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今回は「5月の過ごし方」についてお話ししていきます。
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はじめに
「五月病」という単語があるように、
5月の時期は、高3生が部活動や環境の変化などによる精神的なストレスを感じやすいです。
受験を今年度に控えているのに、部活動やその大会で忙しかったり、
模試や定期テスト、さらには文化祭や体育祭などの行事がある場合には土日が潰れたりして、
受験勉強をするには5月は大変な時期だと思います。
しかし、5月に勉強をしないと合格からは遠ざかるのです、、、
なぜかというと、みんな夏にはもう必死に勉強しているからです！
夏から勉強を頑張っても、夏までにも勉強を頑張っていた人には追い付けない！！
高3生は5月をどう過ごすかで差がつきます。
そこで、5月の勉強の仕方がカギになるのです。
5月の勉強のポイント
まず勉強する内容としては、大学受験基礎レベルをしましょう。
英語なら、基礎レベルの単語や文法、熟語などの語彙と英文解釈、そして日大レベルの長文です。
夏からは志望大学(もしくはその1つ下)のレベルの参考書の演習をしていることが理想なので、
夏までの5,6,7月で基礎レベルが習得できている状態まで持っていきましょう。
そして、科目の優先順位を考える必要があります。
文理関わらず、数学と英語に力を入れるようにしましょう。
文系の生徒は、数学が入試に不要なのであれば、英語の次に国語に力を入れましょう。
社会が必要な人は国語の次に社会を頑張る必要があるでしょう。
理系の生徒は、理科の基礎がまだ身についてなければ、英語・数学と並んで理科にも力を入れましょう。
5月の勉強法に関する3つのアドバイス
忙しい中でも勉強時間を捻出しよう
「忙しいから勉強時間が取れない」のに「捻出しろとは何だ！」と思うかもしれませんが、
スキマ時間を見つけ出して少しでいいから勉強しましょうということです。
部活生は、部活の後にしんどくても強い精神力を持って勉強に向かうことが重要です。
具体的には、「部活の後でもどれだけしんどくても自習室に向かう」ことを当たり前にするようにしましょう。
そして次には、集中力が問題になってくると思いますが、
漠然と勉強をしていると眠くなったりすると思うので、タイムリミットを決めて集中するようにしましょう。
それ以外にも、移動時間や休み時間、授業時間の内職を使って、
なんとか勉強時間を確保するようにしましょう。
定期テストの臨み方
受験生は高1生や高2生と違って定期テストとの関わり方が人によって違います。
学校推薦や総合型選抜のような入試形式を考えている人は、
学校の成績が入試に関わってくると思うので定期テストも侮れませんが、
一般入試での受験を考えている人は、
学校でいい成績を取ることより、大学に合格することの方が何倍も大事です。
定期テスト前でも受験のための勉強をやるようにしましょう。
最低でも卒業できればいいので、学校の成績は置いといて受験勉強に集中しましょう。
模試の臨み方
全統模試や進研模試といった模試が春から始まっています。
模試を受けることで、入試当日に近い環境で緊張感を持って実践的な問題を解くことにより、
場慣れをすることができ、入試当日も緊張し過ぎずに落ち着いて試験に臨むことができます。
ただし、まだ基礎も身についてないという人が多くいる中で、
模試を受けるにあたって気をつけないといけないことがあります。
模試の復習についてです。
この時期の模試の振り返りはかなり難しいのです。
理由としては、まだ基礎すら勉強していない範囲も出題されるからです。
勉強したことのない範囲に対して何を復習したらいいのかと思うかもしれませんが、
ハッキリ言って、
基礎すら勉強していない範囲の問題は復習しなくていいです！！
つまり
やったことのある範囲の復習に専念してください！！
基礎を押さえてある程度アウトプットまでした範囲であれば、復習に力を注ぐべきですが、
英単語や文法しかしていない段階で長文問題で点数が取れるわけがないので、取れなくてしょうがないです！
5月は基礎固めをしている段階なので、
模試の結果に期待をしすぎずあくまで通過点として捉えるようにしましょう！
模試の結果が悪かったからと言って落ち込みすぎないように！
まとめ
5月は基礎固めの時期です。
英語・数学といった主要科目を優先するなどして、
合格から逆算して自分に必要だなと思う勉強をしていきましょう。
①勉強時間の確保、②定期テストより受験勉強の優先、③模試の結果に一喜一憂しない
の3つを押さえて“勝負の5月”を切り抜けましょう！！
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