浪人生活はつらい?後悔しない選択をしよう!
共通テストが終わり2月になり一般入試が始まりました。
各々今までの努力の結晶を存分に発揮することを祈っています。
3月には結果が分かり進学先を決めるという今までの人生で一番の決断をしなければならないといけません。
その際に出てくるのが浪人するかどうかです。
その際の決断の材料として何が挙げられるでしょうか。
今回のブログでは実際に私が受験生だった頃の決断の材料をいくつか紹介したいと思います。
前提として私は第一志望合格は叶わず第二志望に現役で進学しました。
まず、ブログを読んでいただいている読者に伝えたいのが
第二志望に進学するのも再び第一志望に向けて一年勉強するのもどちらも悪ではなく正解などないということです。
① 本当に満足がいくほど勉強をしたか?
私が最初に指針にしたのは勉強量です。
合格するかしないかは結局のところ自分の努力が足りたか足りてないかということに限るのです。
皆さんは王さんのこの言葉をご存知でしょうか。
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」
惜しくも第一志望に叶わなかった人はこの言葉を自分に心に照らし合わせてみてください。
2月から受験勉強を始め1年間の過ごし方に後悔する点はありましたか?
後悔する時間が多ければ多いほど「こうしとけばよかった」というタラレバ生まれます。
そしてこれは第一志望に落ちた人全員が抱えるものです。
その際に考えて欲しいのが、
後1年勉強することになって挫折することなくやり切れる自信があるかどうかです。
正直なところ私は1年間全てを懸けて勉強をやり切った自信がありました。
その上で落ちた第一志望はもう1年勉強しても受からないのではないかという思いがあり進学を決めました。
王さんから言えば私の努力は努力ではないのでしょう。
しかし、これ以上勉強できないと思う程の自分の努力を認めて
第一志望以外の大学に進学することもアリではないでしょうか?
② 志望校を決めた時の心境と今の心境との比較
1年前の自分は本気で第一志望しか見てませんでしたか?
第二志望、ここら辺の大学群ならいいかなと自分の中でライン決めて志望校を決めましたか?
私個人の意見ではここのライン決めが受験勉強の質、合格を左右すると思います。
前者の人では勉強量も質もかなり高いものとなり、
後者は低いわけではないが前者と比べると劣るものがあると思います。
そして受験勉強末期には受験校に対しての思いが変わると思います。
さらに目標を上げる人もいれば、妥協する人もいます。
合格結果が出揃った人はこれらを総合して考えてみてください。
目標を上げ惜しくも落ちてしまった人はもう1年チャレンジすることをおすすめします。
目標を上げるという決心は自分の学習への自信をつけることができた人がすることです。
その学習の質を更に1年間維持することができる人は合格を勝ち取ることができると思います。
一方で途中で目標を下げた人はどうでしょうか。
自分の学習に自信がなく目標を下げる決心をした人はここから1年間もう一度勉強をし直す自信がありますか?
受験は勝負の世界です。他人との勝負と共に自身との勝負も兼ね備えています。
仮に目標を下げて浪人を決めるのならば早い内に自分との戦いの打ち勝ち自信を取り戻して欲しいです。
③ やりたい勉強を第二志望以下でできるか
先程まで述べた内容は今までの振り返りから判断するというものでした。
この項目は大学へ進学した後のことを判断材料にして考えるという内容のものです。
大学受験後の目標は人それぞれだと思います。
何も考えておらず、とりあえず受験するという人
(筆者はこれに該当します)や資格取得するため留学制度が整っているからという人もいます。
とりあえず受験する人
私は進学することをおすすめします。
漠然とした目標で自分自身を奮い立たせる1年間は私にとってはとても苦しいことでした。
とりあえず受験する人の多くは進学する大学のラインをある程度決めているのではないでしょうか。
そして、そのラインを超えた大学に合格した時にとても安心したと思います。
その安心感を持ったまま浪人を決めて際に生まれるのが受かったという実績が勉強を邪魔するということです。
私は予備校でこんな声を耳にしたことがあります。
「俺は○○大学合格したから~」「蹴って浪人してるから~」
このような声です。この慢心状態で120%満足した受験勉強をすることができるでしょうか。
私はできるとは思いません。
過去の実績をなかったことにして1から勉強する自信がある人だけが浪人を決めるべきだと私個人は思います。
資格取得、留学を考えている人
資格取得を目指す勉強は学部を選べばどの大学でもすることができます。
しかし、大学ごとの合格率が全く異なります。
自分が受かった大学の合格率をみて進学を決めるかを決めるのはとても有効な選択肢だと思います。
授業が合わず仮面浪人をするのはお金、時間を無駄にします。
留学を考えている人は自分が行きたい国、
海外大の募集があるかを当たり前ですが調べてください。
有名大学であればあるほど行ける幅は広がると私は思います。
海外大学以外にも国連ボランティアなど有名大学は募集している大学もあります。
それらを総合して考えるのが最も有効であるといえます。
終わりに
今まで述べたことはあくまで筆者一個人の考えであり、
最初の述べたように浪人をするのも第二志望以下に進学するのも悪ではありません。
私が現役で進学したために考えが偏っているかもしれません。
決断する際に親や塾予備校、学校の先生など年上に相談すると思います。
相談する前に自分である程度の決断をしてから相談しましょう。
人の意見は十人十色であり更に迷うかもしれないからです。
あくまで参考程度にして最後は自分自身で決断しましょう。