みなさんこんにちは(*^^)v
荻窪にある個別指導塾 逆転合格専門の
武田塾 荻窪校 です!!
今回は古文でめちゃくちゃ大事な語彙である
「だに」「すら」「さへ」
についてまとめようと思います!(;゚Д゚)
では、古文学習へレッツゴー!!!(^^♪
まずはこれで安心!
「だに」「すら」「さへ」の問題で間違えたことのある方きっと多いと思います!
3つあって現代語と混同が起こりやすい語彙になりますからムリもありません。
超頻出なのでここでいったん押さえてしまいましょう。
それぞれの代表的な現代語訳は
だに:さえ
すら:さえ
さへ:までも
まずこれだけ押さえておけばあらかた対応できることと存じます!!!!!
ここで覚えてしまいましょう!!!
※「さへ」が「さえ」じゃないから間違いやすいのだと思います。
「さへ:までも」さえ覚えてしまえば楽勝でしょう!!!
ちょっと深入り
まあ大体これでなんとかなるかと思われますが
文法的にも説明いたしたく思います!
まず「だに」「すら」「さへ」は
助詞の中でも副助詞と言われる部分に分類されます。
助詞は10に分けられる品詞の一つで、特徴は①活用しない②付属語であることでしたね。
付属語であるというのは必ず上になにかの語をともなってそれに接続して使われるということです。
※助詞に関しては覚えるべき接続はかなり限られたものになります。
今お話ししている「だに」「すら」「さへ」に関しては気にする必要ありません。
※少し話がそれますが接続といったら古文学習で外すことのできない大事な要素でしたね。
接続が大事なら当然活用も大事です。
接続はたいてい活用語の活用形になされるものです。
この活用と接続というのはコインの裏表で古文文法における一大テーマです。
しっかり勉強してくださいね!
助詞は6つに分類されるのが一般的ですね。
ただその中身は明確に定まるようなものではなくかなり悩ましいところですが(;^_^A
一応文法に触れたので以下のことを理解いただけると幸いです。
「だに」「すら」「さへ」は副助詞なので
文中の色々なところに出てくるということです。
文法で語彙だけ学ぶとつい使われ方を意識しませんが
いたるところに出てくるので楽しみにしててください(#^.^#)
文法的なお話だと先ほどの現代語訳を分析したいところでもあります。
「だに」「すら」「さへ」のそれぞれの役割・機能は
だに:類推+最小限の願望
すら:類推
さへ:添加
というように区別されます。
「最小限の願望」は意志・願望・命令・仮定とかの表現と合わせて用いられて
「せめて~だけでも」と訳します。
特徴的な形なのでそこまで意識しなくても覚えられるし本番でもわかるかと思います。
では次にこの混同しがちな「類推」「添加」について触れていきたいと思います!!!
類推と添加
タイトル通り今回の目玉となります。
類推と添加のこの二つはやはり似ているものだというお話です。
つまり、二つとも「内容として似た二要素」を伴って用いる表現だということです。
わかりづらいので図式化します。
類推: A さえ~。まして(いはんや)B はなおさら~。
添加: B が~。A までも~。
AとBとは~の点で互いに一致します。
ただ、AとBとは一般性が異なりますね。
上のように使うならば、Aが意外な内容で、Bが一般的な内容になります。
このように話の順番によって言いたいことを変えるのに
類推と添加の使い分けがあります。
そう考えると最悪意味を忘れてしまったとしても副助詞がどちらについているかで
なんとなく意味をくみ取ることができます。
どういう方向性で話を持ってこうとしているのかに敏感になると読みやすいかもしれませんね(#^.^#)
※ これは本当に私なりの解釈となります。
納得いかなくてもどうかご容赦いただきたく思います。
「だに」の最小限の用法ですが、こちらはAだけが示されていると捉えられます。
「Bは普通・一般には希望できない・ありえない」けれども…
という言外の意味を考えると残されたAに対する希望が際立っていると捉えられそうです。
例:散りぬとも香をだに残せ梅の花→(散ったからやはり花は希望できないが、)意外にも香がどうにか残ってくれれば…
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
お疲れ様でした!!!
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いかがでしたでしょうか??
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