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世界史に語呂暗記は活用できるか 語呂で覚える参考書紹介

世界史の語呂暗記

こんにちは武田塾大泉学園校です

 

本日は世界史の「語呂暗記」について話していきます

世界史は年号を覚える必要があるのか、語呂合わせで世界史を進めていくことについて考えていきたいと思います

 

 

語呂合わせの種類

ここからは一口に「語呂合わせ」と呼ばれるものを丁寧に分析していきます

一度便宜上年号暗記と年号以外の語呂暗記を一緒に考えます

 

年号の語呂合わせにはどのようなものがあるか

中学生の時「納豆ネバネバ平城京」と覚えた人もいると思います

この語呂合わせはあまり意味がありません

なぜなら「納豆ネバネバ」部分に意味がないからです

平城京は納豆の起源でもなんでも有りません

ただ語呂が良いという理由で作られています

語呂が良い、覚えやすいのは大事ですが年号の暗記で終わってしまいます

そのため少し覚えるのが手間になります

ですが年号を覚えていることは世界史の得点に直結します

年号を知り、その周辺事象を覚えていれば並べ替えのような問題で迷わなく成ることはもちろん正誤問題などの文章問題を判断する財力が増えます

それを補助するのが語呂暗記という方法になります

 

 

語呂を活用した参考書紹介

ここからは語呂暗記に活用できる参考書を数冊紹介していきます

それぞれの本のアマゾンリンクを掲載してありますので興味がある本は一度確認してみてください

 

音声DL付 ゴロ合わせ世界史 まるごと年代暗記200

https://amzn.asia/d/2y1PvAu

この本は比較的新しい本になります

また、音声ダウンロード付という他の参考書には無い特徴があります

メリット

・音声がついている:

これは他の参考書にはない特徴です。

音声が実際どの程度有効であるかは議論の余地があると思いますが一つ大きな特徴になります

・イラスト付きである:

この本は語呂とそれに合わせたイラストが掲載されています

五感を使い覚えるという方針が伝わりやすい本になります。

・一つ一つの解説が丁寧:

この本は解説が丁寧で、用語集としても使えます。いちいち複数の本を出す必要がないのは大きな利点です

デメリット

・あまり網羅できていない:

イラスト等に紙面を割いている分掲載されている語句は必然的に少なくなります

・歴史をある程度理解していないと使いにくい

この本は歴史事象の解説は手厚いですがその分知らない人にはつながりが分かりにくく、全て覚えて無駄に時間がかかるリスクがあります

 

 

元祖 世界史の年代暗記法 四訂版 (大学JUKEN新書)

https://amzn.asia/d/iSlleT2

このような語呂合わせ本としてとても王道な一冊になります

この一冊で年号の語呂合わせは十分と思います

メリット

・年号暗記で終わらない構成:

見開き構成で左ページに語呂合わせ、右ページに簡単な解説が載っているため語呂暗記で終わらないようになっている

・まとめて覚えるページが有る:

この本はある程度覚えたらその語句の順番などを確認することに紙幅を割いているためこの一冊でかなり頭を整理できる

デメリット

・量が多すぎる:

網羅性がとても高いのですがそこまで年号を覚えなくてもいいと感じるほどに網羅されています

なので使うときは取捨選択が必要です。

・地域ごとの構成になっているため一部わかりにくい:

地域ごとに分けて書かれているためそれを自分の頭で考えてまとめるのが一苦労な側面があります

 

新装版エロ語呂世界史年号 (エロ語呂暗記法)

https://amzn.asia/d/0Lp3lW7

この本は取り上げるべきかとても悩みました

というものタイトルから黄信号が灯っている本書ですが内容がタイトル詐欺ではないのです

高校時代友人に初めて見せてもらったときは感動しました

膨大な量の語呂が見事にシモネタばかりなのです

この作者の執念には言葉が出ないほど感服させられてしまいます

と、ここまでは説明とも言えない説明をしてきましたが本書の特徴は「下ネタ」この一言です

正直に評価すると覚えやすい語呂が特別多いとは感じませんでした。

ですが話のネタから世界史学習への抵抗感軽減まで活用法は様々と思われます。

酷評しているように感じるかもしれませんがこの本は一度で頭に入り忘れないような感動的なものも多くあります。

この本に関してはこの場で内容の紹介することがはばかられるので興味がある人は自己責任で調べてみてください。

これは人を選ぶ参考書ですが興味があるなら買ってもいいと思います。(もちろん万人受けするものでも無いのでお試し気分で軽く買ってみてください。ハマれば設けたぐらいの心が大事です。)

 

語呂暗記の勉強法

創作

語呂暗記を活かす勉強法としては「語呂の創作」が挙げられます。

覚えやすくするための手法ですがうまく行かないときもあります

そんなときは資料集に掲載されている年表を活用してください。

年表を活用することで知識の復習になるという点はあります。

その中でも自分で語呂合わせを作るとその語呂合わせを忘れにくくなります。

ですが語呂合わせ作家になることを目指している人以外はあくまで休憩時間のお遊び程度に考えていてください。

語呂合わせを作るのはアイデア勝負な側面があります。

年号を覚えたあとならば考えやすくもなりますが覚える段階でそれは二度手間になります。

語呂合わせを作る勉強法も時間をかけて丁寧に年表と向き合う、年表を読み、歴史事象同士の相関関係に心を向けることに重きを置きながら創作してみてください。

注意点

語呂暗記の注意点ですがすべて語呂で覚えようとしないでください

年号に関してもすべての年号を覚えるほど世界史を極めるのではなく他の科目をやったほうが一般的に合格の確立を上げることができると言われます

また、語呂の中には正直強引過ぎてなに言ってるのかわからないものや無い方が覚えやすいものもあります

というかそちらのほうが多いはずです

このような本を使うときは少しでも覚えやすいものや苦手分野が少しでも克服できればいいくらいの軽い気持ちで始めてください

 

まとめ

本日は語呂暗記についてお話し、おすすめ参考書を一部紹介させていただきました

語呂暗記はあくまで年号などを覚える手段の一つであり、年号だけがわかっていても歴史の流れを理解することや覚えたものを自分で整理して復習することをおろそかにしていれば何も生まれません

語呂暗記が満点を目指すのでなく世界史という科目で合格点を取る、そのために必要な年号などをインプットする補助くらいに考えてください。

これらの参考書は使い方を間違えなければ力になります。

参考書の特徴を理解し、使いこなして実力をつけられるようにしましょう

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