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【受験】勉強が中々始められない人へ【サボり癖】

 

1.はじめに

こんにちは。武田塾 大泉学園校です。

 

10分後に勉強を始めようと思ったのに、1時間もスマホをダラダラ触ってしまった… 気づいたら一日が終わっていた…

そんな経験はありませんか?

もしくはそんな習慣を続けてしまってはいませんか?

退屈そうにスマホを使う人のイラスト(男性)

今回はそんな人のために「勉強に取り掛かりやすくなる工夫」と今まで時間を無駄にしてしまった分、「効率を上げるための工夫」をお伝えしていこうと思います!

 

2.勉強に取り掛かりやすくなる工夫

①とりあえず1行読んでみよう

計画的な人であれば、「〇時~△時はこの勉強をしよう」と決めて、その時間には開始できるかもしれませんが、サボってしまう人にそれは難しいですよね。

それもそのはず、

「〇分後に勉強を始めよう!」とすると、心理的抵抗感が働いてしまい、自制心がないと中々動くことができないのです。

 

なので、椅子に座って参考書を開き、1行目だけでも読んでみましょう。

1行でも読むのが難しくても椅子に座るだけでも違います。

行儀よく椅子に座る子供のイラスト(男の子)

いざ座ってみると、なんとなく勉強する気分になり、勉強を始めてしまえば勉強できるものです。

始めるのが一番エネルギーを使うので、そこを乗り越えてしまえば怖いものはありません。

 

集中できない状態でも、行動を起こして始めさえすれば自然と集中できるのです。

 

取り掛かる参考書は、「好きな科目」かつ「手軽にできるもの(単語や用語の暗記など)」から始めるのがおすすめです。

そこから「やるべき苦手科目」「勉強に時間がかかる科目(長文など)」に繋げていきましょう。

 

私も受験生時代は「昼寝をしすぎてしまうこと」を一時期課題として抱えていました。

そんな中で、起きたらすぐ水を飲んで参考書を開くことを習慣づけたら昼寝のし過ぎを防げるようになりました。

 

みなさんも「まず1行、1単語でよいから勉強を始める」ことを意識して取り組んでみてください。

 

②気分転換してみよう

これは、

「1日サボると、その次の日もサボってしまう…」

「最初は集中して勉強に取り組めていたけど、勉強に身が入らなくなってしまった…」

「どうしてもモチベーションが上がらずダラダラ勉強してしまう…」

といったような感じになってしまっている、どうしても行き詰った人向けの話になります。

 

このような状況に陥ってしまっている人は、気分転換に自分の趣味など、勉強以外に没頭する日を作るのも一つの手段です。

 

「今日もできなかった」→「自分はもうだめだ…」→「今日もできなかった」 

このような負のループに陥っている人はなんとしてでもそれを断ち切らないといけません。

 

そこで1日を自由に使い、リフレッシュすることで明日から頑張る糧にしましょう。

ずるずるいかないことが大事です。

 

筆者も、浪人生時代は1か月に1度は半日ですが、友達と会う日を作っていました。

友達と話すことでエネルギーチャージができ、次の1か月間も頑張ることができたので、1年間誰にも会わないで勉強し続けるより、モチベーションが途切れることなく勉強し続けることができました。

 

うまく、リフレッシュしてモチベーションを高めましょう!

 

3.効率を上げるための工夫

「今までさぼってきてしまった…」 

「勉強に本腰入れるのが難しかった…」 

そんな人は勉強を始める工夫だけでなく、勉強時間の使い方の効率も上げて合格ラインにたどり着く必要がありますよね。

月着陸船のイラスト

そこで次に「勉強の効率を上げるための工夫」を5点紹介したいと思います。

 

①復習前提で計画を立てる「4日進んで2日戻る」

忘れてから復習しようとしてませんか?

実は、覚えたてが一番忘れやすいのです。

忘れないうちに繰り返すことによって、定着させ、長期記憶にするのです。

 

武田塾では復習日を週に2日設けることで「4日進んで2日戻る」ペースを基本として指導していますが、

武田塾式の勉強法が定着しておらず、復習が甘い生徒はかなり、知識が抜けていきます。

 

1週間後に忘れていたら意味がないという姿勢で勉強に取り組むことが必要ですし、

1週間後に完璧に覚えているようにするスケジュールを組みましょう。

 

復習日をはさむことで一見ペースが落ちているようにも見えますが、忘れにくくなるのでペースは上がります。

 

②隙間時間を利用する

隙間時間は徹底的に利用しましょう。

急いでいるサラリーマンのイラスト

1英単語を2,3秒のスピードで確認していくのであれば、1分あれば20単語は復習できますし、10分あれば200単語は復習できることになります。

 

具体的な隙間時間は通学中や信号待ち、入浴中、ドライヤーで髪を乾かしている間、食事中などが挙げられると思います。

ハンズフリーで作業ができる台も売っているみたいなので、ドライヤーで髪を乾かしている間用に購入しても良いですね。

筆者は受験生時代、その存在を知らなかったので残念です。

 

信号待ちであれば、周囲に気を付けつつ小さな参考書(単語帳)を見たり、

混雑している電車内にいるときは参考書を広げないでできるリスニング教材を流したり、

入浴中は世界史や日本史の年号を声に出して覚えたり、

場所・時に応じて取り組みやすい参考書を選ぶことも大切です。

 

間隔を空けて座る人たちのイラスト(電車・マスクあり)

③できないことに時間を集中させる

できない問題に×をつけて、集中的に繰り返しましょう。

一度できた問題を短期間で復習する時間は無駄になります。

そして、できない問題を何度も繰り返してできるようにしておくことが、実力アップへの近道なのです。

 

できる問題は時間をおいてからで良いですよね?

「できる問題」と「できない問題」を明確に分けて、優先順位を明確にして勉強に取り組むようにしましょう。

 

④できるだけ書かない

書かないから覚えられないのではなく、見る回数が少ないから覚えられないのです。

 

英単語の意味を覚えるのにスペルを書く必要はありますか?

赤シートで隠して意味を思い浮かべられるか確認するだけで良いですよね。

 

書きまくることで勉強した感じがするので、書くことに集中してしまい、実際覚えていないことが多いです。

これでは手の筋トレ状態ですよね(笑)

 

各科目ごとに短縮できる部分を説明します。

 

数学であれば

解きなおしの際の途中計算等は毎回書くと大変なので省けるところは省きましょう。

 

日本史・世界史であれば

難しい感じは書ける必要があるので、書いて覚える必要がありますが、 

カタカナ表記は見て言って覚えた方が時間を短縮できるでしょう。

 

英語であれば

英単語は口頭や頭の中で意味を覚えていくほうが有効でしょう。

しかし、スペルの難しい単語の綴りを覚えなければいけないときは一度書いて確認したほうが良いですね。

その後はスペルを覚える際にも綴りを頭の中で思い浮かべるだけで良いと思います。

英語の音読のイラスト

⑤問題集を中心に勉強して講義系参考書はサポートに使う

教科書を読んでも、結局どこを覚えるかは難しいので、

覚える際はインプットよりアウトプットを繰り返した方が良いです。

 

読む時間が長い人はその参考書の内容を頭に入れようとしておらず、読んでいることに満足してしまう人が多いです。

そのため講義系の参考書をざっと読み、暗記用参考書や問題集のアウトプットで覚え、最後にまた講義系の参考書を読んで頭を整理しましょう。

 

4.最後に

いかがでしたでしょうか。

高校2年生はそろそろ受験勉強本番、

高校3年生は受験直前期ということで、

今回の内容を生かして勉強し、成績をあげていきましょう!

 

野球を応援する女性のイラスト(赤)

 

5.参照:武田塾チャンネルの動画

 

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