0.はじめに
こんにちは。武田塾 大泉学園校です。
突然ですが皆さんは「大岩のいちばんはじめの英文法[超基礎文法編](以下、大岩)」を知っていますか?
知っている方にも、知らない方にも、おすすめしたい一冊です。
英文法の初手で使いがちな参考書は「Next Stage 英文法・語法問題」や「英文法・語法 Vintage」だと思いますが、その前に一冊、はさんでほしいのがこの参考書です。
「英語を基礎から復習したいな…」と思ったときに買ったのが、武田塾で講師をしている中で出会ったこの一冊でした。
あまりにも魅力的な参考書なのに、この一冊を軽視している人が多すぎます!
今回はそんな参考書の魅力を伝えるべく、特徴と使い方を詳しく紹介していきたいと思います。
1.特徴
高校で習う英文法が一冊に凝縮されている
英文法の基礎を体系的に授業をしている参考書です。東進ハイスクール・東進衛星予備校の講師、大岩秀樹さんが20コマ分の授業量を1冊に集約させたものです。
品詞、動詞、基本5文形といった基礎の基礎の解説から始まり、
不定詞や分詞構文、関係代名詞といった項目ごとに整理して解説してくれています。
大学受験英語の基礎の基礎から基礎まで、「文法の基礎」をゼロから固めてくれる一冊です。
講義ページがとにかく分かりやすい
講義ページは読者に語り掛けるような形で行われ、非常に分かりやすいです。中身はお見せすることが出来ないので、書店等でぜひ手に取って確かめてみてください。
武田塾では文法の最初の一冊として使っているのですが、はじめて大岩の参考書を目にする生徒さんの中には「参考書ってこんなに分かりやすいんですか?!」とびっくりされる方も珍しくありません。
動名詞と言えば動詞にーingがついて動詞を名詞にするもの、ということは分かる方が多いかと思いますが、
「分詞」の説明できますか?
中々整理して理解するのが難しい知識ですよね。
しかし、そんな「分詞」でも該当ページを生徒さんに見せるだけで理解ができるのです。
「英文法とは なんぞや」ということが分かりやすく書かれているので、
まずは丁寧に読み込んでほしい一冊です。
解説まで丁寧なCHECK問題
講義ページの最後にCHECK問題がついていて、習熟度を確認できます。
全問、根拠まで丁寧に解説されているので、根拠の説明まで自力で説明できる状態にしたいですね。
各テーマの項目をすべてを説明できるレベルになったらこの参考書は卒業と言えるでしょう。
焦る気持ちがあって、先に分厚い問題集に着手すると余計に勉強時間を増やしてしまうことになる人が多いです。
この参考書は1冊2日~2週間で取り組むことができるので、受験勉強の第一歩としてまずはこの一冊に取り組んでみてはいかがでしょうか。
2.武田塾式使い方
武田塾では1週間の学習ペースが4日進んで2日戻る、1日は特訓日という構成になっています。
この4日進んで2日戻るペースに関しては以下の動画を参照してください。
それでは大岩の参考書に取り組む際に、4日進む時と2日戻る時のやり方を具体的に説明します。
【4日進む時】
1:各章ごと:軽く内容をざっと見る 1~2分
2:各章ごと:軽く読んでみる 3~5分
3:各章ごと:本格的に覚える:「今回の主役」の内容を正確に理解する
4:各章ごと:「POINT」「例文」「薄いグレーの枠」を覚える
・例文は、「英語→日本語・日本語→英語への変換ができる」、「SVOCを振って構造を捉えられる」状態にしましょう。
5:各章ごと:check問題を解いた時、解答の根拠を講師に明確に説明で切るようにする
【2日戻る時=復習】
1:1週間の宿題分の「POINT」「例文」「薄いグレーの枠」を隠して
自分で自分に口頭説明 → すぐに説明できない内容は覚え直し
2:check問題を1問10秒で解いて根拠が曖昧な問題・間違えた問題に印を付ける
3:印を付けた問題を講義のページに戻って熟読する
4:読んだ後は内容を説明できるか確かめる
5:3と4を繰り返す
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3.最後に
いかがでしたでしょうか。
文法の一冊目には「大岩のいちばんはじめの英文法[超基礎文法編]」です!(大岩先生の回し者ではありません(笑))
ぜひ、手にとってこの参考書の価値を確かめてみてください。