【福岡大学vs西南学院大学】2つの違いを徹底解説！！

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今回は「福岡大学と西南学院大学」についてお話ししていきます。

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はじめに

福岡大学と西南学院大学はどちらも九州で

有名な私立大学だと思います。

一般的な認識として、福岡大学では「学生数の多いマンモス大学」。

西南学院大学では「九州を代表する私立文系の総合大学」

といった認識が強いようです。

そこで今回は、福岡大学、西南学院大学を進学するとしたら

どちらが良いのか比較していきたいと思います。

比較する項目としては、偏差値・就職率・入試科目(配点等)

を取り上げていきます。

(ここでは西南学院大学を西南大学と省略していきます)

偏差値の比較

例えば、法学部で比較してみましょう。

福岡大学:50.0

西南大学:50.0~52.5

(大学受験パスナビ参照　2023/11/05)

これだけ見れば西南大学の方が偏差値が

高いと分かりますね。

しかし、これだけで判断してはいけません。

就職率の比較もしていきたいと思います。

因みに理系学部は？

と疑問に思った方もいらっしゃるとは思いますが、

西南大学に理系学部はありません。

文系のみの大学なのです。

その点、福岡大学は理系学部があります。

一部を紹介します。

工学部:40.0~45.0

医学部:47.5~62.5

等といった具合です。

これを見ると西南大学は文系大学ですが、

高い偏差値であると分かりますね。

就職率の比較

皆さんは志望校をどのような基準で決めていますか？

就職がしやすそうだからといった理由は

必ず存在するとは思いますが、

将来自分がどこで働きたいかによって

また変わってくると思うので、

少し考えてみてはいかがでしょうか？

2022年度の就職率だけで

西南大学と福岡大学を単純に比較すると

福岡大学:96.6％

西南学院大学:96.9％

という風に2つの大学の間に対して違いはありません。

どちらも同じくらい九州では名の知れた大学

なので違いが出にくいと推測できます。

しかし、これらの結果は企業規模の大小にかかわらず表したもの

であるので大企業に就職したい方は

参考にならないかもしれません。

そこで「巨大企業への就職率」

を詳しく調べてみたところ

※巨大企業は、資本金100億以上のことを指します

(大企業の場合、10億以上100億未満)

福岡大学:14.0%

西南大学:29.5%

となっており、西南学院大学と福岡大学では、

約2倍以上の開きがあり、

西南大学の方が高いことが分かります。

西南大学は巨大企業や大企業に有利とはいえます。

逆に福岡大学の場合、全国的な有名企業というよりも

地方で名高い企業や地方自治体などに

就職している人が多いようです。

職業別で比べてみると、西南学院大学は金融業や保険業に、

福岡大学はサービス業にそれぞれの特徴がみられました。

就職率が単純に高く、

九州地方の企業で働きたいというのであれば、

福岡大学。大企業の就職率が高く、

関東で働きたいというのであれば、

西南学院大学というように、

大学を卒業した先の人生を考えてみるのも

志望校決定における一つの基準となるでしょう。

入試科目の比較

入試科目ではどのような違いがあるのか、

法学部を例として福岡大学、西南大学を比較していきます。

【福岡大学　法学部】

必須科目：英語・国語

選択科目：政治・経済、

日本史B、世界史B、地理B、

数学(Ⅰ、Ⅱ、数学A）の中から1科目

【西南大学　法学部】

必須科目：英語・国語

選択科目：政治・経済、

日本史B、世界史B、地理B、

数学(Ⅰ、Ⅱ、数学A、B）の中から1科目

上記を見ると入試科目にあまり違いはありません。

また、配点も3科目300点満点です。(1科目100点)

これだけ見ると比較にはなりませんが、

強いて言えば福岡大学の「前期日程」。

それは、募集人員が最も多く、志願者数、合格者数も最多です。

志願者数が多いということは、

合格最低点も少なからず低くなるということなので、

前期日程は他の日程と比較すると合格しやすいのかもしれません。

さいごに

以上の話を簡単にまとめると

〇偏差値　　福岡大学＜西南大学

〇就職率　　福岡大学＞西南大学　(一般企業を含む)

　　　　　　福岡大学＜西南大学　(巨大企業のみ)

〇入試科目　福岡大学＝西南大学

といった結果になりました。

偏差値や巨大企業への就職率だけであれば

西南大学の方が勝っていますが、

純粋に九州地方での就職率だけを見ると

福岡大学の方が勝っていると言えます。

将来的にどこに就職したいのか判断基準を決めて

大学を選択すると良いかと思われます。

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