【心構え】推薦入試・AO入試を受ける時の心構えと注意点

③AO入試
AO入試の最大の特徴は他の推薦とは異なり、高校の校長の推薦が不要なところです。受験資格についてはオープンキャンパスに参加したことがあったり、専門的に学ぶ内容の知識が必要になったりするなど、一定の条件を設けていることはありますが、基本的には受験資格の制限は厳しいものではなく基本的にはだれでも受けられるものとなっています。但し、受験生の個性や適性などはかなり見られます。

推薦で必要な心構えは？

推薦入試では、その大学や学部で何を学びたいのか、どれだけの熱意があるのかなどが見られます。多くの大学では小論文や面接を課すのですが、それをもとに合否が決まります。では、これらをアピールするためにはどんな心構えと準備が必要なのでしょうか？

まずは自己アピール力が重要となってきます。

中には普段引っ込み思案だったり、人よりも前にと出ていくことが苦手な人もいるでしょう。
しかし、推薦入試では先ほど触れたように自分が人よりもいかに優れているか、学ぶ意欲があるかを見られるため、効果的に自己アピールできる準備が必要です。

ここではその準備で必要なものを上げていきます。

①自分の長所と短所の把握
当然、自分を売り込む場なので自分の長所は把握すべきです。自分でわからなければ家族や親しい友人に自分の長所を聞き取るのも手です。また、短所は見方を変えれば長所にもなりうるので、ただ単に短所ととらえるのではなくどう伝えたら長所になるのかを考えましょう。
(例)一つのことに取り組むと周りが見えなくなる
→これだと決めたことには集中力をもって粘り強く取り組める

②自分の経験を整理する
高校時代もしくはそれ以前に自分がどんな経験をしてきたのかを振り返りましょう。特に受験する大学や学部に直結するエピソードをピックアップしてそれをもとに面接で話す内容や自己推薦書の内容を練りましょう。その際にヒントになるのは受験予定の大学や学部のパンフレット、もしくはホームページでアドミッションポリシー(入学者の受け入れ方針)は必ず目を通しましょう。

③入学後の目標や取り組みたいことを整理する
大学入学後に何を取り組みたいのか、何をどう学びたいのかをイメージしましょう。
②と同様に大学や学部のパンフレットやホームページを見てその志望校でないと学べないということを見つけ出しそれに絡めてアピールできると強いです。

注意点

上記のポイントを押さえていざ本番！！

但し、推薦入試の合格発表後にいくつかの注意点があります。

①推薦入試が不合格だからと言って必要以上に落ち込まない
推薦入試でもしも不合格が出ても必要以上に落ち込む必要がありません。
なぜならば大学入試の場合、国公立なら共通＋前期、私立ならば一般入試で合格するのが大半です。
不合格になった当日は落ち込んでも仕方ないと思うのですが、次の日以降は引きずらないようにしましょう！！

推薦入試は、他の人よりも多くチャンスをもらった、受かればラッキーぐらいの気持ちでいましょう。
入試本番の緊張感を他の人よりも早めに体験できるわけだし空気に飲まれる確率も下がります。
マイナスの気持ちを引きずると一般入試に向けた勉強に身が入らず負の連鎖にハマるのが一番よくありませんよ。

②受かった後に遊びほうけない
大学に合格するとどうしても気が緩みがち。推薦入試の場合は他の人よりも早めに進路が決まる分長い子と遊んでしまい、せっかく勉強したことが抜けていってしまします。他の人よりも時間が空いた分、大学に入った後に必要な科目や分野の勉強をしていきましょう。推薦組よりも一般で受かった人の方がギリギリまで勉強している分学力が高くなり大学の講義内容もスムーズに習得する傾向があります。

また、文系・理系問わずに英語は何らかの形で使うので、英検などを目標に勉強するのもよいでしょう。

推薦入試やAO入試の心構えは以上となります。
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