こんにちは武田塾大泉学園校です。筆者は偏差値30台の高校から武田塾に出会い現在では早稲田大学に通っています。中学時代には定期テストでさえも英語で30点台を取り続けて上記の通り偏差値30台の高校にしか進学できなかった自分ですがそんな自分だからこそ気づける苦手を克服できる方法を書いていこうと思います。
まず英語長文を読めるようになるためにいくつかの必要な要素があります、それは皆さんご存じの通り単語や文法、熟語、解釈といったいわゆる基礎です。ですが、自分もそうだったのですが単語含め基礎をきちんと固めたのに文章の内容が入ってこないことがありますよね、これにはいくつかの原因があります。該当している箇所がないか確認してみてください。一つ目は単語を一つの言葉として丸暗記してしまっていることです。どういうことかと言いますと英単語を見た際にそれに該当する日本語を出すことができてもそれを具体的にイメージできていない状況です。一つ簡単な例を挙げますと、dog=犬と覚えているが犬がどういったものこと状況なのかを理解できていないといったことです。そうしますと、A dog likes his owner. と文章があったとしても単語一つ一つを頭でイメージできなければこういった文章がさらに長く複雑で日本語ですら難しいような長文になれば何も分からずに長文が終わってしまい単語を覚えたのに長文が読めない人が出来上がってしまいます。
二つ目は国語力の欠如です。英語といえども言語に変わりはないですし、長文を言うのは一文一文が寄り集まったものです。ですので【しかし】といった接続詞はどういった役割を果たすのか、文脈とはどういったものでその文章は何について書かれていて筆者はそれに対してどう思っているのかその主張を文の中のどこでどういった技法で表しているかといったことをきちんと構造を把握して捉えていくという力は英語にも必要不可欠ですので現代文をきちんと勉強したことがないという人はそこも見直しておきましょう。
三つ目は二つ目とも被る話ですが文章の読み方が下手というパターンです。例えばですが「僕は、昨日あれをして、これをして、こうで、あーで、悲しかった」というそれなり長い文章があったとします。こういった文章に対して馬鹿正直に一文一文訳していこうとする人がいますが、基本的には「僕は悲しかった」という主語述語が一番大切になります。一つの文章を見る際に大事なところだけを丁寧に強弱をつけて読むことで記憶にも残り問題も解きやすくなりますし、その文章が何について書きたかったのかもよく分かり、読み終わった後にどんな話だったのかが分からないということもなくなると思います。
ザックリですがまとめますと、一文一文もっと言えば一単語一単語がイメージできるようになりそれを国語的な視点で読み解いていけるようになりましょう。