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今回は「大学入試の出願時に必要な提出書類」についてお話ししていきます。
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大学に出願するにあたって
大学入試を受験するにあたって「願書」は必ず必要になってきます。願書を大学に提出することを「出願」というわけですが、ここでは大学入試の出願に必要な提出書類を紹介していきます。
①願書の入手
出願する大学が決まったらまずは願書を入手しましょう。早めに入手しておかなければ出願締切ギリギリになって慌てることになってしまいます。時間に十分な余裕をもって願書を入手しておきましょう。自分一人で忘れそうな場合は、願書請求開始日に親御さんにお願いしておくと良いです!
~主な願書入手方法~
1、大学のWebサイトから申し込みフォームを請求
2、資料請求が可能な進学サイトから
3、書店で購入
4、オープンキャンパスや入試説明会などから入手する
5、大学の窓口に直接行って入手
6、高校や予備校で入手
※願書入手にあたって多くの大学は無料ですが、一部有料の大学もあります。大学によって違うので注意してください。ちなみに国公立大学は願書請求が基本的に無料です。
②必要書類の準備
調査書をはじめとする、必要な書類は早めに準備しておきましょう。特に調査書は卒業高校(見込みを含む)が発行するものなので、発行するまでに時間がかかる場合もあり、長いところで1週間かかる場合もあります。出願時期は現役高校生の調査書を発行するのに学校側も追われる時期なので、浪人生は特に注意が必要です。基本的には願書と調査書、大学入学共通テスト成績請求票の提出だけで良い大学が多いですが、スポーツ系学部や芸術系学部の場合は、ホームページから大学所定の書類を印刷して、記入しなくてはならない書類を同封するケースもあるので、自分の受ける大学の提出書類を予めしっかり確認しておきましょう。なお、調査書は開封禁止なので、一度でも開封された調査書を提出しないようにしましょう!
【多くの大学で必要な提出書類】
〇調査書(卒業高校で発行)
〇願書(大学所定の様式)
〇大学入学共通テスト成績請求票
③受験料を振り込む
受験料は銀行や郵便局、コンビニなどから振り込めます。出願時には証明書の提出が必要な場合も多く、収納証明書を切り取って願書に貼るタイプ、領収書を同封するタイプなど、大学によって様々なので収納証明書は捨てないように大切に保管しておきましょう。
※納入された入学検定料ですが、基本的には返金されません。決して安くはない検定料なので、無理のない入試日程をしっかりと立てた上で出願するようにしましょう。
④願書を書く
願書は各大学によって内容や書き方が異なる為、募集要項は必ず読んでおきましょう。大学によって記載内容や書き方、書き間違えた場合の訂正ルールも異なるので気を付けておきましょう。記載ミスがあると出願を受け付けてもらえない場合があります。下記は願書を書く上での注意事項です。
~注意事項~
1、黒ボールペン、シャープペン、鉛筆など筆記具の指定があるので確認しておきましょう。こすると消えるペンは基本的にはNGなので注意です。
2、写真は3ヶ月以内に撮影した写真を使用します。大学によってはそれが学生証の写真にもなります。前髪が目にかからないように工夫も必要です。また、もし剥がれてしまった時の為に裏面に氏名と高校名を書いておきましょう。
3、書き間違えてしまった場合は、二重線で消して訂正印を押すようにする指示の場合や、修正ペンや修正テープの訂正を使っていい場合など大学ごとで決められているので、願書を提出する大学ごとに募集要項の確認が必要です。
4、高校名は省略せずに、必ず正式名称で記入しましょう。
⑤願書を郵送する
送る際に気を付けておくべきことは、指定された書類が全て揃っているのかを、封をする前に一度確認しておいてください。郵送する場合には必ず「簡易書留郵便」か「速達・簡易書留郵便」で郵送することです。この郵便は普通郵便とは違い、郵便物を出したこと、配達されたことを記録しているものです。なお、追跡もできるので、大学に届いたかどうかを確認できます。その為、一度手続きが必要となってきます。ポストに投函せずに、郵便窓口で手続きをしましょう。
※提出書類はすべてコピーを取っておくようにしましょう!
⑥受験票を受け取る
願書が受理されれば、願書に記入した住所宛に受験票が発送されます。記載に内容に間違えがないか必ず確認するようにしてください。また、受験当日に持ち込んで良い物や、試験上の注意事項が書かれている場合もあるのでしっかり読んでおきましょう。
受験票が届きさえすれば、合格後の手続までは大学に提出する書類はないので、入試本番に向けて勉強のラストスパートをかけましょう!
⑦受験票を失くした場合
ほとんどの大学では、受験票の再発行が可能です。また、入試当日に受験票を忘れても、入試会場で再発行してもらうこともできます。受験票を失くした場合、受験票を当日忘れてしまった場合に、どのような方法で受験が可能になるのかを予め知っておくだけで、当日は焦らなくても良くなります。焦ったことで、試験で本領発揮できないということにならないためにも、事前準備は大きな役割を果たします。
⑧入試本番で本領発揮
入試当日を迎えてやるべきことは、それまでにやってきたことを出し切ることです!くどいようですが、入試当日の忘れ物ほど不安にさせるものはありません。受験票を紛失するのもかなりの不安を煽ります。事前準備の重要性をしっかりと理解し、入試当日は本領発揮できる状況を自分自身で作り出してから入試に臨みましょう!
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