立教大学について
こんにちは武田塾大泉学園校です
本日は立教大学の入試(世界史)について紹介します
立教大学について
まずは立教大学について紹介します
立教大学は東京都豊島区の池袋キャンパスと埼玉県新座市にある新座キャンパスの2つのキャンパスがあります。
学部は 文学部、異文化コミュニケーション学部、経済学部、経営学部、理学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部、スポーツウエルネス学部の11学部が存在します。11学部27学科は国内で見ても規模の大きな大学と言えます。
その中でも今回は世界史入試についての話になるので関係があるのは理学部以外の学部になります。
入試の特徴
世界史以外の入試について先に見ていきます
立教大学は英語の入試が特徴的です。
一般入試においては文学部の一部日程をのぞいて英語の入試が有りません
その分外部試験を活用しているのです。
個々での外部試験には共通テストと①ケンブリッジ英語検定②実用英語技能検定[英検](従来型、英検S-CBT、英検S-interviewいずれも可)③GTEC(オフィシャルスコアに限る)④IELTS(Academic Module)⑤TEAP⑥TEAP CBT⑦TOEFL iBT
の7つの試験が利用可能です。
この7つの試験のどの試験が有利と言うものは有りません。
スコアを提出し、それを大学が試験間での有利不利が出ないよう独自に得点化すると大学ホームページに記載があるためです。
この制度は特定のスコアに達していなくては出願できないといった制限がないという利点がありますが換算点を公開している大学と比較して得点の確約がない分ギリギリまで恐怖感を感じることになります。
また、共通テストの得点はリスニング、リーディングそれぞれ100点づつを学部ごとに定める比率で配転すると記載されています。
入試日程
立教大学の2024年度入試はすでに募集要項が公開されています。
それによると入試は2月の6.8.9.11.12.13
に行われます。
その内で11日は文学部の独自日程になっています。
また、地理B受験者は8日
政治経済受験者は12日のみと日程が限られてきます。
日本史は6日、世界史は8日の入試で試験がないため実質受験可能なのは4回(文学部は5回)となります。
他の受験校の入試日程を確認しながら決めることができるかなり受験生に優しい日程になっていると感じます。
世界史入試過去問について
ここからは本題の世界史入試についてです。
立教大学の世界史入試では2021年より大きく変わりました
立教大学で英語の独自入試がおおむね廃止されたのも2021年になります。
それと同じにして改革が行われたのです。
改革の内容は「学部個別入試ではなくなった」ということです。
全学部で共通の問題になります。
そのため対策は楽になります。
かわりに対策すべき過去問の数は増加しているので注意してください。
ここまで変わった話ばかりしてきました。
ですが問題自体に着目した場合大きな変化は見られません。
なので対策方法自体は変わりません。
過去3年分で類似問題も出題されます。
個々からはその特徴を見ていきましょう
形式的な特徴
立教大学では例年大問が2つ程度です。
記述式の問題も多くあります。
ですが論述問題は有りませんので安心してください。
問題は文化史、政治史等出題配分に大きな特徴は有りません。
穴埋め問題に語群はないので基礎的な部分は覚えていないと戦えません。
選択肢がある問題は単純な用語以上の知識を求められる物ばかりなので注意が必要な入試です。
出題範囲
問題自体はテーマ史的な要素も強いです。
過去の例を見ると
「チェスと世界史」「ノーベル平和賞と近現代史」「石油資源史」「動物と人類」「似た人名に関わる世界史」
など多様なものになります。
ただ、出題自体に特徴はありません。
また、先程の例からわかるように出題は多様なのでやまをはることは無理です。
単純な学問、絵画、音楽等の文化史だけでなく、時代、国ごとの文化なども確認しておく必要があるでしょう。
特別な対策が必要というわけではないですが過去問で傾向、雰囲気を掴んでおくことが不可欠な大学でしょう。
まとめ
本日は立教大学の世界史について話しました。
立教大学の世界史は学部ごとではなく、全学部共通の問題になったので複数学部、日程の受験がしやすくなったとも言えます。
ですが特別な対策が難しいこともあるので基本に忠実な学習を続けて合格を目指してください。