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今回は「『時代と流れで覚える日本史・世界史』の正しい勉強方法」についてお話ししていきます。
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はじめに
受験で日本史、世界史を使うという人は『時代と流れで覚える！日本史B用語』『時代と流れで覚える！世界史B用語』を使っている人が多いのではないかと思います。
これらの参考書は近日改訂予定となっています。
改訂された後も構成は変わらないと予想されますので、この改訂のタイミングで参考書の正しい使い方について紹介していきます！
本当に正しい使い方で扱うことができれば共通テストや入試で高得点を取ることができます。
参考にしていただければ幸いです！
↓↓改訂版↓↓
なぜ点が取れないのか
『時代と流れで覚える日本史・世界史』を使っていて点数が取れないのはなぜなのでしょうか？
これは参考書の知識量が足りていないというわけではありません。
使いこなせていないことに問題があるのです。
ほとんどの人は参考書の右ページの「流れ」の部分を覚えることに終始しています。
「流れ」の部分は確かにこの参考書の肝ではありますが、この部分だけを覚えても点数を取ることはできません。
正しい勉強法
ここからは正しい勉強法について6つの段階に分けて説明していきます。
手元に『時代と流れで覚える日本史・世界史』がある人は参考書を見ながら勉強法を確認していってもらえればと思います。
ステップ１：講義本を併用して学習する
単純に流れを覚えるといっても参考書の右ページだけで流れを全て掴むことは難しいです。
流れに特化した参考書といえば、講義系の参考書になります。
流れを書くだけで分厚い量になるのに『時代と流れで覚える』のような薄い参考書の右ページだけで流れを網羅しようとすると、やはり限界があります。
「流れ」の部分でで覚えるための前提としてのより詳しい流れに関しては講義本の参考書でしっかりと学んでいきましょう！
講義本は、日本史ならば『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』、
世界史ならば、『きめる！共通テスト世界史』、『茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本』、『世界史探求授業の実況中継』がオススメです。
↓↓日本史↓↓
↓↓世界史↓↓
講義本で流れを読んだ上で、『時代と流れで覚える』に戻ってきて用語を思い出せるか、というのを確認していきましょう。
講義本と『時代と流れで覚える』の2冊を使っていく中でのポイントはテーマごとに分けて勉強していくことです！
『時代と流れで覚える』は日本史と世界史でそれぞれ80テーマでまとめられています。
80テーマのうち1テーマに該当する講義の部分を読んだら、1テーマに該当する問題を解いていく、というように
2冊の参考書を交互に使っていくことをオススメします。
ステップ２：右ページの赤文字を暗記する
参考書の右ページの「流れで覚える」の中には赤文字があります。
問題の答えだけではなく、この赤文字までしっかりと覚えていきましょう。
この赤文字も入試でよく問われる用語です。
そのため、「流れ」の中の赤文字も赤シートで隠して言えるようにすると、プラスアルファで用語を吸収していくことができます！
ステップ３：左ページをもっと活用する
『時代と流れで覚える』の良さは大きく分けて2つあります。
1つ目は右側の「流れ」の中でしっかりと用語が定着できることです！
2つ目の良さは左ページに詰まっています。
左ページでは、受験で問われる知識をわかりやすく凝縮して表や図解で解説してくれています。
いかにより有効活用するかというのが大事です。
左ページの赤文字を隠して覚えるというところまでやってみてください！
ステップ４：左ページの太字を暗記する
左ページには所々黒の太字で書かれているものがあります。
この黒い太字を暗記ペンで消して覚えましょう！
隠して、自分でチェックできるようにすると、さらに知識量を増やすことができます。
ステップ５：白紙想起法
ステップ４までで左ページをかなり網羅的に覚えられているはずですが、さらに暗記を強化するために、白紙想起法というものをやってみてください！
ステップ4までの勉強を終えたら、参考書を閉じてください。
参考書を閉じたら、左ページにあった、情報が凝縮された表を再現してみましょう！
これは本当に内容を覚えていないとできません。
赤シートで隠すというのは、Aという情報からBを引っ張ってくる作業でした。
この白紙想起法でやっているのはゼロの情報から自分で思い出すべきことを思い浮かべる作業です。
これができればほとんどの問題に太刀打ちできるようになります！
特に世界史では、地図が頭に入っているかが重要になってきます。
地図が頭に入っていないと、世界史は苦戦する局面が多いので、こういった勉強法でしっかりと地図と連動させて覚えていきましょう！
ステップ６：足りない知識を書き込む
他の問題集や過去問に移って、「時代と流れ」に書いていない知識があったら、この参考書に全部付け加えていきましょう！
右ページ・左ページに足りないけど、関連するところにどんどんと書き足していくと、自分に必要な情報が全て集約された参考書が出来上がります。
問題を解く中で足りない部分をアップデートして、自分にとっての1番の参考書に仕上げていきましょう！
おわりに
流れがわからないままただ用語を覚えていってもすぐに抜けていってしまいます。
正しい勉強法を実践して、多くの知識を身につけていってほしいです！
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