こんにちは、武田塾大船校です。
今回は「慶應義塾大学 SFC(環境情報学部、総合政策学部)」
について紹介します!
今回記事を書く私は、「環境情報学部」の学生ではありますが、
「総合政策学部」との違いは ほとんどないのが実際のところなので、
「SFC」と一括りにして紹介します。
SFC とは、
S 湘南、F 藤沢、C キャンパスの略で、
湘南台駅からバスで15分ほどの場所にあります。
「環境情報学部」「総合政策学部」の2つの学部から構成されており、
「環境情報学部」は文系寄りの理系学部、
「総合政策学部」は理系寄りの文系学部
といった学部学科構成になっています。
自由なカリキュラム
SFC の最大の特徴は、
幅広い分野について自由に学ぶことができることです。
多くの大学では1,2年次に、必修科目が多いカリキュラムが組まれていますが、
SFCでは早い段階から必修科目がなくなり、
自由に科目を選択することができます。
1年の春学期(前半学期)に6つほど必修授業がありますが、
1年秋学期(後半学期)からは自由に履修を組むことができます。
毎年進級するために必要な単位数や、
〇〇分野の授業を〇単位以上
取らなければいけないなどの決まりはありますが、
それでも比較的自由に履修を組むことができます。
研究室に入る時期もいろいろ
SFC のカリキュラムの中心となるのは「研究会」です。
「研究室は3,4年次(高学年)に決まる」
というイメージを持っている人も多いかもしれません。
SFC では低学年からでも研究会に所属することができます。
学びたいことが決まっている学生にとって、
低学年から専門性の高い学習ができることは
SFC の1つの魅力となると思います。
学生として、思うこと
私が実際SFCに通ってみて感じたことを
いくつか紹介します。
SFC が気になっているけど、
どんな大学生活になるのかイメージできない
という受験生の皆さんの参考になることもあるかと思います。
色々なことが学べる
先ほどもSFCは学問領域にとらわれない、
とお話ししましたが、
本当に幅広い分野を学ぶことができます。
実際、私がこれまで履修してきた授業の分野を挙げると、
コンピュータ系、心理学系、語学系(11言語学ぶことができます)、
脳科学系、データサイエンス(数学)、
法律系、情報系(主にプログラミング)、社会学系など、
こんなにも多くの分野の学習をしています。
学びたいことが決まっている受験生は
入学直後から研究会で専門的な内容を学べますし、
まだやりたいことが決まっていない人も、
さまざまな分野の授業を履修する中で、
興味のある分野を探すことができます。
様ざまな言語が聞こえてくる
SFC に通っていると、
あちこちから様々な言語が聞こえてきます。
その主な理由は「GIGAプログラム」です。
「GIGAプログラム」は、英語で学位が取得できるプログラムです。
SFC のシラバスを見ていると、
「授業名(GIGA)」というものがあります。
GIGA の授業ではすべて英語で授業が進行されるため、
高い日本語力がなくても受けることが可能で、
海外から留学生が集まります。
そのため、キャンパス内で様々な言語が聞こえてくるのです!
GIGA生と呼ばれる学生は、
基本この GIGA の授業を履修していくわけですが、
GIGA生でなくてもGIGAの授業を取ることができ、
授業を受けながら英語を鍛えることができます。
実際、私もGIGAでコンピュータについての授業を
取ったことがあります。
英語で授業が進むため授業中90分間気が抜けず、
とても大変でした。
しかし、苦労した分 得たものもありました。
語学としての英語の授業の時間以外で、
英語に触れる機会を作れたことが大きかったです。
授業の中だけでなくGIGA生の友達ができたことで、
授業外にも英語を話す機会を作ることができました。
英語に触れる機会を多くすることを、
自分の行動次第でできるのもSFCの魅力の1つです。
全休日が作りやすい
全休とは、1つも授業がない日のことです。
自由に履修が組めるため、全休も作りやすくなっています。
全休が作れる分、授業の準備に充てる時間を増やせたり、
アルバイト、インターンや就活等
大学以外での活動に時間を当てられたり、
人それぞれ活用ができます。
もちろん取りたい授業を取ることが大前提ですが、
少し意識して履修を組めば土日月休みなど、
毎週三連休を作ることもできます!
気になるとこと
遠い!
湘南台駅からバスで15分の場所にあるSFCですが、
通ってみると意外と遠い!!
毎朝バスは混雑していますし、
1,2限前だと駅でバス列ができることもあります。
徒歩だと40分ほどかかってしまうので、
歩くには遠く、仕方なくバスを使う人がほとんどです。
ダイチャリを使う場合もあります。
田舎?
キャンパス内に学食やローソンはありますが、
キャンパスの周りには ほとんどなにもなく、
娯楽は、湘南台駅に戻り、
飲食店やカラオケなど、です。
以上が慶應義塾大学SFC(環境情報学部)に
通ってみて感じたことになります。
受験生の皆さん、
大学生活をいくらかイメージすることができたでしょうか。
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受験生の皆さん、
冬は日程的にも気持ち的にも受験が迫ってくる時期です。
来年の受験の成功のため、
それらを克服し、どうぞ がんばって下さい。
いろいろと さらに知りたい人は、
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お待ちしています。