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【2022年最新版】立教大学の試験形式を徹底解説【英語は外部試験?!】

 

0.はじめに

こんにちは。武田塾 大泉学園校です。

みなさんは立教大学は英語の試験において、独自の入試問題を作成することをほとんどの学部がやめたことはご存じでしょうか。

2021年度入試より、一般入試における「英語」科目で英語資格・検定試験を全面的に導入しました。

ということは資格を取らないといけないの…?

いつ受けた実績が使えるの…?

何点以上で出願できるんだろう…?

そんな疑問がわいてくると思います。

そこで今回は立教大学における「英語」に関する注意点の解説、そして各学部の偏差値や共通テスト利用のボーダーとなる得点率を紹介していこうと思います。

モグラの博士のキャラクター

1.一般入試における独自の英語試験を廃止(例外あり)

立教大学における試験形式は大きく分けて一般入試と大学入学共通テスト利用入試があります。2021年度入試より大幅な変更があったのは一般入試なので、まずはその変更点に関して説明してきます。

 

一般入試において英語資格・検定試験を導入

「導入」ということは資格を取ったり、検定試験を受ける必要があるのではないかと思う方が多いと思いますが、必ずしも必要ではありません。

一般入試の「英語」の科目において、英語資格・検定試験の成績か、共通テスト「英語」の成績のうち高い方を採用して点数を出すということになっているため、共通テストの点数のみで戦うこともできます。

しかし、共通テストでの点数はその時点では分かっていないですし、英語資格・検定試験で高い点数を取っておいたものを使うほうが精神的にも余裕が生まれそうですよね。

そのため、必要不可欠ではありませんが、立教大学を受ける方は英語資格・検定試験の勉強、受験をする必要もあるでしょう。

(例外として文学部のみ、本学独自の英語試験で受験できる試験日があります。)

 

利用できる英語資格・検定試験

ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT

英語資格・検定試験の最低スコアは設定していません。そのため、受験し、スコアさえあれば出願することが可能です。

また、出願期間の初日から遡って2年以内のスコアが有効なので、高校2年生以降に受けたものはほぼ有効になるでしょう。

 

利用する資格・試験によって有利・不利があるようにも一見思えますが、そのようなこともありません。スコアに統計的処理を施し、点数化して合否判定をするためです。

何種類かスコアを持っている場合は、複数のスコアを出願時に記入することが出来ます。その中で最も高得点に換算されるスコアが合否判定に採用されるので、持っている資格・試験の成績は全て記入すると良いでしょう。

 

試験形式変更のメリット

受験生にとって、立教大学を受験できる機会が大きく拡充したことが大きなメリットとして挙げられます。

文系学部の受験機会は最大5回に増加しました。

同じ学部・学科を複数回受験できるので、受験生にとってチャンスが増やされることになりましたね。

受験を応援するタコのイラスト

2.一般入試

ここまで一般入試における「英語」の変更点を説明したので、そのまま一般入試について解説していこうと思います。

といっても英語以外は独自入試が行われるので、英語以外は従来と変わっていないと言ってよいでしょう。

しかし、形式が変わっていないからといって、立教大学は合格最低点こそ開示していませんが、近年はどの人気私立大学も合格最低点が上がってきている傾向があるので、今までの過去問で合格できる点数をとっても慢心しないようにしましょう。

 

最新の2022年度における学部ごとの科目・配点や最新の試験科目に関する情報は以下のページを参照してください。

(立教大学 公式HP「2022年度 一般入試」

https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/general.html )

 

 

3.大学入学共通テスト利用入試

大学入学共通テストを利用した形式においても「英語」に関しては英語資格・検定試験の成績を使用することができます。

その他の点に関しては、大学入試共通テスト利用入試はセンター試験利用入試とほぼ変わりません。

主に3教科型と6教科型の形式で構成され、学部ごとに内容は異なるので、以下のページで確認するようにしましょう。

立教大学 公式HP 「2022年度 大学入学共通テスト利用入試」

https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/undergraduate/center.html

フェイスシールドを付けて授業を受ける学生のイラスト(中学校・男の子)

4.【2021年度】学部ごとの偏差値・共通テスト利用における合格得点率

教科数が増えるほどボーダーは下がる傾向があります。この項目で立教大学の共通テスト利用ではどのぐらい取れれば合格なのか確認できると思うので、一つの目安にして共通テスト対策を行ってください。

文学部

偏差値:57.5~70.0

共テ利用得点率(3教科):82~87%

共テ利用得点率(6教科):73~81%

 

現代心理学部

偏差値:57.5~72.0

共テ利用得点率(3教科):82~88%

共テ利用得点率(6教科):73~82%

 

法学部

偏差値:60~71.0

共テ利用得点率(3教科):82~88%

共テ利用得点率(6教科):73~82%

 

経済学部

偏差値:60.0~71.0

共テ利用得点率(3教科):81~85%

共テ利用得点率(6教科):75~79%

 

経営学部

偏差値:65.0~72.0

共テ利用得点率(3教科):86~88%

共テ利用得点率(6教科):83~85%

 

社会学部

偏差値:62.5~72.0

共テ利用得点率(3教科):85~88%

共テ利用得点率(6教科):78~83%

 

観光学部

偏差値:57.5~70.0

共テ利用得点率(3教科):81~85%

共テ利用得点率(6教科):75~78%

 

コミュニティ福祉学部

偏差値:55.0~67.0

共テ利用得点率(3教科):81~85%

共テ利用得点率(6教科):75~78%

 

異文化コミュニケーション学部

偏差値:65.0~73.0

共テ利用得点率(3教科):90%

共テ利用得点率(6教科):84%

 

理学部

偏差値:57.5~64.0

共テ利用得点率(4教科):77~82%

共テ利用得点率(6教科):77~79%

 

どの学部でも3教科利用であれば8割後半、6教科利用であれば7割後半から8割前半の得点が求められると言えそうです。3教科利用で受ける方であれば9割、6教科利用であれば8割後半の得点率を目指して勉強する必要がありそうです。

オンライン授業を受ける学生のイラスト(女性)

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

立教大学に関してまとめた記事は以下もありますので、参考にしてください!

・武田塾 大泉学園校のブログ「【2022年最新版】立教大学の特色を徹底解説【体育会・サークル・留学・キャリア支援】」

https://www.takeda.tv/oizumigakuen/mid-student/post-214621/

 

・武田塾 大泉学園校のブログ「【2021最新版】MARCH以上の穴場学部【大学受験】」

https://www.takeda.tv/oizumigakuen/blog/post-207461/

 

・武田塾 大泉学園校のブログ「立教大学に合格したい方へ!英検(英語資格・検定)のスコア換算や得点率はどのくらい必要?【大泉学園駅の塾・予備校】」

https://www.takeda.tv/oizumigakuen/blog/post-195237/

 

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