1.はじめに
こんにちは。武田塾 大泉学園校です。
今の時期は各社が模擬試験を開催しており、てんやわんやですよね。
そこで今回は「模試地獄の秋冬を乗り越えるコツ3選」と「復習の仕方のポイント2選」を紹介していきます!
模試に追われている高3生必見です。
2.模試地獄の秋冬を乗り越えるコツ3選
①必要ない模試を切り捨てる
模試は「現時点での実力や弱点を確認するため」のものなので、たくさん受ければよいというものではありません。
志望校別におすすめの模試の受け方を紹介していきます。
国公立志望
共通テストのマーク模試と記述模試の両方を受けましょう。
比率にもよりますが、必ず共通テストが必要になるので、記述だけでなくマーク模試もしっかり受けましょう。
東大・京大・旧帝大志望
オープン模試・実践模試を受ける人は全統記述模試は受けなくてよいです。
私立志望(青学や立教など共通テスト重視ver.)
基礎が固まっているかどうか、共通テストの模試で確認しましょう。
私立志望(共通テストが重要でないver.)
共通テストが重要でないなら、「全統マーク模試」だけで大丈夫です。
学校であれば進研マーク模試を受けましょう。
模試を厳選して必要な模試だけ受けるようにしましょう。
②復習をガッツリやる科目と復習を後回しにする科目に分ける
今までガッツリ勉強してきて模試に臨んだ科目は、復習をしっかりやりましょう。
(復習の仕方は次の項目参照)
主に英国数はある程度仕上がっている状態のはずです。
その状態で臨んで、できなかった問題は確実に潰すべき弱点であるためです。
反対に仕上がっていない科目はじっくり復習&解きなおしを後回しにした方が良いでしょう。
理社で仕上がってない部分が多く、復習するとこの方が多い場合、一つ一つの問題を復習するよりも
終わってない参考書に取り組むことの方が必要だからです。
復習は軽くにしておいて、解きなおしは仕上がった12月1月にとっておきましょう。
知識を100%固めてから解きなおしに挑むのです!
③復習をコンパクトにする
たくさんやるべきことがある今、復習はできるだけコンパクトにしたいですよね。
そのために復習をしないといけない場所をあらかじめ明確にしておくことをおすすめします。
模試を解いているときに躓いた箇所・問題に印をつけておいて復習の時点ですぐ取り掛かれるようにするのです。
模試の目的は「今何がたりなくて、次に何をしたら点数が上がるのかを見つけること」です。
覚えなおしや長文演習量を増やすなど、具体的な対策を見つけられればいいので、100%解けるようになるまで復習する必要はありません。
ポイントを絞って復習していきましょう。
3.模試の復習の仕方のポイント2選
①自分のレベルに対して妥当な点数をとれたかどうか確認
やっている参考書や授業のレベルから想定できる点数よりも低かったらピンチです!
解けた問題と解けなかった問題を確認して、
今の自分の実力からできるはずのことができているかどうかジャッジしてください。
解けるはずの問題なのに解けなかった問題は、なぜ解けなかったのか分析しましょう。
問題の解き方の身に付け方が甘かった部分であったり、参考書の定着度が悪かった部分ではありませんか?
そのような部分が見つかったら、具体的にやり直す参考書を選定しましょう。
今取り組んでいる参考書よりもレベルを下げることは抵抗感があるかもしれませんが、その回り道が合格に直結するのです。
②次にすべきことを明確にする
弱点を克服すべくやり直す参考書はページや章まで明確にしましょう。
例えば
仮定法を忘れていたから、文法参考書の〇章をやり直そう!
空間のベクトルがやっぱり苦手だから、問題集の〇項をやり直そう!
世界史のローマ文化の暗記がおろそかになっていたから、暗記用参考書の〇ページを覚え直そう!
といったようなイメージです。
「模試で見つかった弱点は克服する必要がある」と多くの人がわかっていながらも、そこまで明確にして次の行動に移せてはいないのではないでしょうか?
この機会に、最近受けた模試から自分が次にすべきことを具体的に洗い出してみてはいかがでしょうか。
4.最後に
この時期はやるべきことも多く、模試もたくさんあるので心が落ち着きませんよね。
自分にとって必要なものを見極め、効率的に勉強に取り組んでいくことが志望校合格への最短ルートです。
自分を信じて、最後まで頑張ってください!
5. 参照:武田塾チャンネルの動画