人生に疲れた浪人生(受験生)へ
こんにちは。武田塾講師のOです。
今回の記事の内容は、受験に疲弊して精神を病み切った浪人生に向けてのものです。
これをテーマにしようと思ったのは去年(2021年)浪人してた時に、この時期から精神的に追い込まれていたので、もし今の自分が去年の自分にメッセージを送るとしたら、を背景に少しでも力になりたいからです。
そして同時にこの先しておいた方がいいことも紹介しようと思います。
限界は人それぞれ、休もう!
この記事を休憩時間に読みに来てる受験生はもしかしたら、これを読んでいる際も単語帳を片手に英単語を覚えていたり、時間がもったいないからとなにかしら暗記系のものをやりながら見ているかもしれません。
声を大にして言いたいのですが、休憩する時はしっかり休みましょう。
勉強する時に勉強した方が圧倒的に効率がよく、休憩しようと思ったまま片手間に勉強をしようとすると脳が切り替えられず、どうしても怠けてしまいます。
自分の実力不足で落ちたから甘えることはできない。
浪人をした以上、そんな風に思っているかもしれません。
ですが、それで精神的にどんどん追い込まれて行くと、本当に勉強ができなくなります。
ここからは自分の9月の体験談です。先にスクロールしていただいて構いません。
9月に入っていよいよ受験が近づいてきていた僕は、
より自分を追い込もうとして休憩を減らし10時間以上の勉強を心掛けました。
しかし、自分に待っていたのは10時間以上勉強できる自分ではなく、それどころか前日やりすぎた疲労で
次の日は1時間だけ、というループを何度も繰り返していました。
そこで僕は、あることに気が付きます。
人には限界があり、それを少しずつ伸ばし続けるのが1番の近道。
昨今、youtuberなどが10時間勉強は当たり前、それ以下はありえないといったような風潮がありますが、無視しましょう。冷静に考えて、自分が大好きなことでも10時間やるのは非常に難しいです。
一度できない自分を受け止めて、今どれくらいできるのかで計画を立てましょう。
~おすすめの息抜きの仕方~
どうしても勉強ばかりしていると、自分がどうやって息抜きしていたかを忘れちゃいますよね?
そこで、僕が実際に気分をリフレッシュしやすかったことをここで紹介していきます。
① 晴れた外で散歩しながら好きな音楽を聴く
これは本当におすすめです。あまり普段散歩という行為をしないかもしれないですが、
数学や理科をやった後のぼーっとしたような感覚を吹き飛ばすにはとっておきです!
ただ、音楽は聴き始めると止まらなくなるので、どこか切りのいいところでやめましょう!
② 友達とご飯に行く
これもおすすめ!
なぜならば、勉強したあとにも実行できるから、余計な罪悪感に駆られる必要はなくなります。
ただし、そのあと勉強するかどうかを若干悩んでしまうのがネックです。
③ 一日使って友達と遊びに行く
これに抵抗を感じる浪人生もいるかもしれませんが、僕個人ではこれこそが最高の息抜きだと思っています。1か月に1回とは言わずに、2週間に1回くらいのペースで入れた方がいいかもしれません。
やはり最初から遊ぶと決めていれば、勉強をしないでいい!と切り替えやすいのが魅力的です。
④ 髪型や服装を新しくしてみる。
これは息抜きとは少しずれますが、やる気を出すという面においてはかなり効果的でした。
浪人生活となるといつもと変わらない1日を淡々と過ごす人が多いと思うのですが、そこに変化を加えると
ガラッと変わりますよ!
自分の力に合った計画立てをする
休息が必要なのはその1で説明した通りですが、もちろんそればかりをしていたら当然成績は上がりません。
ここで僕が言いたいのは、自分の限界を推し量り、それにあった計画をたてて達成できたら休暇を取る。というのが最も理想だと僕は思います。
では、自分に合った計画とはどうやって立てればいいのかを説明していきます。
① まず、自分の限界を知る
② 理想の量と当然できる量の2層に分ける
③ どれだけできたかをフィードバックする。
④ これを繰り返し適切な量を把握する。
ここから自分にあった計画が生まれます。
これができるようになれば、安心して休暇を得ることができるでしょう。
また、健康なメンタルで勉強ができるので、とても楽しく感じられるでしょう。
終わりに
どうだったでしょうか。
1つでも参考になることがあれば幸いです。
浪人生って難しいですよね。追い詰めなきゃダメだけど、やりすぎたらパンクする。
パンクした時こそ自分を追い詰めないで休ませてあげてください。
それでは、体調に気を付けて頑張ってください!