英語の先取り学習を始める人へ
皆さんこんにちは、武田塾大泉学園校です。
今回は、英語の先取り学習、または受験勉強を始めたい高1,2の人向けの記事になります。
具体的に紹介する内容は以下になります。
1 まず何を用意すればいいのか。~まず用意するもの~
2 実際にそれをどう使うか。(単語)
3 文法の効率の良い勉強方法
の三つに分けて説明します。
今回は基礎事項なので解釈や長文読解には言及しない予定です。
必要ない部分がある場合は、以下の見出しをご利用ください。
~まず用意するもの~ 単語編!!
使う単語帳は、ターゲット1900を用意しましょう。
この単語帳を採用する理由としては、まずこの1冊のみで入試の標準はもちろん、マーチなどの難関校にほとんど対応できるからです。
早慶レベルと戦うとなると少し心もとないですが、この単語帳を秋ごろまでに完ぺきにすることができれば後の英語の勉強の大きな糧になってくれるはずです。
英単語の具体的な勉強方法
その次に英単語の効率的な勉強方法をご紹介いたします。
基本的に以下の事項を守りましょう。
その1 朝起きて50~100個の単語を確認し、その後テストをし不正解には印をつける
その2 夜寝る前になったら、印をつけたものを確認する
その3 翌朝、もう一度確認+その1を行う
の繰り替えしを行うことが最も効率の良い勉強方法だと思います。
このやり方のポイントは、単語に取る勉強時間を大幅に減らせるうえに、インプットとアウトプットの往復ができるため定着がしやすいというメリットがあります。
基本的に、単語は一番勉強時間を取らないで最大限の結果をだしたいのでこのやり方をおすすめします。
これを機に朝と夜にきちんと勉強する習慣を身に着けていきましょう。
その2 ~文法特訓編~ まずはインプットから!
単語の勉強習慣がある程度身につくようになったら、次は英文法の方を徹底的に固めていきましょう。
まず、この記事をご覧になっている皆さんは、
初学者の方が多いと思うので、
ビンテージなどのワンランク上の参考書ではなく大岩の英文法を扱いましょう。
この参考書は、大まかにいうと講義部分と演習部分に別れているので、
かなり取り組みやすいと思います。
とくに講義部分に関しては、
基本的な内容からやや応用的なものを扱っており、幅広く理解することができます。
~大岩の英文法の進め方~
更に、演習問題は全25項に別れていますが、
1項5問くらいなので二週目をやる際にもかなりスムーズに回すことができるでしょう。
この時も単語の時と同様に間違えた問題に注力して問題を解くことと、
あっている問題に関しても完ぺきに説明できるくらい仕上げることを目標に取り組みましょう。
また、講義文に乗っている熟語や慣用表現は後々においても重要なものが多いので、
しっかり覚えておいて損はないでしょう。
~英文法の進め方 その2~ アウトプット編
大岩の英文法で基本を重ねたあとは、
ビンテージやネクステージなどの文法演習書を購入しましょう。
この参考書は非常にスタンダードで有名なのでご存じの方も多いかもしれませんが、
一応説明をしておきます。
この参考書は文法、語法の範囲でだいたい1000問近くあり、
熟語などもいれると1200問ぐらいになると思います。
ここで注意しておきたいのは、熟語などは解体英熟語などで取り組んでもらうので
文法と語法をとにかくやりこむ
ということを意識して取り組んでください。
また、演習方法に関しても基本的に大岩の英文法と同様に、
①相手に説明できるくらいにその問題を理解する
②できなかった問題には印をつけ何も見ずに解けるまでやりこむ。
ということを意識して取り組むこと。
これ以外に重要なポイントとして、
③その単元に囚われないために、
何故ほかの選択肢がだめなのかをしっかり検討する。
この③は、ビンテージを解くうえで最も重要なポイントであると言えます。
何故なら、
入試にはわざわざ「不定詞」や「時制」などというように単元を明記して文法問題を解くなどありえないのです。
どの選択肢も十分解答になりえる状況になった時、
正しい選択肢を選ぶ力を養わなければいけません。
そのためには、以上のようなことを踏まえて取り組みましょう。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回は英文法と単語のみでしたが、
これだけ完成させるだけでも高校3年生になった時英語がかなりの武器になっていると思うので、
未来の自分に期待して頑張っていきましょう!!