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【英語】共通テスト・マーク模試の傾向と対策!【大泉学園駅の塾・予備校】

【英語】共通テスト・マーク模試の傾向と対策!

みなさんこんにちは!武田塾大泉学園校です。

 

さて、昨年度よりセンター試験が廃止され、新たに共通テストが始まりました。

昨年度はその第一回ということで、様々な反響がありましたね。

センター試験とはまた違った形式で、多くの受験生が戸惑ったことと思いますが、中でも最も受験生を悩ませたのは英語でしょう。

 

もともと、従来のセンター試験で出題されていた発音・アクセント問題や独立した文法問題がなくなり、読解中心となることは公表されていました。

が、ふたを開けてみれば、試行調査とはだいぶ形式が異なっており、なおかつ分量がえげつないほど増加しました。

塾の生徒からも、時間内に終わらなかったという声をたくさん耳にしました。

かなり難しい試験だと断言できます。

 

今回は、第一回共通テストの英語の問題を振り返り、傾向と対策、さらに各予備校のマーク模試にそなえるための効果的な勉強についてご紹介していきます。

 

共通テスト英語の概要

まずは、昨年度行われた第一回共通テストの英語の問題の概要をおさらいしましょう。

 

試験情報

試験時間:リーディング80分、リスニング30分

満点:リーディング、リスニングともに100点

 

大問構成と配点(リーディング)

※()内の数字は解答番号

第一問 10点

A:忘れ物に関するメールのやりとりを読み設問に答える(1~2)

B:ファンクラブのチラシを読み設問に答える(3~5)

第二問 20点

A:文化祭の出し物に対する講評を読み設問に答える(6~10)

B:校則に関する生徒と教師とのメールのやり取りを読み設問に答える(11~15)

第三問 15点

A:交通情報に関する資料を読み設問に答える(16~17)

B:ボランティアに関する掲示を読み設問に答える(18~23)

第四問 16点

英語教師からのメールと付随する資料を読み設問に答える(24~29)

第五問 15点

牛に関する記事を読み、スライドの穴埋めをする(30~38)

第六問 24点

A:アイスホッケーに関する記事を読み、まとめ資料の穴埋めと設問に答える(39~42)

B:人工甘味料に関する記事を読み設問に答える(43~47)

 

大問構成と配点と読み上げ回数(リスニング)

第一問 25点 2回

A:短文を聴いて設問に答える(1~4)

B:短文を聴いてそれに合う絵を選ぶ(5~7)

第二問 16点 2回

短文を聴いてそれに対する質問に答える(8~11)

第三問 18点 1回

会話を聴きそれに対する質問に答える(会話の状況と質問、選択肢は問題用紙に書かれている)(12~17)

第四問 12点 1回

A:会話を聴きそれに対する質問に答える(問題文と図表を読む時間が事前に与えられる)(18~25)

B:話を聞き示された条件に合う選択肢を選ぶ(状況と条件を読む時間が事前に与えられる)(26)

第五問 15点 1回

講義を聴き、それに対する設問に答える(状況・ワークシート、問いおよび図表を読む時間が事前に与えられる)(27~32)

第六問 14点 1回

A:二人の会話を聴き設問に答える(状況と問いを読む時間が事前に与えられる)(34~35)

B:四人の会話を聴き設問に答える(状況と問いを読む時間が事前に与えられる)(36~37)

 

センター試験よりも難しい?

共通テストは確実にセンター試験よりも難しいです。

理由としては、まず挙げられるのがリーディングの読解量の大幅な増加です。

昨年度の共通テストの英語の問題は、その前年のセンター試験と比較して単語数がなんと約1200語も増加しました。

これにより時間内に解ききれなかった受験生が大量発生しました。

さらにリスニングの比重も大きくなりました。

センター試験ではリーディング200点、リスニング50点でしたが、共通テストではリーディング、リスニングともに100点となり、リスニングの比重が大幅に増加しました。

センター試験では、リーディングで稼げれば、リスニングは対策しないという選択肢もあったのですが、共通テストではリーディングとリスニングが1:1の配点になったので、リスニングを無視するわけにもいかなくなりました。

ただでさえリーディングの対策が難しくなっているうえにリスニングも練習しないといけないわけですから、受験生にとっては打撃といえます。

 

マーク模試を受ける際の心得

さて、ここからは、そんな共通テストの出題形式を踏まえて、各予備校が実施するマーク模試を受験する皆様に、マーク式試験受験時の心得を伝授いたします。

まず、問題を解く順番ですが、これはふつうに前から解いてよいです。

後半の大問の配点が高ければ、前半を捨てつつ後半で稼ぎに行くという戦略も有効ですが、配点を見ていただければわかる通り、全六問を通してバランスのよい得点配分になっています。

つまり、前半の問題だから配点が低い、といったことはないようです。

幸い前半の問題は比較的読解量も少ないですから、順番に解くことで、前半でウォーミングアップ、後半でアクセル全開、といった風に進めていくことができます。このあたりは親切設計ですね。

 

ただ、分量が多すぎて時間内にすべて解き終わらないという方は、まだこの時期の模試では、それでもかまいません。

大事なのは、「どこを捨ててどこで稼ぐか」を明確にしておくことです。

これはリーディングもリスニングも共通していることです。

 

たとえばリーディングなら、図表の読み取りが苦手という方であれば、大問4をとばすのもありですし、リスニングでも、並べ替え問題がどうしてもできないのなら、そこを飛ばしてそれ以降の問題に目を通す時間にあてても問題ありません。

 

要は、現時点での自分の得手不得手をはっきりさせることが大切なのです。

そうすれば、たとえば、苦手な形式の問題を夏以降に集中的に取り組むなど、今度の勉強のプランが明確になり、モチベーションにもつながるでしょう。

 

 

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