共通テスト 地理B 日本史 世界史 倫理 政経 倫政 現社 コスパがいいのはどれ?
本日は共通テスト社会科についての話です。 結論から言いますがコスパがいいのは
倫理 政経 現社です。
これは断言ができますが問題もあります。
それは使えない学校が多いこと。
難関校では地歴もしくは倫理・政経しか使えないところも多いです。
ですが使える場合は絶対にこれらの科目が楽です。その理由はカリキュラムです。
ここでは標準的な高校の話をします。
標準的な高校では地歴Bの科目を二年間かけて学習します。
ですが公民科目は一科目あたり一年で学習します。
つまり単純計算では(実際にはそんな単純な話ではないですが)
地歴科目の半分の負担で済むことになります。そのため社会科に時間を割きたくない人は公民がおすすめです
特に政経はニュースを見ている人だと自然とわかったり、中学公民と重なる部分も多いので志望校で使える場合にはお勧めです。
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地歴科目間での違い
地歴科目&倫理・政経を選択した場合にはほぼすべての学校を受験できます
その中での必要労力を考えていこうと思うます
ですが倫理政経だけは少し特殊です。
倫理政経は公民二科目受験とほぼ同じで共通テストでは前半が倫理範囲、後半が政経範囲になっています
もし中学公民を覚えている場合は倫理だけでいいようなものなので一番楽になるでしょう
ですがどちらも1からの場合一番手間のかかる科目と言えるでしょう。
次に地歴科目間での話ですが……
覚える量で言うと
地理<日本史<世界史です。
覚える量だけで言うとこの順番になりますが各科目特徴が異なるためそれを解説しようと思います。
まずは受験者数が一番多い日本史から。
日本史は受験者数が多いです。その理由の一つに中学までにやっていたことと似ており、なんとなくわかるため選びやすいことが挙げられます。
日本史は中学までに習っていた「歴史」とよく似ており、それを詳しく学ぶ科目のためイメージが付きやすいと思います。
そのため中学までの歴史を覚えているか否かでスタートに差が出ると言えます。
また、国内に研究している学校が多いため日本史が好きな人は進学先の幅が他の地歴科目と比較すると多いように感じます。
日本史が好きな人は多いこともあり現在人気があると言えるでしょう
次に受験者が多いのは地理です。
地理は覚える量が少ないため理系で選択する人も多いように思います。
地理は歴史科目に比べて暗記量は絶対的に少ないです。
ですがその分図やグラフを用いる問題が多く、地歴科目に比べて解くのに時間がかかり、自分の力で考える必要がある問題が多いように感じます。
そのため問題演習等は多く必要です。
また、私立大学では地理受験が不可能な学校や、地理には難易度が高い問題が多い学校等不利な学校を歴史科目より多く聞く気がします(これは保障できませんが)
次に世界史です。
世界史は全員が触れたことのない科目であり、暗記量は一番多いです。
日本史に比べ親しみもないため受験者数は地歴三科目の中では最も少ないです。
ですが中学までの歴史が苦手だった人には全員が横一線になるため心機一転始めることができます。
世界史は公民や地理とも関連が深いため他科目と連動して履修することには向いていると言えます。
そして範囲が広いために好きな分野を見つけやすく、大学以降の学びにつながる人も多いです。
大学でも世界史の知識が生きる場面は多いためやっていて損しない科目と言えるでしょう。
公民科目の特徴
続いては公民科目の特徴です。
まずは政治経済
政治経済は中学校の公民と重なる範囲が多いです。
そのため中学時代公民が得意だった人は新規に覚える量が少ないです。
また、冒頭でも紹介したように一般常識とされ、ニュースで聞くような言葉も多いため人によっては危機なじみのある言葉が多く簡単になります
倫理
倫理は古代から現代までの哲学者をはじめとする各種思想家たちの著作や思想を学びます。
その中で西洋思想、東洋思想、日本思想すべてに触れるため日本史、世界史を履修している場合には文化史で出てきた事項の復習となります。
ですが日本史か世界史どちらかしか履修していない場合には半数ほど知らない単語になります。
また、思想家と著作などの暗記事項が多く、単純暗記の分量が多いため興味がない場合には苦痛になりやすいです。
暗記が好きだったり、文学史や文化史が好きな人にはお勧めできる科目です。
最後に現代社会です。
これが一番わかりにくい科目だと思ます。
ですが実際は倫理・政治経済の縮小版になります。
現代社会の試験は大部分が刑事経済と同じ範囲から出題されます。
ですが政治経済と異なるのは倫理の分野や現社独自の分野が少し混ざることです。
ですが倫理・政治経済と現代社会どちらが楽かと言われたら間違いなく現代社会です。
現代社会は倫理分野の2割ほどと政治経済分野、ほんの少しの現社独自の分野で構成されています。
そのため倫理をすべて履修する必要がなく負担を減らすことができます。
地歴科目と比較しても圧倒的に負担が少ないため使える場合はおすすめです。
以上が社会科各科目の特徴紹介になります。
共通テストでしか使わない科目の場合負担としては
政治経済<倫理<現代社会<地歴科目、倫理・政治経済
といった結果になります。
ですが先ほども言った通り公民科目は使えない学校も多いです。
そのため志望校、第二志望、はじめとした受験候補校で使える科目を確認した後一番自自分にあった科目を選んでください。
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