０．はじめに
こんにちは。武田塾 大泉学園校です。
次高校3年生になるみなさんは、この1年間どのように勉強していけばよいかイメージはできていますか？
今回は高校3年生の1年間の勉強スケジュールについての全体像を季節ごとに解説していきます。
私立国立で変わってくる部分もありますが、まずはこの記事を読んで受験の全体観をつかみましょう。
その上で、志望校と自身の距離を埋めるためのスケジュールを具体的に組んでいきましょう。
１．春
3月～6月ぐらいのイメージです。
この時期に意識してほしいことは
勉強の習慣化＆基礎の定着
です。
高校2年生だと、まだまだ勉強だけに集中している人は少なかったと思います。
しかし、この時期からは勉強に費やせる時間は全て、1日空いている日があれば8時間以上は勉強したい時期になります。
勉強の習慣化をスタートから行っていきましょう。
そして基礎力を徹底的に鍛えていきましょう。
基礎を早くから丁寧に定着させていくことで、後半の過去問演習で大きな差がついていきます。
基礎をしっかり身につけることと、勉強を継続することが大事な時期になります。
基礎知識の暗記が中心になるので、春の勉強は一見つまらないものも多いかもしれません。
しかし、春の基礎工事がズタボロだと夏秋以降にバレてしまいます。
あとで苦労しないように丁寧に基礎を固めていきましょう。
進捗をそこまで気にし過ぎず、丁寧に土台を積み上げることが大事です。
たとえばシステム英単語であれば 一冊を雑に走り切るよりも1200番まで100％覚えきることを目標にしても良いでしょう。
「参考書どんどん進もう！」というより「やったことをしっかり定着させよう。覚えきろう！」
といった意識で取り組みましょう。
２．夏
7月～9月の上旬にあたります。
夏終了時点の目標は志望校のワンランク下のレベルに到達することです。
早慶志望であれば、MARCHの過去問で合格点とまでいかなくともある程度の点数は確保できる状態が理想です。
武田塾であれば、MARCHの段階突破テストに合格したいところです。（特に数学や英語）
そこまでいかなくとも点が取れる状況に仕上げた科目が最低1科目ある状態を作り上げましょう。
1教科はしっかり過去問で点数が取れる状態にしておけば、
他の教科でもイメージをもってそれ以降進めていけばよくなるからです。
夏を終えた時には結果を出したいですね。
そのためにも春から積み重ねてきた基礎固めに漏れがないか、今一度確認する期間にもしましょう。
３．秋
9月中旬以降の秋は取捨選択とやり込みを意識しましょう。
まずはまだ解けなくても良いので、志望校の過去問に取り組み、
「何に取り組むべきか」
場合によっては「何を捨てるべきか」
考えましょう。
時間を見つつ、優先的に取り組むべきことを取捨選択するのです。
例えば「文法」や「語法」「イディオム」が載っている文法の参考書のうち「文法」部分の理解があやしいのに、「語法」「イディオム」の勉強に時間を割いても基礎が固まっていなければ長文は読めるようにならないでしょう。
そこで、そういう人の場合は「秋は文法を固めきる！」ということを決めて、
「語法」や「イディオム」を覚えることは一旦おいておく選択をした方が結果的にうまくいくのです。
そして、やることをきめた以上、その部分は完璧にやりましょう。
直前に迫る時期なので確実性を意識する必要があります。
年内にやるべき参考書が終わって、志望校の過去問で合格点が取れる状態を目指しましょう。
４．冬（直前期）
覚えたことを本番で出し切るために、過去問で点数を安定させる熟成期間です。
この期間の勉強スケジュールで意識すべきことは2点あります。
1点目は「8割取る箇所と2割捨てる戦略を立てる」ことです。
100点を取る必要がある試験ではありません。
今まで取り組んできた中でどうしても苦手な分野の勉強に時間を割くべきではありません。
取れる部分で合格点を確実に確保するための勉強をしましょう。
2点目は「ミスを削っていく戦略を立てる」ことです。
過去問で合格点が取れる人たちの中での勝負になることが多いので、ミスをしないことが非常に重要になります。
やらかすケースを潰していくことが大切なのです。
自分のミスを徹底的に分析し、どうしたらこのミスは起きなかったのか考えることを続けていくことで確実にミスは減っていきます。
また、勉強のスケジュールにもミスを削るための対策を組み込むようにしましょう。
例えば、英作文でスペルのケアレスミスをしてしまう場合、よく間違える英単語をリストアップしてスペルを覚える作業をする必要がありますよね。
過去問や対策の完成度・熟成度が全てを分ける時期なので、一つ一つの問題に本番だと思って取り組むことが大切です。
５．まとめ
受験勉強の年間スケジュールは春の土台固めからはじめて冬に万全の対策ができるように組み立てましょう。
志望校合格までを常に逆算して、ずれていると感じた時には軌道修正を行うようにしましょう。
スケジュール立て、戦略立てにも真摯に向き合うことで、より効率的に成果をあげられるのはないでしょうか。
応援しています！
６．参照：武田塾チャンネルの動画
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☆勉強法はとにかくひたすら復習でした。
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迷うことがなく勉強に集中できました。
一週間で何度も何度も同じページの復習をすることで、
自分の力へとつながったと思います。
☆成績はもちろんすぐ簡単に結果は見えてきませんでしたが、
だいたい秋くらいに、
本当にV字のように成績に変化がありました。
☆武田塾にはいってからは一日にしなければいけない
ノルマを決めてもらえるので
それ以前のようにダラダラ過ごす時間が少なくなりました。
また毎週テストをしてもらえるので、
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自分の弱点やどこが抜けているのかなども都度確認できました。
☆英語が一気に得意科目になりました。
☆勉強法も常に同じではなく、
講師方と相談して、
自分の間違った勉強法にならないように
アドバイスをたくさんもらいました。
自学自習の癖をつけることができました。
☆参考書で中途半端に終わらせることがなくなり、
実力が着実についているのが実感できました。
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