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定期テストは必要ない!?受験勉強と定期テスト対策の両立方法

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受験生の定期テスト対策勉強法!

今回のテーマは、受験生の5月の定期テスト対策にむけた勉強法についてです。

 受験生にとって、受験生活が始まってからの最初の中間テストは、大体の高校で5月に行われます。

 学校の勉強と受験の勉強の両立に悩むことが多いですね。

 そこで、中間テストをどう乗り越えていけばいいのか、それについて話していきたいと思います。

 

五月の定期テストは最低限で済ませよう!

 受験生は、学校の定期テスト対策と受験勉強の両立することに悩むことが多いです。

 これは、実際に私自身が受ける相談のランキングトップ3に入ってくる問題です。

 この時期は、受験勉強を頑張りたい一方で、定期テストでは受験と直接関係ないことも多く問われます。

 しかし、これを頑張らないと赤点で注意されるんですよね。

 そこで、「どうしたらいいんですか?」という相談を受けます。

 では、分かりやすく極論で答えてみます。

 極論で言うと、定期テストはやらなくてもいいです。

 ただし卒業だけはしてください。卒業できればそれ以降は関係ないです。

なので、一般受験で成績が関係ない人は、最低限の定期テスト対策で乗り切りましょう。

ギリギリの卒業ラインである点数、例えば30点や35点を狙っていくような定期テストの対策をしてもらえたらいいと思います。

一方で、推薦入試を考えている人や成績が大事な人は、ちゃんと一生懸命やってくださいね。

別にテストを取らなくてもいい人に関しては、極力テスト勉強は最低限でいいというのを伝えておきたいと思います。

受験生が優先すべきものとは?

 私が極論を言っているように見えますが、実はこれは見てくれている受験生のことを思っての発言です。

 我々は今までたくさんの受験生を見てきました。

特に真面目な子ほど、「学校で言われているからやらなければならない」と思い込み、定期テストに一生懸命頑張ります。

その結果、受験勉強がおろそかになってしまい、自分の行きたい大学に行けなかったというケースがたくさんありました。

この記事を読んでいる皆さんにはそうなって欲しくないと思います。

だからこそ、今の目先のコミュニティでなく、今後の人生に関わってくるような大学受験を優先しようという思いがあります。

 私は高校のやり方や高校の受験指導にはあまり好意的ではありません。

 今の定期テストを頑張って、最短コースで役立つと思いますか?

 これは何か腹いせで言っているわけではなく、受験生を合格させることだけを考えていてのことです。

 定期テストは、その妨げになっているケースが非常に多いと思います。

例えば、数学でどんな問題集をやるのかと言ったら、ボステップやサクシードなどの問題集が多いわけですよね。

 でも、それをやるのであれば、基礎問題精講の方が絶対に伸びるでしょう。

 現代文も、教科書の文豪が書いた物語などを先生が授業中に言っていたものをノートにメモしながら復習するよりも、受験に繋がる勉強をする方がいいですよね。

 だから、中間テストはあくまで学校の授業を聞いていたかどうかのテストであって、受験対策に直結するかというと「全く役立たない」ということはありませんが、効率が悪いことが多いです。

 現状を分析して、今自分にとって最適にやるべきものがあったとして、それがまさにその定期テストで今回問われることそのものだということは、ほぼあり得ないですよね。

 確かに繋がるかもしれないけど、最高の効率ではないよね、ということです。

 効率が下がった勉強になってしまうケースの方が、やはり大半なわけです。

英語の勉強を例にして考えてみよう

 このことを英語でさらに掘り下げて考えれば、より分かりやすいと思います。

 英語の目標は、第一志望の大学の過去問で合格点を取ることですよね。

 その過去問を見てみた時に、長文が大半の大学が多いわけです。

 志望の大学の英語の長文を読めればいいということになります。

 その長文を逆算すると、一文を正確に読む英文解釈になります。

 さらに英文解釈を逆算すると、単語や熟語や文法の基礎知識になります。

 このピラミッドを固めていく勉強が、多くの人には今必要だと思います。

 でも、教科書の内容と比べてみると、長文が多いですよね。

 本当は今、文法を固める時や英文解釈を固める時に、自分にぴったりの勉強をするべきです。

 学校のテストではそれができないわけです。

 どれくらいもったいないのか、その時間を計算してみました

 受験勉強を一時停止すると、1回のテストにつき約2週間が必要になります。

 年間テストは全部で5回あるので、それぞれのテストに2週間を割くと、合計で10週間、つまり約2ヶ月半の時間が必要になります。

 これは大きな時間です。

 2ヶ月半の勉強時間を失うと、受験の結果が大きく左右され、ランクが2つも下がる可能性があります。

 1月には共通テストがあるので、2ヶ月半前に定期テストのために勉強を始めると、共通テストの準備が10月に前倒しになってしまいます。

 これは時間が足りないと感じるでしょう。

 定期テストを頑張ることは一見美しいことのように思えますが、本当にそれが最善の選択なのでしょうか?

 みなさんは自分の人生をより良くしたい、理想の大学生活を送りたい、充実したキャンパスライフを過ごしたい、明確な将来の夢がある、自分がなりたい自分になりたいという目標を持って受験勉強を始めたはずです。

 そのためにYouTubeを見ているのです。

 しかし、非効率的な勉強に時間を奪われ、10週間も勉強を停止してしまうと、大丈夫なのでしょうか

 中間テストは、受験生から見れば、そこそこでいいというものです。

 最優先すべきは「受験生として自分が今しなければならない、自分の勉強」です。

 何かを得るためには何かを捨てる必要があります。

 個人的にも、自分が成し遂げたいことや欲しいものがあるなら、それを得るためにはどんなに困難な道でも自分は進みたいと思います。

 自分の目指す学校に行けるなら、本来ならば一生懸命頑張りたいと思っているはずです。

 しかし、周りの環境などにより、その視点を失ってしまう子が多いと思います。

 特に地方の学校では、学校の勉強を重視する傾向があります。

 しかし、東京の学生を見ていると、手を抜くべきところは抜いています。

 学校の勉強も、部活も、受験勉強も、全部を取ろうとすると、本当に手に入れたいものが手に入らないということを伝えたいです。

 この視点から、受験生にとって最善の選択は何かを考えてみてください。

 それが、自分の未来をより良くするための一歩となるでしょう。

 何かを得るためには、何かを失う必要がある

 得ようとするものが大きければ大きいほど、何かを失う必要もあるのです。

 例えば、難関大学に合格したいという志望があるなら、遊びの時間などを削る必要があるでしょう。

 その時に、自分が何まで削れるのかを一度フラットに考えてみるといいかもしれません。

 みんな、全部を手に入れようとしてしまいます。しかし、ある程度の犠牲は必要です。

 でも、卒業はして欲しいから、最低限そこそこやってくれたらいいです。

 だから、無理して点を取ろうとしなくてもいいよ、ということをうまく理解してほしいと思います。

定期テストで役立つもの

 ここまで受験に役立たないと力説してきましたが、その一方で定期テストで役立つものもあります。

 例えば、社会科目の日本史探求や世界史探求などがあります。 これらはまだ授業の前半が終わっていないと思います。

 新しい範囲については、定期テストの機会に集中して覚えることは受験に直接役立つでしょう。

 役立つ勉強はもちろん、どんどん進めていただきたいと思います。

 文系の生徒であれば、社会科目が該当します。

 理系の生徒であれば、物理や化学などが該当します。

 新しい分野がどんどん出てくると思うので、定期テストの都度、その範囲をしっかりと完璧に仕上げていただきたいと思います。

 また、理系の数学IIIについても、出題範囲が広いと思います。

 その範囲については、定期テストごとにしっかりと対策をして、8割以上取れるようにしていただきたいと思います。

最後に

 ただし、最優先すべきは受験勉強です。

 定期テストとのバランスは非常に重要だと思いますので、頑張って乗り越えていただきたいと思います。

 極論を述べましたが、それを自分ごとに捉えて、一度考えるきっかけを作っていただきたいと思います。

 

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