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今回は「リスニングの復習はスクリプトを使った方が良いのか?」についてお話ししていきます。
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復習にスクリプトは必要?
高校2年生のみなさん、あと1年で共通テストです!!
今回は英語のリスニングの復習にスクリプトは使った方が良いのか一緒に考えてみましょう。
文法や長文の勉強とは違って、どのように復習すればいいか分からず、解きっぱなしになっていませんか?
この記事を読んで、リスニング対策に生かしてください!
そもそもスクリプトとは?
スクリプトの意味、知っていますか?
スクリプトとは、リスニングの音声を文字に起こしたものです。つまり、「字幕」のことです。
問題集の解答や、模試の解説集に書いてあるものになります。
使わなきゃもったいない!
結論から言うと、このスクリプト使わなきゃもったいないです!!
〇何回も音声を聞いて、文字には頼らない!!
〇本番はスクリプト出てこないから音声だけでやるべき!!
と考えている人も多くいるかもしれません。
英語の音声を聞いただけで内容が全てわかっているなら話は別ですが、ほとんどの人は聞き取れなかったという箇所が出てくるはずです。
聞き取れなかった箇所のスクリプトを確認せずに、実際に何を言っているかがわからない状態で採点だけをやって、ただ単に音声を聞き流したとしても、リスニングの成績は上がりませんよね。
リスニング対策をする際はその聞き取れなかった箇所を確認する作業が重要であり、その結果としてスクリプトは必要なんです!!!
どのようにスクリプトを活用すればいい?
リスニング対策でのスクリプトの重要性は理解できたかと思います。
ここからは、実際にスクリプトをどのように使えばいいのかご紹介します。
スクリプトの使い方
①解答の根拠を見つけて印を付ける
当たり前ですが、音声を聞いただけでは解答の根拠の印の付けようがありませんよね。使用する参考書によっては、スクリプトに根拠となる単語や文章に印が付いている場合もあります。印が付いていない場合は、自分でポイントを探し出して印を付けましょう。また、選択肢がある問題では言い換え表現に気づけたか、確認しましょう。
②聞き取れなかった箇所の確認
最初に音声を聞いて問題を解いた時に分からなかったり、聞き取れなかった単語や表現を確認しましょう。ここで大事なのが、知らない単語や表現の音・意味・スペルを自分の中で繋げることです。
③聞こえなかった単語の確認
知っている単語が聞こえない時の主な原因は、発音やアクセントを間違って覚えてしまっていたか、音が連結していて聞こえなかったということが考えられます。単語を見れば分かっているのに、発音やアクセントを間違えて覚えていたために聞き取れないのは非常にもったいないので、リスニング対策をする際にしっかり押さえていきましょう。
リスニングの復習のゴールって?
ここまでスクリプトを使った復習方法をご紹介しました。
しかし、リスニング対策はどこまで復習すればゴールなのかが謎ですよね。
ゴールは目指すレベルによって異なりますが、2段階に分けることができます。
《第一段階》
「解答の根拠が聞き取れるか」
先ほど、スクリプトの解答の根拠に印をつけることをオススメしました。もう一度音声を聞いたときに、その印をつけたところに気づけるか確認しましょう。
《第二段階》
「全てが聞き取れるか」
これは音声で流れる英文を全て聞き取って理解できる、という段階です。ここまで完璧にするには、かなりの時間がかかります。したがって、時間に余裕がある人はここまで復習してみてもいいかもしれません。
多くの人が共通テストを受験すると思いますが、共通テストレベルのリスニングで最優先すべきは解答の根拠を見抜くことです。
ぜひ、リスニングの学習をする際の目安にしてください。
最後に
スクリプトがリスニングの復習においてどれだけ大切かお分かりいただけたと思います。
スクリプトを有効活用し、リスニングの点数UPを目指しましょう!
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