受験生だからこそ徹夜はやめよう。睡眠の重要性とは
こんにちは!武田塾大泉学園校です!
突然ですが受験生の皆さん、夜はちゃんと寝ていますか?もしかしたら皆さんの中には高校の定期テストなどの数日前から夜遅くまで勉強してなんとか乗り越えてきた人がいるのかもしれませんが、受験生になった皆さんは夜更かしや生活習慣の乱れだけは絶対に気をつけなければなりません。
たとえ、受験生時代に1日12時間や16時間勉強したとしても、睡眠時間が極端に少なければ、受験に失敗する可能性は非常に高くなってしまいます。
現役の方であれば学校があるので、ある程度は生活習慣が整っている場合も多いですが、浪人生の場合はより一層気をつけなければいけません。
今回は、受験生における生活習慣の重要性について睡眠を中心に紹介していきたいと思います。
受験において重要な要素を見極めよう
受験において合格への要素とはひとつではなく様々存在するものですが、不合格へと繋がってしまう習慣を見極めることは非常に重要です。かく言う私も現役時代は1日10時間くらいは勉強していたのですが、第一志望の大学はおろか、第2、3志望すらも落ちてしまいました。
この不合格の大きな理由は私の現役時代の大きな生活習慣の乱れに原因があり、浪人時代ではこれらのネガティブな要素を徹底的に排除することによって、見事逆転することが出来ました。
これらの話からも分かるように一見するとすごく勉強に打ち込んでいる人でも、勉強以外のことが原因で志望校に落ちてしまうと言うことは少なからずあり得ることなのです。
その受験に失敗してしまう要因になる最大の要素の1つが今回紹介する生活習慣の乱れについてです。今回は睡眠の重要性を中心に説明できたらと思います。
睡眠不足はどんなデメリットを招くのか
そもそも人間の適切な睡眠時間には個人差があり、少ない時間でも十分な睡眠効果を得られるショートスリーパーや、平均的な適切睡眠量よりも多くの時間をとらないと睡眠の効果を得にくいロングスリーパーなどが存在します。
もちろんショートスリーパーの人の方が有利でないといえば嘘になりますが、それでも自分自身がどの睡眠時間が適切なのかを正確に理解することが重要なので、自分がロングスリーパーであっても、甘んじて受け入れましょう。それを理解することが志望校合格への第一歩になるはずです。
私たちは活動に必要なエネルギーや細胞の活性化、修復に必要なエネルギーを食事などの方法で手に入れているものですが、睡眠は細胞の修復にとって非常に重要であり、睡眠不足が長く続くと細胞の機能が低下し始め、日中に疲労感で体が思ったように動かなかったり、集中力や記憶力などの頭を使うことが難しくなる認知機能の低下が起こり、勉強などの効率が悪くなる他、精神的な面でもネガティブな思考が頻繁に巡るようになったりと大きなデメリットが数多く存在します。
そして睡眠不足の恐ろしいところの1つが「睡眠負債」というものです。例えば適切な睡眠時間が8時間だとしたら、1時間、2時間の不足を日々続けていると、その不足分が徐々に積み重なっていき、一週間もそれを続けると、一回徹夜したのと同じくらいの負債にまで積み重なります。
適切な睡眠時間と睡眠の質を高めるためには
ここまでで睡眠の重要性については理解してもらえたと思うのですが、ここからは、受験生でも実践できる睡眠の質を高める方法について紹介していきます。
①生活リズムを整える・・・生活リズムは睡眠の質向上にとってすごく重要です。理想としては食事の時間や就寝、起床の時間をいつも同じ時間で固定することです。
②就寝の直前に食事をしない・・・夜は勉強をしているとお腹が減ってきてしまうものですが、そこはグッと我慢しましょう。食事をすると内臓が働き、なかなか体が休まらない状態になってしまいます。
③就寝の1〜2時間前に入浴する・・・入浴は血流や血行を改善し、深部体温を高めて、副交感神経を優位にする働きを持っているので、寝る1時間くらい前に入浴するとリラックスして睡眠をとることが出来ます。
④就寝の1時間前にスマホをやめる・・・これをやってしまっている人は結構多いのではないでしょうか。実は寝る前にスマホを触っていると、脳がスマホのブルーライトの明かりを太陽の明かりだと思い込み、昼間であると誤認してしまいます。そうなると脳は覚醒状態となり、なかなか脳が休まらなくなってしまいます。
これらのことを覚えておけば、皆さんの睡眠の質は自ずと改善されるはずなので、実践してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は受験生の志望校合格に向けていかに睡眠や生活習慣が重要かを紹介していきました。これだけ重要な睡眠時間ですが、意外と世の中の受験生でこのことを理解している人は少ないのです。受験は確かに勉強時間が多いことに比例して志望校合格率は上昇するものですが、単に時間を取ればいいという話ではありません。受験生活は普段の生活習慣にこそ裏付けがあるものなのです。
この記事が、ご覧になった皆さんの受験生活において少しでもお役に立てればいいなと思っておりますので、ぜひ参考にして、志望校への合格率をあげていってください。