【浪人生】大学受験 4月までの浪人生の失敗しない過ごし方
浪人が決まった人たちへ
みなさんこんにちは、武田塾大泉学園校です。
今回は大学受験を終えて、浪人が決まった人たちに向けて2月、
3月の過ごし方について話していきたいと思います。
浪人生が4月からどこかしら予備校や塾に入るなりして
カリキュラムに沿った受験勉強をすることは至って普通のことで、
ただ与えられたことだけを進めていても現役時に落ちた志望校、
ましてやそれよりも上の大学に合格するとは言えません。
一年後ライバルとなる新高校三年生は春から大学受験に本腰を入れるわけですから、
4月までぼーっと過ごしていては遅いです。
なぜ自分が浪人することになったかを認識しよう。
浪人することになったということは第一志望校に落ちたということは言わずもがなですが、
ほとんどの受験生にとっては、「第一志望不合格=浪人」ではないと思います。
例えば東大を第一志望としている人であれば、
併願校としていた早稲田や慶應にも落ちてしまったことで浪人を選んだという人が一定数いるでしょう。
その人たちにはなぜ併願校としていた大学にも落ちてしまったのかを自分で振り返って認識してほしいのです。
浪人するとなれば一浪までにするべきですし、
本気で勉強するとしたら体力的にも精神的にももう一年が限界だと思います。
ですから同じ轍を絶対に踏まないために見落としがちな併願校の不合格の原因にまで視野を広げてみてください。
各教科ごとに実力不足であったところをリストアップしよう。
英語の単語力を早慶レベルに持っていけていなかった
漢字の知識が足らなかった
数学の定石と言われるレベルの問題を抑えられていなかった
早慶の学部によっては必要な世界史の知識を抑えられていなかった
過去問研究が不十分だった
などなど挙げれば出てくると思います。
受験を終えてまだ覚えているうちにノートに書いてください。
そしてそのノートに書いてあることを意識して一年間勉強をしてください。
4月まで1ヶ月程度で完結出来る勉強をしよう。
予備校や塾が始まるまでに1ヶ月程度あるはずです。
浪人生はその1ヶ月をどう過ごすかが重要です。
4月までダラダラ過ごしていては現役生や他の浪人生に差を広げられてしまいます。
そこで1ヶ月程度でできる勉強をしてほしいのです。
それは上記で挙げた浪人することになった原因や
リストアップした実力不足であった点を鑑みて考えてみてください。
具体例を挙げて考えてみると、
東大を第一志望にしていた受験生が併願校の早慶にも落ちてしまった浪人することになった。
実力不足であったのは早慶レベルの英単語を抑えるためにパス単純一級の単語を押さえらていなかった。
こういった受験生には1月間パス単準一級の単語をマスターできるレベルで取り組んでほしいです。
予備校や塾に入るとすれば、そこで与えられるカリキュラムに従うべきです。
現役時に塾や自前の問題集、
学校のカリキュラムや課題のどちらにも手を出して
中途半端になってしまいうまく成績を上げられなかった人もいると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
浪人が決まった受験生にとって2月3月は落ち込む時期ですし、
気持ちの整理に時間も必要です。
現役時に受験勉強を頑張ってきたわけですし、
息抜きも必要です。最後の学校生活を楽しんだり、
友達と旅行に行ったり遊びに行ったりもしていいと思います。
しかし、高校三年生の3月という最後の大事な一ヶ月は
浪人する人にとっては来年第一志望校に受かるために勉強する
大事な最初の一ヶ月です。
来年の受験を成功させるための第一歩としてこの記事を参考にしていただけると幸いです。
ご精読ありがとうございました。