9月以降の勉強〜問題集と過去問をバランスよく解こう〜
みなさんこんにちは。武田塾大泉学園です。
夏休みが終わって少したち、そろそろ入試が見えてきました。共通テストまではあともう少しで100日前を切ります。
夏休みまではアウトプットは学校や予備校、塾で配られた問題や市販で買った問題集を取り組んだり、インプットでは英単語帳や
古文単語帳、地歴の一問一答などに取り組んでいたと思います。
しかし、9月からはそこに志望校の過去問を実際に解いて、それぞれの大学学部の問題の傾向を掴んでそれに合わせた対策をする
過去問研究を取り入れなくてはなりません。しかし、過去問研究は過去問演習ではないので、ただ量をこなせばいいというわ
けではありません。
そこで今回は9月以降の過去問の取り組み方とその他の学習について話していきたいと思います。
解きすぎ注意!!過去問は大切に
志望校の過去問は本番の入試問題に最も近いもので、それを解いて自分の力試しをしたくなるのはわかります。しかし、過去問
には限りがあり、早い時期に解きすぎると1月2月に取り組む過去問がなくなってしまいます。数をこなす分には1月2月にできる
ので、それまでは量より質を求める過去問演習にしましょう。
共通テスト後までは過去問演習というより過去問研究を意識しましょう
過去問の量をこなす時間は今日テスト後に山ほどあります。それまでの過去問の取り組みは量をこなすのではなく、過去問の特
徴を捉えましょう。例えば、「〇〇大学◻︎◻︎学部の英語の過去問は文法問題が難しい。」などです。この場合は、高難易度の文
法問題をカバーしてくれる問題集に取り組んだりしてみましょう。
合格ラインまで何が必要かを確認しよう
普段取り組んでいる問題集や参考書は完璧になるまで取り組むと思います。しかし、過去問はそこまでする必要はありません。
簡単にいうと問題集は良問集で過去問は悪問集です。だから入試問題は満点でなくても合格できます。そのため、できなかった問
題を全て復習するのではなく、あとどこの問題を正解できていたら合格ラインに届いていたかを確認しましょう。逆に合格点
を超えていたらあまり復習する必要はないです。
記述問題は先生に添削してもらおう
入試問題の中には記述問題を出す大学が多くあると思います。選択問題は自分でも採点できますが、記述問題は解答解説を見な
がら自分で採点するよりも先生に添削してもらった方が正確です。先生に添削してもらううちに採点基準が自分でもわかるよう
になってきて、受験直前期に取り組む過去問で正確に自己採点ができるようになるので、少なくとも最初のうちは先生に添削
してもらうようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。過去問演習は志望校合格には必須で大事なことですが、入試直前までは過去問だけでなく、問題集や単
語集に取り組むことも同じくらい大切です。過去問演習は力試しになるため、合格点を超えた、超えなかったで一喜一憂したくな
りますが、計画的に過去問に取り組みましょう。