みなさんこんにちは、武田塾大泉学園校です。
もう11月も終わりに近づき、すっかり寒くなってきましたね。共通テストは1月13日、14日のため、気づけば50日程度しか残っていません。
共通テストは2次試験とは違った能力を求められるため、対策なしに挑めば大滑りするのは今まで受けた模試や過去問で受験生の
みなさんも知っていると思います。
そうは言っても今日までなかなか共通テスト対策をできずにきたと思います。
そこで今回は今後の共通テストの対策と2次試験のバランスについて書いていきます。
11月:6割以上取れていない科目の対策はしよう
11月は共通テストの対策に傾倒せず、2次試験の対策や過去問演習をしましょう。私立志望の人は併願校や滑り止めを抑えるため
に共通テストを受け、国立志望の人は2次試験が合否を分ける本命だと思います。第一志望の一般入試や国立大学の2次試験に万
全の対策をして挑めなければ本末転倒です。ただ、共通テスト模試や過去問で6割以上取れていない科目はこの時期から対策して
おきましょう。
12月上旬:共通テストの勉強もしつつ2次試験の勉強を中心に取り組もう
12月に入れば共通テストまで残り一ヶ月になります。この時期に入ってからは過去問や問題集に取り組み始めましょう。共通テス
トの問題は私立の一般試験や2次試験の形式と違うため最初のうちは形式慣れずに点数が取れませんが、何度か過去問や問題集で
演習を重ねていくうちに形式に慣れていき、ある程度点数が上がると思います。演習を重ねながら時間配分の感覚や苦手な大問等
を分析していきましょう。ただ、共通テストの対策にも本腰を入れつつ、11月と同様に2次試験の勉強を中心に据えて取り組みま
しょう
12月下旬〜共通テスト一週間前:共通テストと2次試験の比率を1:1にしよう
12月下旬には入れば共通テストまで一ヶ月もありません。焦りもあり、共通テスト一辺倒になりたくもなりますが、大多数の受験
生にとって共通テストはあくまで通過点であり、本命ではありません。また、共通テストは形式慣れしてある程度点数を取れるよ
うになってもさらに点数を上げるには、2次試験で問われる能力が必要です。(ex.語彙力、速読力)
共通テスト一週間前〜共通テスト本番
共通テストまで残り一週間になれば、勉強時間の8〜9割は共通テスト対策に当てましょう。今まで各教科対策してきたと思うの
で、過去問や問題集を用いて本番通りの時間割で予行練習をしてみましょう。共通テストはほとんどの受験生にとって一番最初の
入試だと思います。その日初めて大学入試の臨場感が分かり、緊張で動揺してしまうかも知れません。本番を想定して気持ちを作
っていく一週間にしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。まだ、歴の浅い共通テストは本番形式や難易度が変わったりするかも知れなく、受験生の皆さんいと
っては不安材料の一つだと思います。ただ、2次試験力をつけてしっかり対策すれば本番に全力を出し切れると思います。まずは、
初っ端の共通テストを乗り越えましょう。
ご精読ありがとうございました。