こんにちは。西鉄大橋駅より徒歩3分、福岡市南区にある逆転合格の武田塾大橋校です♪♪
今回は「北九州市立大学地域創生学群の小論文対策」についてお話ししていきます。
北九大の地域創生学群二次試験では小論文と面接があります。しかし、直前期はセンター試験(来年から共通テスト)の対策に追われ、小論文や面接の対策がしっかりとやれていないという人も多いかと思います。そこで、北九大地域創生学群の小論文試験において、過去の出題傾向からやっておくべき対策までをご紹介していきたいと思います。
そもそも小論文の目的って!?
大学は入学試験において様々な工夫を凝らし,自分の力で考える能力(マニュアル的ではなく、真の対応能力)を見る形式の試験によって,「他者に自分の考えを的確に表現する力を持った学生を選ぶ」ということが小論文試験の最大の目的ですよね。つまり、大学側からすると、入学してからもしっかり学んでいける人材かどうかを見る試験ということになります。受験生から見ても、教科試験を受けなくても自分の能力を文章でアピールできる試験ということです。
地域創生学群の教育理念=総合的な人間力を培い、地域社会のさまざまな分野で指導的役割を担える人材の養成となっており、その人材になるために必要な能力を備えているかを”審査”することこそが、北九大地域創生学群の小論文試験の最大の目的と言えます。
しかし、小論文だからといって、ただ単に文章を書けばいいというものではないですよね。実際の小論文試験で課されたテーマに対して、自分の考えや意見を筋道を立てて説明することが重要です。そこに対策が必要なのです。対策をやるためには、まずどのような問題が過去に出題されているかを把握しておく必要があります。
直近3年の出題傾向
2019年度「環境問題を道徳的に考えることはなぜ重要か」
出題意図:
地域の再生と創造(地域創生)に関連すると考えられる文章の中から、次の3点を念頭に置きながら、選定しました。1点目は、地域創生やまちづくりを行う上で重要となってくるであろう地域社会の基礎的な知識について言及している文章であること、2点目は、地域創生学群において学生が活動していく中で、地域社会の現状について理解しておかなければならないことに関連した文章であること、3点目は一般選抜試験であることを考慮して、一般的かつ平易な文章であることです。
2018年度「現代社会における地域生活の充実のために何が重要か」
出題意図:
地域の再生と創造(地域創生)を担う人材に求められることに関連した文章の中から、次の3点を念頭に置きながら選定をしました。1点目は地域創生やまちづくりを考える上で重要な人材のあり方に関連した文章であること、2点目は地域創生学群において学生に育んで欲しいと考えている能力に関連した文章であること、3点目は一般選抜であることを考慮し、一般的かつ平易な文章であることす。
2017年度「相互依存症のタペストリーの状況下でボランティアを行うと自発性パラドックスが起こる理由は何か」
出題意図:
地域の再生と創造(地域創生)を担う人材に求められることに関連した文章の中から、次の3点を念頭に置きながら選定しました。1点目は、地域創生やまちづくりを考える上で重要な人材の在り方に関連した文章であること、2点目は、地域創生学群において学生に育んでほしいと考える能力に関連した文章であること、3点目は一般選抜であることを考慮して、一般的、かつ、平易な文章であることです。
●直近3年間を通して、2点目と3点目の意図は変わらないが、1点目は2019年より「地域創生やまちづくりを行う上で重要となってくるであろう地域社会の基礎的な知識について言及している文章であること」と、若干変更されています。
※出題意図については、北九州市立大学の「出題の意図・採点総評」より抜粋
地域創生学群の小論文対策
地域創生学群の小論文の試験時間は90分となっています。前述したように、総合的な人間力を培い、地域社会のさまざまな分野で指導的役割を担える人材の養成が地域創生学群の目的となので、地域社会に関する様々な課題に取り組んでいくことが重要です。過去問を見ても分かるように、直近3年間は地域社会に関連したテーマが1つ与えられ、6000~7000字程度の本文を読んでから、自分の考えや意見を筋道立てて500~625字で説明するという形式になっています。時間配分としては20~30分程度で本文を一通り読んで、30分程度でキーワードを抜き出し、30分程度で解答するというイメージですね。
小論文試験では、本文の内容をしっかり把握する読解能力や内容に対して論理を立て、記述する能力を持っているかが見られます。加えて当たり前のことですが、正しい日本語を使うことができるか、一定の語彙力を有しているかも評価の対象となります。具体的にまとめると、長文を読ませることにより受験生の読解力、論点をどれだけ的確に提示し、自説を矛盾くいかに論理的に説得力ある形で書けるかどうかが問われているのです。設問構成については、直近3年は要約問題が中心となっているので、本文の中にある筆者の考えをまとめる形式の出題です。したがって、要約の練習をしておくことが地域創生学群の小論文対策になるということですね。
要約練習でおススメの参考書は、現代文で使用する「現代文キーワード読解」「現代文読解力の開発講座」などで一通りキーワードを押さえ、「小論文テーマ別課題文集 21世紀に生きる」「田村のやさしく語る小論文」「まるまる使える入試頻出課題小論文」などで要約の練習をしておくと、十分戦えるレベルになるでしょう。中でも「小論文テーマ別課題集 21世紀に生きる(駿台)」は、環境問題、経済、人権、少子高齢化、科学技術、情報化などのように小論文でよく出題される16テーマを扱っています。各テーマにはa~ⅽの3つの課題文が掲載されていて、課題文の後には「論点整理・キーワード」の項目が設けられているので、各テーマのキーワードも踏まえた上で分かりやすく説明されている参考書になっています。16テーマが各3つあるので、48文もの要約練習ができるということになります。「時間的にも48文は無理」ということであればa、bだけを要約練習してみるのも良いと思います。その場合、1日2文の要約練習をおこなえば、2週間程度で終わります。問題文を読んでいきなり要約はできないという場合には、まずは課題文を読み、その後に別冊の要約例を読み、課題文のどこが抜き出されているかポイントをチェックしていくことから始めてみると良いですね。接続詞や語尾に注目していくと、自然と重要なキーワードを拾い出せるようになっていきます。
要約問題のコツ
①キーワードを拾い出す
要約形式の場合の採点基準として、キーワードが解答に入っているかで採点するケースが多い。したがって、本文の中に隠れているキーワードを見つけ出し、解答に入れるべき言葉を拾い出すことが必要となります。また、キーワードは1つとは限らないので、できる限り多くのキーワードを見つけ出す練習をしておきましょう。
②具体例や例え話などは削る
地域創生学部の解答文字数は500~625字と限られているので、必要な内容を厳選してまとめなければなりません。本文の中に記載されている具体例や例え話は、本当に述べたいことを補足するために述べられていることが多いので、具体例や例え話は省いて回答することが理想的です。
③自分自身の言葉でまとめる
キーワードを抽出しても、小論文として文章をまとめる作業が必要になります。この文章をまとめる作業は、自分自身で行わなければなりません。したがって、キーワードを上手な文章にまとめ上げる力が必要となり、誰もが読みたくなるような文章を目指して解答するようにしましょう。
合わせてどうぞ(クリック)
●【西南学院大学】英語・国語(現代文・古文)の入試対策と傾向!
●【久留米大学】英語の入試対策と傾向!おススメ参考書もご紹介!
●【久留米大学】国語の入試対策と傾向!おススメ参考書もご紹介!
一人でダメなら武田塾大橋校へ
武田塾は参考書を授業変わりとした至ってシンプルな塾・予備校です。しかし、参考書を授業代わりとするにはちゃんとした理由があります!とにかく重要なことは、予備校や塾に入っただけで決して満足しないこと!今の自分にとって、成績を上げられる塾はどこなのかをしっかり検討していく必要があるのではないでしょうか!!武田塾では、無料受験相談を実施しており、受験生の悩みやアドバイスを受験生のみなさんにおこなっています。何回でも受験相談を受けることができるので、ぜひ一度武田塾へお越しください♪♪
武田塾では、無理な勧誘を一切いたしません。それは、武田塾の理念として、「一人で勉強して成績が伸びる生徒は武田塾に入塾する必要はない」という想いがあるからです。これを読んでいただいた皆様には、ぜひ一度、大橋校へ足を運んでいただき、武田塾の勉強法や参考書ルートをお伝えし、受験に活かしていただければと考えております!!
「授業を聞いても成績が伸びない・・」
「模試の結果が良くなかった・・」
「使用する参考書だけでも欲しい!!」
「大橋校ってどんなトコだろう??」
どんな動機でも構いません!まずは、この機会に一度、無料受験相談をご利用ください!!
いかがでしょうか?
皆さん一人ひとりに合った勉強方法を見つけるのは武田塾の仕事。したがって、一人でできる方は入塾不要!一人で勉強するのが難しい方は、二人三脚で乗り越えましょう。武田塾チャンネルを上手く活用して、基礎の完成度をグッと上げましょう。皆さんの合格を心より願っております!武田塾では、手厚いサポートと一人一人に合わせた無理のないカリキュラム管理を徹底して、確実に勉強を進めることができるので、皆さんが抱える受験への不安や悩みを一緒に解決する塾です!
話の続きが気になる人!
これからの計画立てに不安がある人!
とにかく今すぐ勉強を始めたい人!
一人では成績が上げれない人!
受験で後悔したくない人!
受験生のみなさんはぜひ一度、無料受験相談をご利用ください!!
武田塾は全国に270校舎あり、大学受験を控える現役高校生や浪人生を対象に"日本初!授業をしない塾・予備校"として皆さんの成績向上に貢献します!
武田塾では、九州大学や九州工業大学、北九州市立大学などの国公立大学を始め、東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、東京工業大学、東京医科歯科大学、北海道大学、東北大学、お茶の水女子大学などの最難関国公立への逆転合格者を多数輩出しています。私立大学は、地元の西南学院大学、福岡大学を始め、関東圏・関西圏などの都心部においては、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学東京理科大学、中央大学、法政大学、学習院大学立教大学、青山学院大学、関西大学、同志社大学関西学院大学、立命館大学などの超有名私立大学への進学者も多数います。関東や関西地区で人気上昇中の武田塾だからこそ、地元進学者以外にも手厚いサポートや、合格カリキュラムの作成が行えます。他の塾や予備校にはない、武田塾の個別サポートシステムを利用して一緒に合格を目指しませんか?
武田塾チャンネル
(↑画像をクリック)
逆転合格.com
(↑画像をクリック)
******************
武田塾 大橋校
〒815-0033
福岡県福岡市南区大橋1-20-19
朝日ビル大橋 4F
TEL:092-408-5470
FAX:092-408-5471