【大学受験生向け活用法】Chat GTP-4oで英作文対策！

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効果的な演習で差をつけよう

なにかと話題のChatGPT4o

使いこなせるとかなりの武器です。

 

今回は英語学習者の中でも、

とくに受験生に向けて記事を書きました！

 

このブログを書いている校舎長自身も、

強力な英作文演習のツールとして使っています。

 

効果的な使い方となる一例としてみていただければ、うれしいです！

 

ChatGPTを使う前に

まずは、きちんとした英作文の参考書を一通り終わらせるようにして下さい。

 

「大学入試 英作文 ハイパートレーニング 和文英訳編」

「大学入試 英作文 ハイパートレーニング 自由英作文編」

「英作文トレーニングドリルTransform」など、最低でも一冊は終わらせましょう。

 

学校専用教材ですと「入試必携英作文」などが、同様のレベルの参考書です。

ChatGPTを使った演習は、”英作文の書き方”が一通り入っている人向けのものです。

 

それが終わっていない人は、先に

「英作文の書き方」や

「頻出表現の暗記」を済ませてください。

 

※より詳しい英作文の勉強法は、以下の動画を参照してください！

 

いざ演習！

早速使っていきましょう。

繰り返しになりますが、これはちゃんと基礎事項を終えた人が演習として使うツールです。

 

まずは「知っている表現に言い換えられないか」や「この日本語はどういう意味だろう」を考えられるようにならなければなりません。

そのあとに、表現を広げるために使ってください。

 

使えるプロンプトを紹介！

AIに対する命令文のことを”プロンプト”と呼びます。

 

まずは、今回の演習で使うプロンプトを一通り紹介します。

200字程度の、やや難しめな和文英訳のお題をください。

 

修正例と、模範訳をください。修正箇所は太字にしてください。

 

[]でくくった個所を太字にした文章を生成してください。また、それとは別に[]でくくった個所を箇条書きにしてください。
また、それとも別に、日本語訳の箇条書きを作ってください。日本語訳の箇条書きには英語を含まないでください。

 

お題をもらおう！

ChatGPTはお題まで作ってくれます。

至れり尽くせりです。

 

まずは最初のプロンプト

200字程度の、やや難しめな和文英訳のお題をください。

を使ってお題を要求します。

 

今回は200字程度で要求しましたが、理由はこの程度の分量が私にとって復習しやすいからです。

もちろん、個人のレベルや志望校にあわせて分量は変更させるといいと思います。

 

また「やや難しめ」な英文和訳を要求したのは、入試に問われるトピックが多く含まれやすい難易度だからです。

 

過去問演習を積んで、傾向が見えてきた受験生はその旨をプロンプトに加えると良いでしょう。

 

例：

100字程度の、政治に関するトピックを含む和文英訳のお題をください。

200字程度の、簡単な、日常的トピックの和文英訳のお題をください。

 

ちなみにこんなこともできます。

厄介な問題が出題されました。

 

京大は和文英訳にて「窓の景色が～」「南半球の星座が～」のような自然や風土に関わる問題を度々出題するので、腕に自信がある方はぜひ取り組んでみてください。

 

英作文を書く！

さて、今回取り組む問題は以下です。

 

「我々の社会は、急速に進化する技術によって大きく変わりつつある。この変化は、日常生活のあらゆる側面に影響を及ぼしており、特にコミュニケーションの手段や情報の取得方法に顕著に現れている。例えば、インターネットの普及により、世界中の人々が瞬時に繋がり、情報を共有できるようになった。しかし、この利便性の裏には、個人情報の流出やネットいじめといった新たな問題も存在する。これらの課題に対処するためには、技術の進歩と同時に倫理的な考慮も必要である。」

 

「日常生活のあらゆる側面に影響を及ぼす」や

「インターネットの普及」のような、覚えておきたい表現がたくさん含まれています。

 

さっそくモリモリ書き、添削をしてもらいます。

 

ここで使うプロンプトが

修正例と、模範訳をください。修正箇所は太字にしてください。

です。

 

書いたものにプロンプト付け足して送ります。

 

スペルが怪しかったburyはものの見事に間違っていました。
advancementもなぜかadvertisementと全然違うことを書いていて注意されています。
For exampleから別の文であるにもかかわらず、入力ミスをしています。

数も一か所間違えているので、送信前にちゃんと確認したほうがいいと深く反省しています。

 

しかし、ChatGPTに教えてもらいたいのはそんなことではありません。

教えてもらいたいのは、使える表現、より適切な表現です。

 

これまでのChatGPTは日本語から英語に書きやすいものに書き換えることに対して、時にすごく抵抗的でしたが、GPT4oは非常に柔軟に受け止めたうえでミスを指摘してくれます。

ここが以前のバージョンと大きく違い、受験英語にも使いやすいところだと思います。

 

まずChatGPTが返してくれたものから、自分が覚えるべきものをピックアップしましょう。

 

出来上がったものをwordファイルにコピーし、覚えたい表現を”[]”でくくります。

 

 

また、自分の書いた英作文をベースに添削したものに加えて、AI側が模範とするものがすでに出力させています。

そちらについてもwordファイルにコピペをして、覚えたい表現を"[]"でくくります。

 

出力されたものを覚えやすい形にまとめる

さて、カッコを付けた文章をもう一回ChatGPTに送り返します。

その際に使うプロンプトは

[]でくくった個所を太字にした文章を生成してください。
また、それとは別に[]でくくった個所を箇条書きにしてください。
また、それとも別に、日本語訳の箇条書きを作ってください。日本語訳の箇条書きには英語を含まないでください。

です。

 

先ほど"[]"でくくった個所が太字になったものに加え、

このような形で覚えたい箇所の日本語一覧が出てきます。

 

これを、先ほどの添削済み英文・模範英文の下につけて完成です。

 

私は好みで下線もつけて目立たせています。

覚えておきたい表現が「日本語→英語」のかたちですぐに出てくるようにテストしましょう。

 

本文の方に③share information instantlyのような形で番号を振るのもいいと思います。

 

注意とまとめ

ChatGPTの解答はあくまでも参考程度にしてください！

100％完璧に正しいものではないからです。

 

コーパスや辞書をひいたり、googleの完全一致検索を使って内容の確認をしてください。

 

時には、信頼できる指導者や、ネイティブに添削を依頼するようにしましょう！