目次
はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは!
大井町駅から徒歩4分、品川区の予備校、武田塾大井町校です!
今回のブログのテーマは「過去問演習のやり方!」です。過去問演習は志望校と自分の差を知ってどうすれば合格できるのかの戦略を考えるために取り組むのです。その差をわかりやすくしてくれるのが赤本ノートを用いた過去問演習です!
そこで今回のブログでは、赤本ノートを使った過去問演習の仕方を紹介します!このブログを参考に過去問演習をして志望校合格を掴みましょう!
また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!以下が動画のリンクです。
過去問学習をやる目的
大学受験において、志望校の赤本を用いて過去問を解くことは、広く認知されたステップと言えるでしょう。
過去問を使用しない受験生はほとんどいないでしょう。しかし、過去問を解く目的は何でしょうか?
通常、過去問演習の目的として「受験校の出題傾向を理解するため」「時間配分の感覚を養うため」「現在の実力を評価するため」などが挙げられます。これらの目的は非常に重要であり、過去問演習を通じて実現可能です。
しかし、過去問演習の目的はこれだけにとどまりません。むしろ、これだけに留まるべきではないのです。
過去問学習を正しく行う
多くの受験生は、過去問を解いて点数を出すことに満足してしまうことがあります。
つまり、焦点が単に「問題を解く」ことに置かれがちです。
しかし、過去問演習は、適切な方法で活用すれば、成績向上の機会となることがあります。
具体的には、問題を解いた後の「分析・振り返り」と「復習」に重点を置くべきです。たとえば、ある問題が理解できずに解けなかった場合、その問題に対する「なぜ解けなかったのか」「どうすれば正解できたのか」といった分析を行い、それに基づいて対策を計画しましょう。
そして、その対策に従って参考書を復習すれば、苦手な部分や理解が不足している箇所が改善されるはずです。
このように、弱点を特定し、克服するための取り組みを繰り返すことで、成績は自然に向上します。ただし、問題ごとの分析や振り返り、対策を手書きでまとめていくのは手間がかかります。解いた後でもすぐに取り組もうと思っていても、新しい問題に取り組んでしまったり、不完全に終わってしまう可能性があります。
しかし、赤本ノートを活用すれば、これらの作業を簡単に行うことができます。
理想的な赤本ノートの使い方
赤本ノートとは
赤本ノートの使い方を紹介する前に、赤本ノートの概要について説明したいと思います。赤本ノートは、教学社から出ている専用ノートで、赤本演習に特化しています。
教学社は赤本の出版を手がける会社であり、そのため赤本ノートと赤本の相性や互換性は抜群です。安心して利用できます。
このノートには、「共通テスト用」と「二次・私大用」の2つのラインナップがあります。
構成としては、左ページが問題解答用で、右ページが傾向分析、弱点の発見、そして対策を記入するためのページという見開き構造を採用しています。左ページの問題解答用ページは、共通テスト用の場合は本番と同じマークシート形式で演習ができ、二次・私大用の場合はグラフや図を描きやすい方眼紙が用意されています。
右ページの分析用ページには、問題の傾向、実力分析、今後の対策などを記入するためのスペースがあり、情報を整理しやすくなっています。このノートを使えば、左ページに解答した問題を確認しながら、直ちに右ページに分析や振り返りを記入することができます。
そのため、分析作業がスムーズに進行し、問題と分析ページが一対一で対応しているので、作業が混乱せず、どのタスクに取り組むべきかが明確です。復習も効果的に行えます。
総括すると、赤本ノートは赤本演習を効率的に行うために最適化された、非常に便利なツールと言えます。
まずは過去問を解いてみよう!
当たり前ですが、まずは問題を解きます。過去問を活用する際には、幾つか重要なポイントに留意する必要があります。これらのポイントを把握し、訓練段階から時間を計って過去問に取り組むことが、受験成功に向けて重要です。以下に、そのポイントを詳しく説明します。
まず、過去問の解答に取り組む際に、時間を計ることが必要です。
入試では時間管理が極めて重要であり、計時トレーニングは不可欠です。各問題に対して設定された時間内に解答を導き出すため、時間がどれだけ経過しているかを把握しましょう。
さらに、各大問ごとに目標時間を事前に設定することも大切です。大問ごとに適切な時間配分を行うことで、全体の試験時間内に各問題に取り組むことが可能になります。
この段階で計画的な時間配分を意識し、実行できるように訓練しておくことは、本番試験において焦ることなく問題に取り組むための鍵となります。
時間配分の訓練は、練習段階での重要なステップです。時間の制限を設け、それに従って演習を行うことで、本番試験で時間切れになるリスクを軽減できます。
このような訓練を通じて、過去問の解答において時間を効果的に使うスキルを身につけましょう。過去問は、実際の試験に近い状況で解答を導き出すための貴重な訓練ツールであり、計時トレーニングを通じて、自信をつけていきましょう
課題・原因・改善策を考え、対策を実行しよう!
過去問の解答後には、詳細な分析と対策のための記録を行いましょう。以下は、その具体的な手順です。
まず、解答した問題全体について、正答率や大問ごとの正答率、それにかかった時間などを詳細に記録しましょう。
これにより、弱点や改善が必要な領域を特定するのに役立ちます。
さらに、誤答した問題に焦点を当てて、なぜ誤答したのかを考えましょう。どの部分が理解できなかったのか、どのステップでミスが生じたのかを具体的に把握します。この情報を記録し、課題を特定するための材料とします。
そして、課題に対する具体的な対策を綴りましょう。漠然としたアプローチではなく、具体的な問題やスキルに焦点を当てた対策が重要です。
たとえば、「英文法が不得意だから英文法を勉強する」というアプローチではなく、「分詞構文の理解が足りないため、Next Stageのこのページを確認して復習する」といった具体的な対策を立てましょう。このような詳細な分析と対策のプロセスを通じて、弱点を特定し、着実な成績向上への道を切り開きましょう。
課題を具体的に明らかにし、それに対する計画を立てることが、効果的な学習の鍵です。
今回のまとめ!
今回のブログでは赤本ノートを使った過去問演習のやり方について詳しく解説しました!
これからどんどん過去問を解いていく時期になると思いますが、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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