こんにちは、武田塾大船校です。
秋ですね。
高校生の皆さんは、中間試験が終わり、
結果も返却された頃でしょうか。
皆さんの中に、
「英語や国語、数学は勉強しているけど世界史はまだ……」
という人や、
「暗記科目は苦手!」
という人も、いるかもしれませんね。
今回は主に共通テストに向けた、
おすすめの世界史勉強法をご紹介します!
インプット・アウトプットのバランスが重要!
まずは、勉強するうえで注意するべき点を確認しましょう。
みなさん暗記科目をどうやって勉強していますか?
「ひたすら赤シートを使いながら覚えてる!」
「問題をひたすら解く!」
という方は要注意!!
暗記するときは、頭に知識を入れるインプットと、
その知識を使うアウトプットの両方の活動が必要です。
そのため、暗記科目だからと世界史の年表を一日中眺めていたり、
全く知識の無い状態で過去問を50年分解いても、
時間に対して得られる効果は少ないでしょう。
インプットとアウトプットをバランス良く
日々の勉強に取り入れましょう。
具体的には『インプット:アウトプット=3:7』
が良いと言われています。
これを活用して、
「今日は30分参考書で覚えてから1時間問題演習しよう!」
「今週は2日暗記する日にして残りの日は問題を解こう!」
と勉強スケジュールを組んでみましょう。
勉強ってつまらない!と思う前に
「覚えることも多いし、知らない国ばかりだし、世界史つまらない!」
このように思っている人も多いのではないでしょうか。
そんな方はこのような工夫をしてみましょう。
・世界史や偉人がテーマの漫画やアニメ、ゲームに触れてみる
・実際の出来事を基にした映画やドラマを見てみる
世界史や偉人がテーマの作品はとても多くあります。
そういった作品に触れることで、
勉強に対するモチベーションを保つことができますし、
世界史の勉強をスムーズに進めることができるかもしれません。
実際の出来事を基にした映画を見ることで、
その時代の解像度が上がり、
世界史に対するイメージがつきやすくなります!
勉強の息抜きに取り入れてみましょう。
また一見入試で使わないような豆知識を知ることも
世界史を楽しむことにつながります。
どうしても受験勉強に追われると、
「必要最低限な知識だけを覚えるぞ!」
という考えに陥りがちです。
もちろん、入試直前だったり逆転合格を狙っている方は
この考え方でも大丈夫ですが、
世界史の点数が伸び悩んでいる、モチベーションが保てない、
という方はちょっと遠回りして豆知識を調べることもお薦めです。
一見遠回りに見えるこの方法ですが、
豆知識を知ることですでに知っている知識がより強い記憶になったり、
世界史が楽しくなったり、今よりも深い理解ができるようになります。
たまによくわからない単語を、
インターネットなどを使って調べてみましょう。
資料集+赤シート勉強法
世界史の勉強において最強の参考書は何だと思いますか?
それは資料集です。
資料集は世界史の基本的な情報のみならず、
年表や画像・写真、国同士の関係をわかりやすく表した図や地図も載っています。
また同じレイアウトのページが続く他の参考書とは異なり、
資料集は基本的に毎ページレイアウトが違うため
「あ!この単語、資料集のあのページに載ってた!」
と試験本番にページを思い出しやすくなります。
学校で購入したものの使ってなかったという方は
ぜひ活用してみてください。
ここからは資料集を活用した勉強方法を紹介します!
①資料集を印刷し直す
まずは資料集を印刷し直しましょう。
資料集をそのまま使うと、
・カラー印刷用の紙を使っているため書き込みがしづらい
・サイズが大きいためかさばる
というデメリットがあります。
白黒印刷をすると、試験の問題用紙に
近い白黒の写真に見慣れることができますし
時代ごと・地域ごと・分野ごとに
まとめて持ち歩くことができます!
②重要な単語にマーカーを引き、赤シートで隠せるようにする
世界史の勉強で陥りやすいのが、
「まとめノートの作成に時間を使いすぎてしまう」
という現象です。
印刷した後、資料集の重要単語を赤シートで隠せるようにするだけで、
まとめノート作成の時間をカットでき大幅な時間確保ができます!
③何回も何回も赤シートを使って覚える
ここまで準備できたらあとはインプットするだけです。
暗記を毛嫌いする方もいらっしゃいますがタイマーを使って
「〇〇分でこのページを暗記しよう!」
と目標を立てるとメリハリを持って取り組むことができますよ。
また勉強するときは、
長い時間をかけて1ページを完璧にする
よりも、
短いペースで4~5ページを覚えるのを繰り返す
という広く浅くの勉強を繰り返すことが大切です。
"逆"一問一答勉強法
一問一答、みなさんも1冊は持っているのではないでしょうか。
基本的に一問一答は、
問題文→単語
という順番で学習していきますが、
今回は"逆"一問一答という
単語→問題文
という順番で行う勉強法を紹介します。
①一問一答の「問題文」を隠し、単語の意味を説明していく
このときのポイントは制度・出来事など、
わかったつもりになりがちな単語を中心に確認することです。
いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どうした、
の5W1Hを説明できるのが理想です。
②一問一答の索引の単語の意味も説明していく
これはレベルアップverです。
索引は五十音順に単語が並んでいるので、
前後の単語をヒントにすることができないのでより難しくなります。
①が完璧にできて物足りなくなったら挑戦してみましょう。
単語を見て、その説明を自分なりの言葉で考えることで、
"わかったつもり"を防ぎ、
本当にその言葉の意味を理解できるだけでなく
私大入試・国立二次試験での記述問題にも対応できるようになります。
ぜひこの勉強法を取り入れてみて下さい!
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以上がおすすめの世界史勉強法になります。
点数の上がりづらい英語・国語に比べて、
世界史は勉強した分だけ点数が上がります。
また世界史は点数も安定しやすいので、
この勉強法を実践して世界史の点数を上げ、
安心して受験にのぞめるようにしましょう!
「国公立志望でたくさんの科目を対策できるか不安!」
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