進研模試の信憑性ってあるの？？
みなさんこんにちは。
武田塾大泉学園校です。
高いレベルの大学の受験を考えている学生さんなら必ず一度は
進研模試ザコじゃね？
と思ったことがあると思います。
この考え、おそらく正しいですが、間違ってもいます。
そしてこの「進研模試がザコいか否か」こそが
模試としての信憑性、
偏差値や判定をアテにしていいのか？
そもそも受ける意味はあるのか？
と言う問いの答えにもつながっています。
それでは詳しく見ていきましょう！！
進研模試のレベル帯
進研模試は可能な限り広いレベル帯の学生に向けて作られています。
簡単に言えば、自称進学校程度から就職組と受験組どっちもいるような高校までです。
レベルの高い大学を受験する層の学生からすると想像もつかないかもしれませんが
そう言ったレベルの学生が高校生の大半なのです。
「進研模試が簡単に感じる」学生というのは
単純にそのレベル帯では上の方というだけで、
決して進研模試そのものがどの学生にとってもアテにならないわけではないということですね。
例えばですが、日東駒専のようなレベルの大学を受けるのであれば
自分の実力を測る際に進研模試は十分に効果を発揮してくれるでしょう。
進研模試が必要ではない学生
簡単に言えば進研模試では測れないレベルの学生、
志望レベルで言えば大体「早慶以上」です。
早慶に合格するレベル以上の生徒だと進研模試で満点を取れるケースが増えてきます。
満点を取ってしまったら最後、それ以上の実力差を測ることができませんね。
そのため早慶レベル以上の学生だと志望校に合格できるレベルなのか、
自分がどの程度の順位なのかを適切に測れません。
逆に言えばMARCH程度までの志望者なら十分に実力を測ることができます。
もちろん早慶以上を目指す学生も幅があるため、
進研模試が必要なレベルの学生がいるのも事実です。
少なくとも「進研模試はザコ」と言うにはまず数学か英語あたりで満点を取りましょう。
話はそこからです。
駿台・河合との違い
では次に、駿台模試、河合模試ではどうかという話をしましょう。
基本的に駿台模試や河合模試はよほど優秀(それこそトップレベル)でない限り
まず満点など取れないような難易度になっています。
そのため、上位レベルの学力帯であっても
しっかりと学力の差を測ることができ、適切な偏差値や判定が出ます。
一方で、上位レベルの学生のなかの学力を適切に測るということは
いわゆる「そこそこ」のレベルの学生はロクに点数も取れず
かえって適切な偏差値や判定が出ない可能性が高いです。
また、一般的に進学校の学生と浪人生しか受けてないものなので
基本的には自分の所属する学校で受けている模試のレベルで選ぶことが大切です。
結論
進研模試の信憑性は決して低くないです。
あくまで受験者が適切なレベルであるかが重要です。
そのため、世間の「進研模試はザコ」という声に惑わされ、侮らず
自分のレベルと合わせて受験するかを選択するべきです。
大まかな目安は
進研模試が必要ないレベル：早慶以上
進研模試が必要なレベル ：それ以外
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