0.はじめに
こんにちは!
武田塾大泉学園校です。
「納得のいく結果が出なかったから浪人しようか迷う…
でも浪人してたら就職活動で不利になるのかな?」
そのようなことを考えている人がこの時期は多いですね。
今回はそんな疑問にこたえるべく、記事を書いていこうと思います!
結論としては、「浪人自体が不利に働くことはない!」です。
就職活動で重要なのは「最終学歴」と「ポテンシャル」と「学生時代の内容」だからです。(詳細は後述)
しかし、浪人自体が不利ではなくても、浪人時代の過ごし方や浪人した結果の最終学歴が影響することはあるので、
今回は「浪人自体が不利に働かない理由」と「浪人が不利に働くケース」の2点を解説していこうと思います!
1.浪人自体が不利ではない理由
就職活動で重要なのは「最終学歴」と「ポテンシャル」と「学生時代の内容」だから
就職活動では「あなたはなんで浪人したんですか?」
と聞かれることはほとんどありません(私の場合は全くありませんでした)
評価される指標は「最終学歴」と「ポテンシャル」と「学生時代の内容」です。
最終学歴で説明会の予約が取りづらくなったり、ESが通過しない企業はあるのかもしれないので、浪人したうえでの「最終学歴」は気にする必要があります。
能力面と学歴が比例するかどうかはおいておいて、優良企業に入社できるのはある程度の高学歴がやはり多くなるのが現実としてあります。
某四大生保の総合職の内定者懇親会ではMARCHですら少なかったので、伝統のある大企業ほどその傾向は強いのではないでしょうか。
また、面接においては面接官は「学生時代に力を入れたこと」や「自己PR」を皮切りに、その人の価値観や考え方、人柄を引き出そうとします。
そのため、学生時代に力を入れたことがないと話にならないですし、
人とのコミュニケーションの取り方がおかしいと不利になってしまうのが就職活動です。
学生時代にどれだけ対人経験を積み、様々なことに挑戦して成長できたかどうかで就活の結果は変わります。
浪人したかどうか自体は結果に影響を与えることではありません。
+2年までは新卒扱い
新卒就活はポテンシャル採用です。
そのため新卒扱いであれば、職務経験を積んでいることも専門的な知識を有していることも必要ではないので、他の新卒と同様にポテンシャルで競うことができます。
+3でも大学時代にやったことが評価されることもありますし、早慶辺りであれば就職できている人が多いようなので3年以上だからといって就職できないわけでは全くありません。
現役普通大学より浪人して早慶?!
浪人してでも有名大学にいくことをおすすめします。
大学名は就活において一つの判断指標でしかないですが、かなり強力な判断基準です。
年齢より明らかに考慮されるのは最終学歴でしょう。
就職活動を経験した身としても、現役で合格した大学に行くより、浪人して有名大学に入学しておいて良かった、と心の底から思います。
就職先に学歴が関係あるのかどうかを知るために、興味のある企業や大企業にどの大学の出身者が多いのか調べてみると良いかもしれませんね。
浪人経験から得たものがある人はむしろ武器に
私は浪人した経験を挫折経験として話していましたが、この話のウケが非常によく、某金融機関の最終面接ではその話をして内定をいただいたようなものでもあります。
浪人してから成績を伸ばして1年前には落ちた大学に合格した人であれば、必ず学んだことや改善したことがあるはずなので、そこをしっかり伝えることができれば武器にすることができるでしょう。
2. 浪人が不利に働くケース
浪人自体を気にされることは少ないですが、浪人が間接的に就活に影響を与えてしまう場合もあります。
この項ではそのケースを具体的に解説していこうと思います。
浪人した原因の分析ができていないケース
「何してたのその時間?!」ってなる人は問題です。
2浪以上であればなぜ浪人したのか聞かれることもあるかもしれませんが、その時に理由を説明できないとマイナスな評価になってしまうでしょう。
また、失敗した時の原因分析をする習慣が無いと、大学生活においても失敗したままで終わらせてしまう癖がつき、大学生活の内容においても話せることが少なくなってしまうでしょう。
浪人したのに有名大学に行けていないケース
浪人する場合は、できるだけMARCH以上の大学に入学できるよう努めることをおすすめします。
やはり「最終学歴」は就活において重要な評価基準なので、浪人したうえで有名大学に入れていないと、その理由を明確に説明できなければ評価にはつながりにくいかなと思います。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
浪人したとしても2年以内であれば他の就活生との差になってしまうことはありません。
そのため、就活においてやるべきことも他の就活生と変わらないでしょう。
浪人したことに引け目を感じず、むしろ活かしていく気概で臨みましょう!