慶應義塾大学を目指す人必見!小論文の書き方とは?
みなさんこんにちは!武田塾大泉学園校です。
文系で慶應義塾大学を受験される方は多くいらっしゃると思います。
慶應といえば、国語のかわりに「小論文」が課されることで有名ですよね。
この小論文があるせいで慶應の受験を控えようとしている人もいると思います。
が、それでは非常にもったいないです。
たしかに小論文というのは他大学ではあまり出題されませんし、なんとなく難しそうに聞こえます。
しかし、小論文も所詮は国語の延長であり、キチンと対策することが可能です。
今回は、慶應で小論文が課される学部、その特徴、対策法などをご紹介します!
本記事を参考に、ぜひみなさんも慶應受験を視野に入れてみてください。
慶應で小論文が課される学部
慶應で小論文が課される学部を順にご紹介します。
せっかくですので、他の試験科目と科目ごとの配点も併せてご紹介します。
文学部
試験科目と配点
【地歴】世B・日Bから1(100)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(独・仏・中選択可)(150)
【小論文】(100)
小論文の出題の特徴
小論文は資料を与えて理解と表現の能力を総合的に問う(大学HPより)
文学部の小論文の試験は、90分間で、論述字数が「内容説明300字」「意見論述400字」の計700字となっています。
後ほどご紹介する他学部に比べると試験時間には余裕がありますが、出典される文章が探究的で、深く考察されているものが多いため、課題文の理解に時間をとられてしまいやすいようです。
法学部
試験科目と配点
【地歴】世B・日Bから1(100)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(独・仏選択可)(200)
【小論文】(100)
小論文の出題の特徴
小論文は論述力試験で、資料を与えて理解、構成、発想、表現の能力を問う(大学HPより)
90分間で、「要約400字」「意見論述600字」の計1000字の論述が課されます。
感覚としては、課題文の読解+要約書き上げまでを長くても40分以内に収められると、残りの意見論述をじっくり考えて書くことができます。
文章の内容としては、法学部系統の基礎知識が必要で、現代社会の問題について出題されます。
経済学部 A方式
試験科目と配点
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(150)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(200)
【小論文】(70)
小論文の出題の特徴
小論文は高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う。高等学校の特定の教科とは直接には関わらない(大学HPより)
試験時間は60分間、「内容説明200字」「意見論述400字」の計600字の論述が課されます。
法学部や文学部と比較しても、試験時間に余裕がないといえます。
現代社会の諸問題に対しての問題意識を問うような出題が多いです。
経済学部 B方式
試験科目と配点
【地歴】世B・日Bから1(150)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(200)
【小論文】(70)
小論文の出題の特徴
A方式と同様の問題が課されます。
商学部 B方式
試験科目と配点
【地歴】世B・日B・地理Bから1(100)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(200)
【小論文】(100)
小論文の出題の特徴
小論文は論文テストで、資料を与えて論理的理解力と表現力を問う(大学HPより)
試験時間は70分間です。商学部の小論文だけは、他学部と違い「論文テスト」という名前です。
特徴としては、他学部の小論文のような長い論述が必要なく、かわりに文章の虫食い部分に当てはまる言葉を語群から選ぶタイプの問題がメインになります。論述もあるにはあるのですが、100字前後の論述が一つ二つ出るにとどまります。
他学部と違い、数学的な思考力が試されます。といっても、難しい高校数学というよりも、四則演算のような簡単な計算を正確に行う能力が問われます。
小論文の書き方
さて、ここからは、小論文の書き方をご説明します。
まず初めに、小論文というのは、一言で言うならば、「短い論文」です。
論文は、自分の意見を論理的に主張する文章で、大学の教授が執筆しているようなもののことです。
それの短いバージョンが小論文なのです。
小論文と作文とは違います。
先述のとおり、小論文が自分の意見を論理的に述べるものであるのに対し、作文はあくまでも自分の経験に基づいて主観的に意見を述べるものです。
よって作文を書く場合には、基となるデータやエビデンスは必要ありません。
自分の思ったことを書くだけでいいからです。
しかし小論文の場合はそうはいきません。
自分の主張の基となるエビデンスをしっかりと準備し、論理だてて組み立てることで自分の主張に説得力を持たせないといけないわけです。
ただ、何も前提知識が必要になるわけではありません。
大学入試の小論文では、必要になる知識はすべて課題文のなかに盛り込まれています。
それらをしっかりと理解し自分の主張の後ろ盾とできるかを問われるわけです。
小論文には、「序論」「本論」「結論」の三展開が必要です。
序論は導入部分です。つまり、これから論じる問題を提起したり、基礎的な知識を示すことで、本論へと導く役割があります。
本論は文章の中心部分です。自分の意見をしっかりと主張しましょう。ここが小論文のメインとなります。
結論はその名のとおりです。序論、本論をうけて、結局自分は何をいいたいのかを再度明確にしましょう。
もちろんこれが絶対ではありませんが、ほとんどの場合はこの三つを軸に論じていけば、まとまりのある文章が書けるでしょう。
ちなみに、文体に関して、小論文では「~です。」「~ます。」は使わずに、「~だ。」「~である。」を使いましょう。
そうすることで、自分の書いた文章を権威づけることができます。
論理的な文章を書くコツは、一つ一つの事実を順番に関連付けていくことです。
ソクラテスについての三段論法が有名ですね。
1.ソクラテスは人間である。
2.人間はいずれ死ぬ。
3.ゆえに、ソクラテスはいずれ死ぬ。
あまりの偉大さに、不老不死と信じられてもいたソクラテスが、それでもいずれ死ぬと主張した文章です。
たった三文しかありませんが、異議をはさむ余地もありませんよね。
ここで行われていることを一般化すると、
「A=B,B=C,ゆえにA=C」ということです。
この例でいうと、A=ソクラテス、B=人間、C=いずれ死ぬ になります。
ポイントは、A=B,B=Cがそれぞれ自明であることを利用して、それまで発想になかったA=Cを導くというところです。
このように、事実をつなぎ合わせることで、主張に説得力が生まれます。
誰が読んでも納得するように丁寧に書きましょう。
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そのため、塾に行って伸びなかった人でも凄く伸びます。
それはそうです。武田塾で指導することは、
なんとなく勉強している、言われた勉強をただこなす、ということではなく、
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我々は、
常に生徒の立場に立って一緒に考えることを徹底しています。
それも伸びていく一因かもしれません。
優秀な講師陣、選び抜かれたカリキュラム、
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最後になりますが、
頑張っている受験生の皆さんに、好きな言葉を贈ります。
夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
吉田松陰
色々な意見がありますが、
受験は(能力的に)「できる」「できない」ではなく、
「やる」「やらない」の方が合否に大きく左右します。
志望大学の合格に向けて、
夢を持ち、理想を持ち、計画し、実行して、
一緒に受験を戦い抜き、合格を勝ち取りましょう!
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