皆さんこんにちは🌸
大船駅徒歩4分の学習塾、武田塾大船校です。
武田塾大船校には、藤沢市・鎌倉市・横浜市周辺の地域から沢山の受験生が通塾しています。
東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・東京都立大学・埼玉大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・電気通信大学・東京海洋大学などの難関国公立大学、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)などの難関私立大学に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。
焦っている君へ
こんにちは。
今回は「焦ってる君へ」というテーマで武田塾教務の髙田先生が動画をあげているので、そちらの紹介です。
夏休み前に、ぜひもう一度読んでいただきたい内容です!
「この子、すごく焦ってるな。焦りすぎて勉強が空回りしてしまっているな」という生徒をたくさん見てきました。
そんな生徒たちに伝えたいことがいくつかありますので、それを順番に話していきたいと思います。
全部で5つのポイントがあります。
1.実現可能な目標を立てよう
焦っている子に共通しているのは、自分自身への期待がものすごく高く、無理な目標を立ててしまうことが多いという点です。
「今日1日でこれだけの量をやるぞ」といった、今まで一度もやったことがないような膨大な計画を立て、その結果達成できなくて「自分ってダメな受験生なんだ」とどんどん自分のことが嫌いになってしまう。
そんな受験生をたくさん見てきました。
受験勉強において自信は非常に大事な要素です。
「自分は今成長しているんだ」「自分はできるんだ」といった手応えを感じることが重要です。
だからこそ、無理な計画を立てて、それが結局終わらなくて自己肯定感が下がるような勉強は避けてください。
もちろん、頑張ることは必要ですが、今焦っているあなたに必要なのは「これだったらできる」という実現可能な目標を毎日立て、それを確実に達成していくことです。
2.毎日成長したポイントを言えるようにしよう
焦っている子の特徴として、勉強の中身よりも量や時間、ペースばかりを気にしてしまうことがあります。
これも武田塾の弊害かもしれません。
「受験までにこれだけの参考書をやり切ろう」といった全体図を見せることで、受験生を悪い意味で焦らせてしまっているかもしれません。
早く基礎を終わらせないと、と危機感を持つ受験生も多いでしょう。
ここで大事なのは、良い危機感と悪い危機感があるということです。
悪い危機感とは、焦るあまりに最も重要視すべき基礎をこなすことを疎かにしてしまうことです。
例えば、今日数学の問題を10問進めた、英語の文法の問題をこれだけ進めた、というのは良いことですが、今日成長したポイントを寝る前に言えるかどうかが重要です。
例えば、数学の基礎問題精講や入門問題精講を使って1Aの二次関数の分野を勉強したとします。
寝る前に「二次関数の最大値最小値を求める問題はこういう考え方で解くんだ」とか「二次関数の解の配置を利用する問題はこう解くんだ」と説明できる状態が理想です。
英語の文法なら「仮定法の過去はこういう表現を使うんだ」とか「時制の問題はここに注目して解くんだ」というように、今日成長したポイントを言えることが大切です。
毎日10時間勉強したとしても、成長したポイントが言えなければ、その10時間はただ問題集をこなしただけで、危険です。
入試まで残された時間は多くありません。
その中で確実に成長していくことが必要です。
3.量やペースに囚われないようにしよう
3つ目のアドバイスは、「量やペースばかり気にしてしまうと後悔するぞ」ということです。
焦っている子に多い質問は、「このペースで間に合いますか?」というものです。
このYouTubeを見ている皆さんも気になるかもしれません。
全受験生が武田塾の参考書ルートをやるだけなら、参考書を自動的にこなすだけで終わらせることや間に合わせることはできるでしょう。
しかし、重要なのは学力がその参考書の内容に追いついているかどうか、つまり参考書をどれだけ吸収できるかどうかです。
焦っている人が「間に合いますか?」と質問してくれますが、結論としては、「身につけられるかどうか次第だ」と思います。
間に合わせるための大きなヒントは、参考書の内容を人に説明できるまでやることです。
それが一番の近道になります。
4.目の前の問題を焼き付けよう
4つ目のアドバイスは、「目の前の問題を焼き付ける」です。
次に出会うのが入試であっても、しっかり覚えているつもりで取り組んでください。
焦っている子は急ぎがちです。
例えば、数学の基礎問題精講という参考書を使っているとき、「早めに終わらせないと」と焦ることが多いです。
雑な問題やできなかった問題に直面したとき、逃げて次の問題に進む子が多いです。
そんなとき、成績はどうなっているでしょうか?できない問題と向き合うことこそ成長のチャンスです。
基礎ができていないのに入試問題に取り組んでも意味がありません。
焦っている子ほど、1周目を早く終わらせたいと考え、2周目にしっかりやろうと先延ばしにしがちです。
しかし、先延ばしにせず、焦っている時こそ丁寧にやることが原則です。
できない問題と向き合い、解説がややこしくてもチャレンジしてください。
塾の先生や学校の先生、友達に質問して理解することが大切です。
理解しただけでなく、自分で再現できるまでやること、そしてその問題の解き方を頭の中で説明できるまでやることが必要です。
たとえその問題が入試で出なくても、自信を持って覚えていると思える状態になることが大事です。
「この問題はもう焼き付けた。
入試まで絶対に忘れない」という意識で次の問題に進んでください。
実際に忘れても良いのですが、その時に「入試まで忘れないくらいインプットしたぞ」という意識が重要です。
その意識で1問1問攻略していくと、必ず成長します。
ややこしそうな問題を後回しにしてしまうと、成績は伸びませんし、復習に多くの時間がかかります。
目の前の問題を焼き付ける覚悟で取り組んでください。
5.演習は削っても良いが基礎は絶対に削らない
最後のアドバイスは、「演習は削っても良いが基礎は絶対に削らない」ということです。
今、焦っている君が取り組んでいるのは基礎だと思います。
例えば、部活動や学校の用事で受験勉強のスタートが遅れてしまい、英語の文法プライス1や数学の基礎問題精講など、基礎の学習をしていることでしょう。
周りの人が入試問題に取り組み始めている中で、自分が遅れていると感じ、焦るのは当然です。
しかし、大事にして欲しいのは、基礎が入試で最も問われる部分であるということです。
英語の長文問題などは、単語、熟語、文法、解釈の集合体です。
英単語が全部わかり、英文法が頭に入っていて、文解釈で一文一文構文を取って訳せるようになっていれば、長文は理論上読めるはずです。
長文を読む練習をするよりも、基礎をしっかり固めることが大切です。
武田塾では、ルーズ1、ルーズ2、長文ポラリス1〜3冊をしっかりやることを推奨しています。
基礎が固まっている子なら、長文は少ない量でも十分読めるようになります。
何が大事かというと、演習は削れても基礎は絶対に削れないということです。
入試で問われるのも基礎事項です。
焦っているからこそ、基礎を誰よりも丁寧にマスターし、完成度にこだわることが大切です。
これは重要なメッセージとして受け取って欲しいです。
特に武田塾に通っている君たちは、毎週単語テストや熟語のテスト、確認テストが各科目ごとにあります。
1週間でやった問題の中からランダムにテストが出ますが、100点を取る覚悟で準備し、実際に100点を取ってください。
確認テストで1週間の内容が80点しか取れなかった場合、その状態でいくらペースを上げたり、量を増やしたりしても、20%の知識は忘れているので、知識が積み上がりません。
1週間、あるいは今日1日の勉強内容を全力で固め、完璧にする癖を今のうちに身につけてください。
最後に
まだ夏は来ていません。
現役生にとって時間が取れる夏休み、勉強の密度を最大限に上げるために、今この時期に正しいやり方を身につけることが重要です。
焦る必要はありません。
危機感を持つことは大事ですが、勉強をこなすことにとらわれず、空回りしないように、地に足のついた勉強を今こそやっていきましょう。
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