【大学受験】国際基督教大学 ICU どんな人が行きやすい 一般受験の方式 受験科目
こんにちは!
武田塾大泉学園校です。
今回は、東京の三鷹市にある国際基督教大学(ICU)について解説していきます!
今の時期、受験校をどこにするか最終決定しようとしている人たちも多いと思います。
チャレンジ校や安全校、様々な大学を見ていく必要がありますよね。
国際基督教大学(ICU)は、早慶や上智などに比べて、生徒数も少なく名前を聞く機会も少ないと思います。
しかし、レベル的には早慶上理ICUとされていて、難関大学の一つとされています。
さらに!意識してほしいのは、試験問題がかなり特殊であり、人によっては案外他の大学よりも簡単に受かることもあるんです。
目指している大学が、早慶や国公立の人は、とりあえず受けてみる価値がある大学だと思います!
一般受験 方式
国際基督教大学の受験方式には、A方式とB方式があります。
一般的な受験方式は、A方式です。
A方式の受験科目は3科目で、英語、総合教養、人文・社会科学or自然科学となっています。
英語と総合教養は全員が受けて、人文・社会科学と自然科学はどちらか一つを選択となります。
詳しくは、後々解説していきますね!
B方式は、1次試験と2次試験に分かれていて、
試験のほかに、学校の成績と英語の外部試験の結果を提出します。
受験資格としては、英語の外部試験の結果が以下のいずれか以上である必要があります。
- IELTS (アカデミック・モジュール) 【6.5以上】
- TOEFL iBT 【79以上】
- Cambridge English Qualifications 【175以上】
- GTEC CBT【1300以上】
1次試験は、総合教養だけを受けます。
2次試験は、面接となっており、自分の提出した願書をもとに質疑応答をしていく形になっています。
B方式はかなり特殊なので、基本的にはA方式だけを見ておけば大丈夫です!
受験科目
英語
英語の試験は、リーディングとリスニングがあります。
「国際基督教大学、ICUの試験はかなり特殊だ」なんてよく言われますが、英語は特に特殊なことはありませんね。
レベル的には、早慶と似たような感じです。
リーディングは60分、リスニングは30分となっています。
リーディングは、文系分野、理系分野、哲学・宗教学的なものの3種類が出題されます。
もちろんそれぞれに前提知識があるとかなり有利になりますが、シンプルに文章を読めれば解ける問題になっています。
総合教養
これがかなり特殊な試験です。
一見かなり厄介に見えますが、意外に6割くらいの正答率でも受かるのでそこまで毛嫌いする必要なないと思います!
初めに、日本語のリスニングを行います。それについての質問を解いて、
それ以降は、文章を読んでそれについて問題を解くといった感じですね。
分野は、文系理系どちらもでます。しかし、高校1・2年レベルの教科書を全て理解し、覚えきっていれば基本的に解ける問題ばかりなので、難易度は実はそこまで高くありません。
基礎的な知識をしっかり蓄えている人は、案外簡単に感じると思います。
ただ、「日本でこれが起こっている時に、ローマではこれが起きていた」といったように、普段から時系列を気にしていないと解けない問題も出てくるので、それらの点には気を付けておきたいです。
人文・社会科学
文系の生徒が基本的に選択する試験です。
その場で、文章を読んでそれについての問題を解くといった、現代文に近い試験です。
知識をとわれる問題は、総合教養に比べてほとんどなくなるのですが、文章がとにかく長いです。
長い文章の中に出てくる情報を正確に処理していく能力は必要になるので、現代文が得意な人にはかなり向いている試験になると思います。
自然科学
理系の生徒が基本的に選択する試験です。
理系分野(数学、物理、生物、化学)の中から2分野を選択して問題を解いていきます。
数学は、IAIIBが出題範囲で、他の分野もそこまで難易度の高いものは出題されません。