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【勉強は能動的にやれ!】意識の違いが結果につながる理由!

こんにちは、武田塾大船校です。

今回は、「やらなきゃだめですか」という思考の人が受験において陥りやすい問題点について説明します。

 

能動的な人との違い

 

 主体的・能動的な人との間には大きな差があり、

その差は学習の完成度や好奇心、そして知識への貪欲さによって生じます。

 

 能動的な人は、「ここまででいいかな」という思考が少なく、常に学習の完成度を高めようと努力します。

 一方、「これはやらなくていいかな、一旦スルーしよう」という発想も重要ですが、

受験の成功には全体的な学習が必要です。

 

 自分から積極的に学習する人は、「これもやっていいですか、これもやっていいですか」

という姿勢を持ちますが、適度に落ち着くことが成績向上につながります。

やりすぎは良くないということも忘れてはなりません。

 

 例えば、A単語帳を使って1日に100個の単語を覚えるという学習方法があります。

 これは最低限の学習としては適切ですが、それをクリアした後もさらに学習を深めることが重要です。

 場合によっては、発音の確認や関連語の学習など、さらに深い学習が必要になることもあります。

 このような思考回路の違いが、学習の積み重ねと結果に大きな影響を与えます。

 

 派生語を覚えることも重要です。

 まずは見出しと1訳を覚えることから始め、その後で派生語を覚えるという順序で学習を進めることが推奨されます。

 

 復習については、間違えた問題を何度も解き直し、解けない問題がゼロになるまで繰り返すことが重要です。

 これは「やらなきゃダメな行動」の一つであり、受験生にとっては面倒な作業かもしれませんが、

これにより確実に理解を深めることができます。

 

 このような努力が、最終的には受験の成功につながるのです。

 「一回解いたから一緒」という考え方を持つ人は、学習の進歩が見られないことが多いです。

 一通り問題を解いたからといって、それが目標達成とは限りません。

 目標設定の段階で、「最低点で受かる」ことを目指すのは、一見合理的に見えますが、実際には問題があります。

 特に、受験直前期になると、「合格最低点を取れば受かるからいい」という考え方が見られます。

 しかし、1年や2年という長期間の学習を考えた場合、より高いレベルを目指すことが重要です。

 最初からギリギリのラインをキープしながら合格を目指すのではなく、余裕を持った合格ラインを目指すべきです。

 例えば、半年で受かった人もいますが、1年ある自分はもう少しゆっくりと学習を進めてもいいと思います。

 最初から全力を尽くすことが大切です。

 「何ヶ月あったら受かるか」ではなく、「もう少し長くやった方が受かりやすい」ことを理解することが重要です。

 

 直前期に駆け込んでくるパターンでよく見られるのは、ギリギリの目標を設定してそれに向かって進んでいたが、

実際の大学のレベルはもっと高かったというケースです。

 結局、目標を達成できずに諦めてしまう人や、浪人してから相談に来る人が多いです。

 「ここまででいいでしょ」と思う人の考え方は、大抵良くないです。

 「何章まででいいですか」のような考え方ではなく、「3章までやってた方が戦いやすい」という考え方が必要です。

 

 最低限の学習をするだけでは、成績は伸びません。

 

 学習は継続的で、深い理解を求めるものであるべきです。

 「ルートを見て、ここに乗っている参考書を終わらせれば受かる」という考え方は、

一見合理的に見えますが、実際には成功への道筋とは言えません。

 

 多くの受験生が同じルートを見て、同じ参考書を使っています。

 そのため、参考書の売行きが良いのは、多くの受験生が同じ情報を持っている証拠です。

 

 しかし、受験に成功する受験生はその中の一握りだけです。

 その理由は、「何をやるか」ではなく、「それをどうやるか」が問題だからです。

 

 つまり、学習の目的は単に完了することではなく、どのように学習するか、どのように問題を解くかが重要なのです。

 例えば、「英語のルールズを12分で解いたからいいでしょ」という考え方は、問題を解くだけでは成績は伸びません。

 問題を解くだけではなく、どのように解くか、どのように学習するかが重要なのです。

 それを理解し、適切な学習方法を見つけることが、成績を伸ばすための方法です。

 

 「武田塾」のような塾では、「一冊を完璧にする」という考え方がありますが、それが本当に適切なのかは疑問です。

 学習方法は様々で、4日2日ペースで勉強したり、自学自習をしたりと、色々な方法があります。

 しかし、「一冊を完璧にする」という考え方は、実際には難しいです。

 参考書を完璧にするというのは、なかなか難しいです。

 完璧主義になってしまうと、逆に勉強効率が悪くなる可能性もあります。

 完璧になることは、まずないと思います。

 

 もっと復習をしたり、もっと読み込んだり、もっと書き込んだりという風に、

使い倒していくと、永遠に「ここでいいでしょ」という状態にはならないはずです。

 

 これが、本当に成績を伸ばすための方法です。

 この考え方を理解し、適切な学習方法を見つけることが大切です。

 

 早慶にターゲット1900冊で合格したというパターンが存在します。

 「『ターゲット』一冊で早慶に受かった」という言葉には、実際には深い意味があります。

 

 その学生が大学に進学した後、「何をやりましたか?」と聞かれたら、「私はターゲット1900冊です」と答えるでしょう。

それだけで受かるのであれば、難しいことはやめて、ターゲット1900で終わらせようと思う学生もいるでしょう。

 

 しかし、その学生がどのようにターゲット1900を使っていたかというと、

見出し5に対して1秒もかからないほど早く、1ページも非常に早く読むことができるまでやりこんでいます。

 そして、派生語もしっかりと覚えています。

 

何が起こっているかという話をしましょう。

 まず、派生語として乗っていない派生語を過去問などで調べた時に、

「これは派生語ではないか?」と気づいたら、自分で書き出してしまいます。

 単語だけで終わらないのです。

 

 自分がお勧めしている方法を完璧にやってくれたんです。

 

 索引勉強法は、後ろからアルファベットAが順番に並んでいて、すごくランダムな順番です。

 見ている中で、似てるようなものがざっと並んできて、

すごい勢いで役をブツブツ言いながら言えるようになっています。

 しかも、実は過去問を見ていて、ターゲットに全然乗っていない単語だったら、

載っていないリストをしっかりまとめて、それも覚えていました。

 

 それで、ターゲット1900冊を完璧にして受かりましたと言っているわけです。

 この現実をしっかり知っているかどうかで、やはり結果が変わってきます。

 

最後に…

 

 私たちが言ってやってくれるのはもちろんいいのですが、

自分でもっと効率よくできないかという貪欲さやエネルギー量がある人は、本当に受かるのです。

 

 それが言われてやっている冒頭にも話しましたが、受け身の人よりも、

主体的に自分でもっと感想を上げようと思っている人には、まず勝てないです。

 

「ここまでやったらいいよね、ここはやらなくていいよね」というような

「やらなきゃダメですか」みたいな「ここまでやったらいいですよね」みたいな、

ちょっとやる気をセーブするような思考は落ちないように気をつけてください。

 

 まだまだ完成度を上げる、もっと必殺を完璧にするという思考でやっていただきたいと思います。

 今回は以上です。

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