去への引きずりは徐々に薄まり、
目の前にある私立一般入試や国公立の二次試験に意識が向く様になります。
おわりに
今回は共通テスト後の勉強法について注意すべき点を紹介しました。
受験終了までラストスパートの期間です。
悔いのないよう、最後まで走り抜けましょう。
今回記事を書いてくれたのは元講師の濵﨑先生です
元武田塾生で、校内偏差値30台から、半年で大阪大現役合格を掴み取りました!
そんな彼も武田塾で4年間講師をしてくれています。
4年間様々な生徒を見てきたうえで、記事を書いてくれました!
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