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今回は「福岡教育大学の初等教育教員養成課程の小論文対策」についてお話ししていきます。
福岡教育大学といえば、九州で唯一の教育大学として非常に人気の高い大学ですね。「福教大」の愛称で親しまれています。教育学部の中でも、今回ご紹介する初等教育教員過程は小学校教員に特化した養成過程となっており、初等教育教員過程の中には幼児教育選修(60名程度の少人数)が設置され、こちらでは幼児教育者の育成するとともに小学校教員の免状取得も目指していきます。小学校教育を理解した上での幼児教育実現を目標とした、より専門的な人材育成に努めています。
そもそも小論文の目的って!?
大学は入学試験において様々な工夫を凝らし,自分の力で考える能力(マニュアル的ではなく、真の対応能力)を見る形式の試験によって,「他者に自分の考えを的確に表現する力を持った学生を選ぶ」ということが小論文試験の最大の目的ですよね。つまり、大学側からすると、入学してからもしっかり学んでいける人材かどうかを見る試験ということになります。受験生から見ても、教科試験を受けなくても自分の能力を文章でアピールできる試験ということです。
福教大の教育理念=学術の中心として深く専門の学芸を研究教授するとともに、広く知識技能を開発し、豊かな教養を与え、もって有為な教育者を養成し、文化の進展に寄与することを目的としており、このような人材であるために必要な能力を備えているかを”審査”することこそが、福岡教育大学教育学部の小論文試験の最大の目的と言えます。
しかし、小論文だからといって、ただ単に文章を書けばいいというものではないですよね。実際の小論文試験で課されたテーマに対して、自分の考えや意見を筋道を立てて説明することが重要です。そこに対策が必要なのです。対策をやるためには、まずどのような問題が過去に出題されているかを把握しておく必要があります。福岡教育大学教育学部の初等教育教員過程の小論文では、幼児教育選修以外と幼児教育選修は違う問題が出されるため、それぞれの出題傾向からそれぞれの対策をご紹介していきたいと思います。
直近3年の出題傾向(幼児教育以外)
2019年度
「下線部内容1題(80字)、意見論述1題(300~400)」
2018年度
「穴埋問題1題、意見論述2題(各400字)」
2017年度
「資料読解1題、下線部内容1題(200字)、意見論述3題(400字2題と600字1題)、要約問題2題(300字と200字)」
問題の形式については「課題文型」「資料読解型」となっており、2018年度以降は試験時間が60分に変更されているため問題量が減り、意見論述中心の問題になっています。
直近3年の出題傾向(幼児教育選修)
2019年度
「意見論述2題(各1000字)」
2018年度
「意見論述2題(各1000字)」
2017年度
「意見論述2題(各1000字)」
問題の形式については「課題文型」「資料読解型」となっており、直近3年間は意見論述中心の問題になっています。また、2018年度は漫画形式の課題文となっており、その漫画から読み取れる内容を論述させるような問題が出題されたりしています。なお、幼児教育選修は試験時間が120分です。
福教大の初等教育教員養成課程 小論文対策
前述したように、福教大の教育理念=学術の中心として深く専門の学芸を研究教授するとともに、広く知識技能を開発し、豊かな教養を与え、もって有為な教育者を養成し、文化の進展に寄与することを目的としており、教育に関する様々な事柄などのテーマに取り組んでいくことが重要です。過去問を見ても分かるように、幼児教育選修以外の通常過程では、課題文型という問題形式は変わりませんが、要約問題・意見論述・資料読解など多岐にわたっているので、それぞれに特化した対策を打っておく必要があります。幼児教育選修では「意見論述」が中心となっているので、自分の言葉として解答できるように知識を増やしておくことが重要です。
小論文試験では、本文の内容をしっかり把握する読解能力や内容に対して論理を立て、記述する能力を持っているかが見られます。加えて当たり前のことですが、正しい日本語を使うことができるか、一定の語彙力を有しているかも評価の対象となります。具体的にまとめると、自説を矛盾なくいかに論理的に説得力ある形で書けるかどうかが問われているのです。
おススメの参考書は、現代文で使用する「現代文キーワード読解」などで一通りのキーワードを押さえ、「小論文の完全ネタ本 キーワード集(人文・教育系)編 」で意見論述の練習をしておくと、十分戦えるレベルになるでしょう。参考書の名の通り、教育系の用語の意味などがしっかりと掲載されており、関連する知識を頭に叩き込むには持って来いの一冊となっています。また、要約問題については「現代文読解力の開発講座」が非常におススメです。課題文型の小論文において、要約問題に関しては現代文の能力がそれなりに必要になってきますので、現代文の能力を高める練習もやっておきましょう。
さらに、福岡教育大学の小論文については、全学部において似たような内容の設問が多いので、他の学部の過去門にも取り組むことで、幅広く問題に触れることが可能となります。数多くの問題に触れ、論述に必要な教育系知識をしっかりと入れておくことで解答がスムーズにおこなえるでしょう。幼児教育選修については、試験時間に対しての解答文字数が非常に多めとなっているため、文の構成や内容を考える時間が比較的短めです。純粋に2000字を書くという作業だけでも2時間程度はかかってしまうため、問題を見てからすぐに分の構成や内容を考える練習をやっておかなければ、制限時間内に書き終わらないということも起こってしまいますので注意が必要です。
意見論述のコツ
①「序論・本論・結論」を作る
まずはテーマを読んで問題提起(自分なりのテーマ)を決めます。その上で、序論では自分の考えの大きな方向性を示すことが必要です。続いて本論については、序論で主張した自分の考えの根拠・理由を示していきます。小論文の内容に説得力を持たせるため、主張の基にした事実なども可能な限り踏まえながら、客観的な文章になるように心がけましょう。最後は結論という形で、自分の考えをまとめて示すようにします。
②「反論・持論・理由」も含める
自分の考えの説得力をより高めるために、あえて自分の考えに対する反論を用意するということも有効な手段になります。まず、問題提起でこれから論述する問題の内容と自分の考えの大きな方向性を述べた後、反論として自分の考えに対抗する主張を提示します。その上で、その反論がなぜ無効なのかを述べつつ、持論に入ります。持論の理由を、客観的なデータなどを適宜引用しながら書いていくと良いですね。そして最後に、結論として自身の主張を再度提示して文章を終えます。ここで注意したいのが、持ち出した反論の説得力を残さないことです。反論の方に説得力がある状態では、いくら自分の考えの根拠・理由を上手く説明しても、主張の持つ説得力が弱くなってしまいますので注意が必要です。
要約問題のコツ
①キーワードを拾い出す
要約形式の場合の採点基準として、キーワードが解答に入っているかで採点するケースが多い。したがって、本文の中に隠れているキーワードを見つけ出し、解答に入れるべき言葉を拾い出すことが必要となります。また、キーワードは1つとは限らないので、できる限り多くのキーワードを見つけ出す練習をしておきましょう。
②具体例や例え話などは削る
地域創生学部の解答文字数は500~625字と限られているので、必要な内容を厳選してまとめなければなりません。本文の中に記載されている具体例や例え話は、本当に述べたいことを補足するために述べられていることが多いので、具体例や例え話は省いて回答することが理想的です。
③自分自身の言葉でまとめる
キーワードを抽出しても、小論文として文章をまとめる作業が必要になります。この文章をまとめる作業は、自分自身で行わなければなりません。したがって、キーワードを上手な文章にまとめ上げる力が必要となり、誰もが読みたくなるような文章を目指して解答するようにしましょう。
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